「あなたは心のうちに『自分の力と自分の手の働きで、わたしはこの富を得た』と言ってはならない。」申命記8:17
「苦しいときの神頼み」と言われるように、乏しいとき、弱いとき、人は謙遜になり神様を求めます。
しかし、物事が順調になり心配事が消え、願いがかなってくると、心に高ぶり神様を離れ、世の誉
「ひとりびとり、自分の行いを検討してみるがよい。
そうすれば、自分だけには誇ることができても、ほかの人には誇れなくなるであろう。」ガラテヤ6:4
とかく人は自分のしていることを自慢し誇ります。人が同じ事をすればけなします。実に、
「あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、
何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。」ローマ12:2
「この世と妥協」しないことはこの世と対立しこの世を攻撃することではありません。自分の
「天にいますわたしの父のみこころを行う者はだれでも、わたしの兄弟、また姉妹、また母なのである。」マタイ12:50
イエス様は大工ヨセフの子として生まれました。勿論、母はマリヤです。しかし、それは
「御霊によって歩きなさい」
ガラテヤ人への手紙5.16
この聖言葉が語っている御霊によってあるくとは、御霊によって生活することです。
具体的には御霊が導かれるままに物事を決めて生活することです。
これまで慣れ親しんだ生き方は、この世の規範や尺度に照らして妥当かどうか、あるいは自分の欲したものかどうかで物事を決めていましたが、そこから離れて御霊の導きを選択の根拠とすることに他なりません。
しかし、実際に実行するとなるとそれは非常に頼りない生き方のように感じられます。
自分がそれまで慣れ親しんだ生き方ではないからです。
良い結果が出なかったらという恐れがいつも付きまといます。
その恐れはイエス様の愛をもって打破するほかありません。
命をかけて愛して下さった方が御自身に従うあなたを見捨てるはずがない、そればかりか最高のものをもって応えて下さると信じゆだねるのです。
そうすれば必ず予想だにしなかった結果をもって神様は応えて下さいます。(正野)