Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

愛知県、鳳来寺山ハイキング

2020年12月11日 | 山歩き

12月2日(水)      天気=晴れ

09:57門谷駐車場→ 10:10参道入口→ 10:18鳳来寺仁王門→ 10:22傘杉→ 10:45~59鳳来寺本堂→ 11:31奥の院→ 11:38鳳来寺山→ 11:41~12:06瑠璃山→ 12:08~14鳳来寺山→ 12:22奥の院→ 12:45鳳来寺本堂→ 13:08参道入口→ 13:16門谷駐車場

 

 愛知県で手軽に登れる山は無いかとネットで探したら、鳳来寺山という山が目に止まった。山の中腹には鳳来寺という古刹があって、そこまで石階段の参道を登って行くところが、今年10月に訪れた山形県の出羽山にチョット似ている。名所旧跡と山歩きの両方が楽しめそうなので、登ってみる事にした。

 朝方休暇村茶臼山高原を出発してカーナビに導かれるまま車を運転し、9時過ぎに門谷集落の駐車場に着いた。広い駐車場には数台の車が停まっているだけで、昨日訪れた香嵐渓に比べればあまりポピュラーでは無いようだ。

門谷駐車場

 駐車場を出発し参道へ至る門谷集落の道を歩いていると、左手に鳳来寺山自然科学博物館があった。此処にも駐車場があるけれど、「登山者はご遠慮ください」と書かれていた。

門谷集落の道を進む。

 

鳳来寺山自然科学博物館

 やがて鳳来寺の参道入口に着いた。入口横には合掌造りの立派な家があり、雲竜荘という名の宿坊のようだった。入口から本堂までは1425段ある石の階段の参道が続いている。

参道入口

合掌造りの宿坊

 参道をしばらく登ると赤い建物が見えて来た。350年前に徳川家光により建てられたという鳳来寺仁王門で、国の重要文化財だそうです。そこから数分登ると傘杉という名の巨木に着いた。樹齢800年で樹高60mは日本一の高さと言われているようです。

石の階段を登って行く

鳳来寺仁王門

樹齢800年樹高60mの傘杉

 石階段を登って行くと次々に寺院の跡地が現れて、古の頃の賑わいが偲ばれる。その中で松高院というお寺だけが現存して、ヒッソリと建っている。石階段は増々急になって、最後に突き当りを右へ曲がって登った所が鳳来寺の本堂だった。

少しづつ急になる石階段の参道

風情のある不動院跡地

現存する松高院

本堂直下の石階段

 本堂の間近まで車道が通じているので、車で訪れる人が圧倒的に多く本堂の境内は参拝者で賑わっていた。参拝だけならここで終わりだが、我々は鳳来寺山の山頂まで行かねばならず、ここから山登りが始まる。

鳳来寺本堂

 本堂の上にある小さなお堂から、急登の道がしばらく続く。登り切った所では南面に展望があり、そこから山腹を巻くトラバース道になる。岩壁がオーバーハングした所には勝岳不動があり、そこから数分で奥の院に着いた。

本堂の上にあるお堂

登山道入口

急な道をジグザグに登る

登り着いた展望地点

トラバース道を進む

岩壁がオーバーハングした道

勝岳不動

 奥の院のお堂は倒木で壊され今にも倒壊しそうだ。奥の院から尾根道を少し行くと朽ち果てようしている休憩舎が建っていて、そこからしばらく進んで鳳来寺山(684m)に着いた。

倒木で損壊した奥の院

朽ち果てた休憩舎

鳳来寺山山頂

 樹林で囲まれて山頂からは展望が無く、更に数分奥へ進むと瑠璃山(695m)の山頂で、岩尾根のピークから眺めが良いのでここでランチタイムとする。25分ほどで食事を終え山頂を後にする。今日は天気が良いせいか下山の道も次々と登って来る人達とすれ違う。

瑠璃山山頂から北側の眺め

山頂から東側の眺め

 本堂へ戻って改めてお参りし、再び石の階段を下って午後1時過ぎに門谷駐車場に戻って来た。信仰の歴史と文化が色濃く残る鳳来寺山のコースは、見所が多くとても味わい深い山歩きができました。

傘杉の所を降る

参道入口に戻って来た。

駐車場に戻って来た。

 

 

コメント
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