さくらの町、西宮。
そう実感したのは昨年春。ここでも夙川苦楽園界隈を桜を散策したことを書いたけれど、今年はあいにくの雨。
明日の月例はお休みして、お日様を待つことにします。それでもだめだったら…。夜桜といきますか?
さくらの町、西宮。
そう実感したのは昨年春。ここでも夙川苦楽園界隈を桜を散策したことを書いたけれど、今年はあいにくの雨。
明日の月例はお休みして、お日様を待つことにします。それでもだめだったら…。夜桜といきますか?
苦楽園周辺ではありませんが、Googleマップを眺めて見つけたお家レストラン。阪神打出駅から東に5分ほど歩いたところにあります。
一喜(いっき)https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28000011/dtlrvwlst/B113934600/?lid=unpickup_review
住宅街にある一軒家を改造したレストラン。ドアを開けると普通の玄関。そこで靴をスリッパに履き替えて通された部屋は、おそらくリビングだった部屋で、そこに四人がけのテーブルが5席ほど。奥には個室もあるようで、小さなパーティーも開けるそうです。
いただいたお料理は、日替わりランチ(ライスグラタン)とミックスフライランチ。昔ながらのと謳っては今したが、とても上品な味付けで、ホタテのフライはとても上がり具合がよくおいしかったです。最後に出てきたデザートにあったミニフレンチトーストはおいしかったなぁ。
日替わりランチのメニューの予定がお知らせされていましたが、どの献立もおいしそうで、また週末に来てしまいそうです。職場からも近いから、誰か誘って来てみようかなぁ…。
その後、打出周辺を散歩しましたが、とても落ち着いた街で、苦楽園と比べるとお店はそんなに多くはありませんが、所々に気の利いたお店があって、週末も楽しめそうな街でありました。
その散歩の中、打出駅近くには打出の小槌町という地名があり、近くに芦屋川や夙川が流れていることもあって、
「ここは一寸法師が下った川があるんだよ。」
とほら話を始めると、最初は疑い深い目で見ていた妻も、最後は「へー。」と感心したようにうなずいていました。でも、車の中でiPhoneで調べると、打出の小槌の由来が民話として残っていることがわかり、すぐに嘘だとばれてしまいました。
とんとむかし、あしやの海に竜神がすんでおった。
竜神は、大そう大事にしている小槌という宝物を持っておった。
その小づちをふると、ねがいごとが、すべてかなうという宝物であった。
しかし、この小槌には一つこまったことがあった。
小槌をつかっているときに、かねの音がきこえてくると、それまでうちだしたものが、きえてなくなるというのである。
竜神は、そんなめんどうなものを持っているのがいやになった。
そこで、いろいろと考えたすえ、都にいき、朝廷にさし上げることにした。竜神は、人の姿になって、朝廷にいき、あつかい方をおしえて、海に帰っていった。
めずらしい小槌という宝物をもらって、朝廷は大喜びした。
だが、よくよく考えると、この小槌は、使いにくい。第一に、かねの音が聞こえるとなんでもきえるというのは、まことに困る。都は、寺や神社が多く、一日中、かねの音などなりひびいておる。
それに一度失敗すると、小槌は役に立たないというではないか。
「これは、困ったものをもらったものじゃ。」
そう、朝廷の人はつぶやいたそうな。
ちょうど、その時、あしやの長者が、手がらをたて、都にきておった。
小槌は、長者にほうびとしてわたされた。なんでもねがいごとがかなうという小槌をもらった長者は、喜びいさんで、国元あしやへ帰っていった。
長者が、大そうめずらしい宝物を持ち帰った話は、その日のうちに打出の村に知れわたった。
しまいには、打出村だけでなく、あしやの村人にも、小槌の話はつたわり、人々は長者の家をおとづれ、小槌を見たがった。
長者は、りっぱな、大きな屋敷にすんでいて、もともと大金持ちであった。だから、とくにほしいものもなく、もらった小槌を床の間のかざりにして、毎日ながめておった。
村人も、また小槌を見るだけでまんぞくしておったが、
「長者さまや。見せていただいた小槌は、りっぱじゃが、これをふってみせてくださらんことには、話にもなりますまいが。」
と、いいだした。
長者も、そうたのまれると、なんとのう、小槌を、ふってみたくなった。
そこで、村人にいうた。
「この小槌は、むずかしい小槌で、ふってみてもええが、かねの音が聞こえると、何もかもがきえてしまい、二度と小槌もつかえなくなってしまうそうじゃ。
それだけのかくごがいるのじゃ」
そういって、長者は小槌をふることにした。
その日、大人も子どもも、村じゅうの人が大ぜい、長者の家にあつまってきた。
どの人も、どの人も、むねをわくわくさせて、小槌がふられるのを待った。
とくいまんめんで、長者は、床の間の小槌をとり、人びとの前にさし出し、小槌に深く例をした。
見ていた人たちも、あわてて地面にすわり頭を下げた。
「今から、この小づちをふる。何がほしいかいうてみよ。」
長者の声はあたりにひびきわたった。
「黄金(こがね)のこばん。」
村人は、こえを合わせたかのように、そういうた。
「ようし、では、みんなに、黄金のこばんがあたるように、おねがいしてみよう。」
長者は、小鎚を、高くふり上げた。
「ここにおりますものたちに、黄金のこばんをあたえてくだされ。」
その声とともに、小槌は大きくふりおろされた。
出るわ出るわ。あっというまに、黄金のこばんは山のように積まれだした。
たくさんたくさんでてくる黄金のこばんは
「ちゃりん ちゃりん ちゃりん」と、にぎやかな音をたてはじめた。
そのとき、どこかの寺のかねが、あたりになりひびいた。
あっと、おどろき、寺のかねの音に気がついた長者は、小槌をふる手をあわててとめたが、すでにおそく、またもや、ちゃりんちゃりんと音をたてて、黄金のこばんは、きえていった。
人びとは、ぼうぜんと、それをみていた。かねの音がきこえると、ねがいごとがきえていく、わすれたわけではなかったが、と、気がついたのがおそかった。
さいごの一枚がきえたとき、
長者も村人も、小鎚を見て、
「いい夢を、みさせてもらった。」
と、いったそうな。
この小鎚は「打出の小槌」とよばれ、打出小槌町という町名として、今に残されている。
めでたい、えんぎのよい町名は、これからも長く残るだろう。
三好美佐子著
「あしやの民話」より
なんとも、お金が増えそうな郵便局
昨日、家からバス停に向かう道がとても気持ちいいと、助手席でくりかえしいうものだから、どんなものかと普段歩かない道を歩いてみました。うちから少し南に下って右は芦屋。その境目に岩園トンネルがあります。普段は車で通り過ぎるので、春や秋、夏の景色は気持ちがいいのは知っていますが、この上は?どうなっているのか、少しは気になっていましたがなかなか歩く機会もなく過ごしていました。西宮側からは結構な階段が見えますし、車以外ならほとんど自転車を使いますからこの階段は通りません。
ここを登って振り返ると、その瞬間に「ビフォーアフター」音楽と共に、「なんということでしょう~!」というサザエさんの声が聞こえてきました。それが
目を左右に向けると、まるで「君の名は。」の一場面のような景色が…(おおげさなぁ)
そして、ここを降りると、
落葉に彩られた歩道が続きます。道の前のお宅の奥様がせっせと葉っぱを掃除していらっしゃったのが申し訳なかったですが、落ち葉を踏みしめて歩くのもいいものです。
そしてこれが振り返って見える岩園トンネル。さすが芦屋!!!!というたたずまいであります。この上は六麓荘。お屋敷が立ち並ぶ、禁断の地であります。
もうすぐスーパームーン。これはこれで見てみたいけど、出張からの帰り道、久しぶりに六甲山を眺める方向に車を走らせていると、空にスポットライトのようなオレンジの光を見つけました。夕日が偶然雲のトンネルの向こうにあるようで、一筋の光を放ってました。思わず携帯のカメラを起動させて、シャッターを押しました。(もちろん停車中にです)橋の上でシャッターを切ったのですけれど、同じように太陽に向かってシャッターを切っている人たちもいました。
最近、隣の席の女史Y田さんに入れてもらった紅茶がたいそうおいしかったので、彼女にそのお茶の入れ方を教えてもらい、家でも紅茶を楽しむようになりました。昔は○東紅茶でも砂糖をたっぷり入れて満足していたんですけれど、彼女に入れてもらったお茶は、何も入れなくてもほんのりと甘く、香りも良くとてもおいしくびっくりした次第でありました。これまでの人生は何だったんだろうかと、愕然としたと同時に、世の中にはまだまだ知らないことだらけなんだと、探究心もわいてきました。
おいしい食パンやコーヒーを探したり、卵やハムなんかの日常の食材もおいしいものはないかと探したり、結構そんなささいなことで楽しんでおりました。
それが、今日、また隣の席の女史が新しいアイテムをくれました。
「これはいつも私が使っている砂糖ですけど、料理にも使うんですよ。
でも、紅茶に少しこの砂糖を入れると、抜群においしいんです。おすすめです。」
といってくださいました。
喜界島…、喜界島…、喜界島…………。
そういえば、妻にもこの砂糖がおいしいからこれを使えとうるさく言われ、その時は砂糖なんてどれでも同じだと思っていたのでスルーすると、むくれていたこともありました。でも、料理するのはどうせ僕だし…。ねぇ。妻は仕方なく、自分が料理をするときにだけ、こっそり使っていたようです。ははは。
この話をうちに帰ってすると、目を輝かせて、
「そうでしょう!そうでしょう!知っている人は知っているのよ。さすがY田さん。」
と彼女をべた褒めします。つまり、自分を自分で褒めているんですね。 かわいいやつです。
早速、紅茶に入れることにしました。
「わぁー見て、きれい!!!!
ほら、ダイヤモンドみたいでしょう?!」
そう妻も叫んでおります。どう、私の言うとおりだったでしょ?と自慢げに…
確かに、粒が大きくきらきらしていて金色のビーズのようでびっくりしました。理科室で大きな結晶をつくるのに大変な思いをしましたから、この大きな粒をつくるのも大変な手間がかかっているんだと思いました。さぞかしおいしいのだろうと一口食べてみますと、なんとも優しい甘さで、上白糖のようにつんと頭にくるような甘さは全くありません。おいしいものはおいしいんですね。
紅茶に入れてみます。ほほう、隣の女史が幸せを感じるのがわかります。なんとも優しい味でびっくりしました。どうぞお試しください。
妻が、じゃ普通の砂糖と比べてみよう!!!!と言うので、きき砂糖?をすることにしました。同じように入れた紅茶に同じ分量の三温糖と喜界島のきび糖を入れて飲み比べました。
どちらも同じように入れたはずですが、三温糖を入れた紅茶は渋みを舌に感じます。喜界島のきび糖を入れた紅茶は、やはりなんとも優しいまろんとした味わいをしていました。目の前には、やっぱり自慢げな顔が…。腹立つ…。
今度は料理に使ってみようかと思います。きんぴらにでもいれてみようか?
昼間、風が強かったからどうかなと思っていましたら、夜になって静まってきました。少し遅くなったけれど、見てきました。いましたいました。
昨日蛍について調べてみると、5月下旬から見られる蛍は「ヒメボタル」で、7月から出てくるのは「ヘイケボタル」というらしい。活動時間もある程度決まっているらしく、一晩に3度ほど活動の活発な時間帯があるという。8時から9時。11頃、そして2時頃の3度。やはり求愛行動も大変らしい。(^^;)
苦楽園駅近くに住む知人から、「ほたるがたくさんいるよ。」との情報を得て、自転車で行ってみました。夙川にカワセミやらほたるやらオシドリまでいると知ってはいたのでしょうけれど、なんだか遠い事実のようで半分信じていませんでした。だって、なんだかんだいっても人の住む町なんですから。
でも、いました、いました。
ゆらりゆらりと暗い川べりを優しい灯をともして飛んでいました。木にとまっている蛍も、草にとまっている蛍も、たくさんいました。
写真は8秒間露光の手持ちですから、ぶれぶれです。明日晴れたら三脚を持って出かけます!
苦楽園に引っ越して、しばらく過ぎました。
4月のさくらはそれは見事で、町を散策すると至る所に桜を見ることができました。町に住む方々がご自宅に桜を植えたり、みどりを大切にされている地域です。妻がここに住みたいと強く希望するはずです。
駅界隈もそうですが、そこを中心にとてもしゃれた店が集まっています。こんな路地にも思いもかけない素敵なお店があったり、一見すると何のお店かわからないような店構えですが、中に入ると想像もしなかった空間が広がっていたり、ほんの少し散策しただけですが、休日も楽しめそうな町です。引っ越ししてきて良かったです。
今回は、お手軽なところでハンバーガー屋さん。「flowers」
苦楽園口駅を西に行ったすぐ左手にあります。前から行ってみようと誘われていましたが、ハンバーガーを食べになんてなかなか行けませんから、行けずにいました。ゴールデンウィークの中日、お天気も良いので町散策に歩いてましたら、見つけました。そうそう、そういえばということでやっと行くことができました。
写真を撮り忘れてたので食べかけですがm(._.)m、注文したのは、まずは
ハンバーガー
チーズバーガー
オニオンリング
ポテト
それにコーヒー
メニューには、ゴルゴンバーガーやらアボカドバーガーやら一度食べてみたいメニューも、サイドメニューもあり、リピート確実です。夜はお酒も飲めるようです。
バンズがとてもおいしく、自分で4種類のソースをかけて食べるシステムです。ハンバーガーは文字通りハンバーグで、マクドナルドのようなおまけのようなハンバーグではありません。おいしかったす。
https://www.facebook.com/flowersburger/
桜の季節から青葉の季節になりました。