Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

スタジオジブリのアニメ映画「思い出のマーニー」で心癒されました。

2014年07月20日 | 映画・コンサート

 7月20日(日)

 スタジオジブリの新作アニメ「思い出のマーニー」が封切りされたので、妻と近くの映画館へ出掛けた。宮崎駿監督が引退して淋しくなったが、スタジオジブリの作品は大好きなので今まで殆どの映画を見ている。

 「思い出のマーニー」は英国の児童文学が原作という事で、映画では北海道釧路辺りに場所を置き換えている。この新作、技術が進歩したのだろうか実に丁寧かつリアルにアニメが描かれており感心する。

 主人公は病弱で心を閉ざし女の子「杏奈」、彼女が療養先の釧路近辺で過ごした一夏の物語だ。地元の子供達とも打解けられず1人ぽっちの彼女は、ある時荒廃した別荘で金髪の少女マーニーと遭遇する。そして二人は急速に親しい仲になっていく。

 空想と現実が交錯するストーリーに、最初のうちは話の筋が見えてこない。しかし話が進むにつれ荒筋がだんだん判明する。その後の複雑な展開を私の筆力では説明困難なので省略するけれど、地味ながら切なく儚く心の中がキュンとする物語です。

 杏奈とマーニーの意外な関係が判明する終盤のシーンには、何故か眼球から水滴が滲み出る。そういえばこの映画には悪役が出てこない。手に汗握る大スペクタクルも悪くはないが、こんな仄々としたファンタジー映画も心癒されますネ。今心が荒んでるなと思う方、この映画で心癒されてはいかがですか。・・・・イヤア~映画って本当にイイですね。サイナラ、サイナラ、サイナラ(淀川長治さん調で)

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