さる5月20日、福岡事件の現場に近い吉野公園の一角にて、事件の犠牲者と処刑された西さんを弔う法要が、予定通り営まれました。キャンペーン「叫びたし寒満月の割れるほど」はここから事実上のスタートです。
儀礼を執り行ったのは、福岡事件の再審実現に一身を捧げた故・古川泰龍氏の長女、龍桃さん。キャンペーン開会の挨拶を八尋光秀弁護士が行ないました。出席者は他に九州大学の内田博文教授、西南学院大学法科の学生二名、九州大学大学院の一名、そして古川家のご家族という、いずれも福岡事件再審運動に深く関わり続けている人達です。
それにしても、少人数の内輪の法要ではあったにも関わらず、地元テレビ・新聞など数社が取材に訪れてくれたそうで、例年よりもマスコミの熱気が強いという印象を、古川家の方々はあらためて持たれたそうです。昨今の冤罪の問題、死刑制度の問題、凶悪犯罪の過熱報道など、メディアにたずさわる人達の間でも「このままでいいのだろうか」という意識が高まっている(すべてのメディアではないにしても)ことのあらわれの一つではないでしょうか。
儀礼を執り行ったのは、福岡事件の再審実現に一身を捧げた故・古川泰龍氏の長女、龍桃さん。キャンペーン開会の挨拶を八尋光秀弁護士が行ないました。出席者は他に九州大学の内田博文教授、西南学院大学法科の学生二名、九州大学大学院の一名、そして古川家のご家族という、いずれも福岡事件再審運動に深く関わり続けている人達です。
それにしても、少人数の内輪の法要ではあったにも関わらず、地元テレビ・新聞など数社が取材に訪れてくれたそうで、例年よりもマスコミの熱気が強いという印象を、古川家の方々はあらためて持たれたそうです。昨今の冤罪の問題、死刑制度の問題、凶悪犯罪の過熱報道など、メディアにたずさわる人達の間でも「このままでいいのだろうか」という意識が高まっている(すべてのメディアではないにしても)ことのあらわれの一つではないでしょうか。
ちなみに、冤罪事件については最近「冤罪ファイル」という雑誌が季刊で出ているのをご存知でしょうか?もしまだでしたら、手に取ってみることをお勧めします。福岡事件の特集記事は次号(初秋ごろ)になってしまうそうですが。
http://enzaifile.com/
よく問題となっている供述録取段階の見える化を図っても調書は捜査官のイメージした作文ということを実感してます。