「叫びたし寒満月の割れるほど」2008

5月20日~6月23日までの「福岡事件」再審請求キャンペーン
情宣のための臨時ブログです

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6日シンポジウム・参加者のプロフィール

2008年06月03日 | 参考資料
 6日(金)夕方6時より、毛利甚八さんと浜田寿美男さん参加のシンポジウム「死刑執行後の再審をもとめて-真実の発見と死者の尊厳-」が行なわれます。シンポジウムには立命館大法科大学院の指宿信教授も参加決定していますが、ここでは先のお二方の簡単なプロフィールを紹介させていただきます。

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 毛利甚八さんは長崎県出身のライター・写真家ですが、最も有名な仕事は大人気を博したマンガ『家栽の人』の原作者としてでしょう。3度にわたってTVドラマにもなっています。
 主人公は家庭裁判所の裁判官。題名の「栽」の字は、その主人公の趣味である植物の栽培と、家庭裁判所の略字「家裁」をかけ合わせたもの。少年審判を中心に、様々な社会の問題と交錯する人間の心情とを描いた傑作です。少年犯罪についての造詣の深さは言うまでもなく、現在「月間少年問題」というメールマガジンの編集長も務めながら、昨今の日本社会の奇妙なまでに犯罪への脅威を煽る傾向、厳罰化傾向に対して一石を投じておられます。
 参考までに、ごく最近毛利さんの書かれた文章のリンクを貼っておきます。

 http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/sodachi-watai.htm(ここの2番目の記事です)

 また毛利さんは季刊「刑事弁護」誌にて連載されていた「事件の風土記」シリーズにおいて、2004年秋から2005年夏にかけて、4回に渡って福岡事件に取材した読み応えのある記事を書かれました(この一部は、森達也氏の近著『死刑』の福岡事件を取り上げた箇所にも引用されています)。その流れから、2005年の再審請求キャンペーン「共にいのちを考える」にも、熊本と東京でのシンポジウムにおいてご参加いだだきました。今年は当キャンペーンにとって、毛利さんの久々の「復帰」という形になります。

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 浜田寿美男さんは奈良女子大学教授で、主に「発達心理学」の分野で研究を進めていらっしゃいます。と同時に、甲山事件や袴田事件など、数々の有名な冤罪事件において、その自白や証人供述を心理士の立場から鑑定してきた実績の持ち主です。2005年の福岡事件第6次再審請求においても、自白供述を分析した意見書を作成してくださいました。現在、関西臨床心理士の世話役も務めておいでです。
 『自白の心理学』(岩波新書、2001年)や『自白が無実を証明する―袴田事件、その自白の心理学的供述分析』(北大路書房、2006年)などの代表的な著書からも察せられるとおり、「証拠の王」と呼ばれ、一方で冤罪と切っても切れない関係にある「自白」のメカニズムにメスを入れる─それも無実の人が「自白」するメカニズムや、事件に巻き込まれた児童の「供述」などを、心理学的に読み解くという分野において、まさに第一人者とも言うべき人です。
 奈良大学HP内の浜田教授のプロフィールをご参照ください。

 http://www.nara-wu.ac.jp/bungaku/ningen/ningen/kyouin/hamada.htm

 このお二方が福岡事件をめぐって、どんな切り口で語ってくれるでしょうか。楽しみです。

 場所は立命館大学衣笠キャンパス・創思館カンファレンスホール。近在の方、めったにない機会です。ぜひともご参加をご検討ください。

※なお、浜田教授には19日福岡でのシンポジウム、毛利さんには同じく福岡の21日トークイベント(vs森達也氏)にて、再びご登場願います。
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