福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

お地蔵様の霊験の実例と根拠

2021-06-24 | 頂いた現実の霊験
お地蔵様の霊験の実例と根拠1、お地蔵様の現世利益を説く経典地蔵菩薩本願経囑累人天品第十三にはお地蔵様を見、讀誦・香華・飮食・衣服・珍寶・布施・供養・讃歎・瞻禮すればの28種の功徳を得ると説かれています。「若未來世有善男子善女人。見地藏形像及聞此經。乃至讀誦香華飮食衣服珍寶布施供養讃歎瞻禮。得二十八種利益。一者天龍護念、二者善果日増、三者集聖上因、四者菩提不退、五者衣食豊足、六者疾疫不臨、七者離 . . . 本文を読む
コメント

僧仁康、地蔵に祈念して疫癘の難を遁れたる語

2021-06-24 | 頂いた現実の霊験
今昔物語巻十七・僧仁康、地蔵に祈念して疫癘の難を遁れたる語 第十 今昔、京に祇陀林寺(京都中御門京極の東にあった天台宗の寺。長保二年(1000)この主人公仁康の創建と伝えられる)と云ふ寺有り。其の寺に仁康と云ふ僧住みけり。此れは横川の慈恵大僧正(元三大師)の弟子也。心に因果を信じて、三宝を敬ひ、身に戒行を持て、衆生を哀ぶ事、仏の如し。 而る間、治安三年(1023)と云ふ年の、四月の比、京中、及 . . . 本文を読む
コメント

秘密安心往生要集・・24/42

2021-06-24 | 真言安心勧善義
秘密安心往生要集・・24/42 (廿三、経帷子等用心の事)。 問、経帷子を屍骸に著せしむることは功徳ありや。 答、罪を招くとも功徳は少なかるべし。本説を見ざれば必ず用ゆることなかれ。 問、印信血脈は棺に入れるべきや。守護(おまもり)は亡者の頸に挂けしむべきや。 答、印信血脈は弟子に譲るべし。守護は臨終の時には挂けしめよ。火葬の時は撤去すべし。但し随求の守りは本説あるがゆえに土葬の屍ならば頸に挂けし . . . 本文を読む
コメント

秘密念仏私記  沙門 曇寂

2021-06-24 | 諸経
秘密念仏私記  沙門 曇寂(密教大辞典には「曇寂・一六七四から一七四二。山城五智山の学僧。俗姓牧野氏。清和源氏六孫王経基の裔。延宝二年備後福山に生る。年甫めて十三、同州明王院宥翁に投じて薙髪受戒し元禄二年秋十六歳にして五智山禅杲に随ひて瑜伽教を学び早く顕密二教の大義を領す。同六年禅杲より具支灌頂を受け、同十一年夏本師宥翁に随って両部灌頂を重受す。時に本師並に明王院の衆徒等師跡を嗣がんことを懇請せし . . . 本文を読む
コメント