『名も無く豊かに元気で面白く』

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❝冬将軍到来前❞ロシアは約820億ドル失い、ウクライナもエネルギーインフラ約半分が機能不全

2022-12-06 06:34:25 | 日記
ロシアでは、ウクライナでの戦争に力を注ぐ一方で国内問題を無視しているとして、プーチン大統領に対する非難の声が高まっている。 自宅で暖房が使えないと不満を漏らす人々もいると、Daily Beastは報じている。 ロシアはこれまでに、ウクライナ侵攻に約820億ドル(約11兆1100億円)使ったとフォーブス・ウクライナは試算している。 国民が凍える中、ますます支持が低下するウクライナでの戦争にプーチン大統領が大金をつぎ込んでいると、ロシアの人々は怒りを感じているとDaily Beastが12月1日に報じた。 ロシア軍がウクライナのインフラ施設を攻撃し、多くの人々を停電に追いやる一方で、ロシアの人々も西側諸国の制裁を受け、生活を維持するのに苦戦している。
ロシアの人里離れた地域 ── こうした地域は生活条件が一番厳しい ── で暮らしている人々は、自宅で暖房が使えないことや破裂した水道管について不満を漏らしていると、SNSへの投稿をもとにDaily Beastは報じている。シベリア在住のロシア人ブロガー、ニコライ・ゾロトフさんは「暗黒時代です。ウクライナは暖房や照明なしで何とか生き抜こうとしています。ここハカシアでは生活が恐ろしく困難になっています」とDaily Beastに語っている。 「最悪なのは水道管の破裂ではありません。政府がウクライナの特別軍事作戦に大金をつぎ込む一方で、人々は整備の行き届かない都市でわずかばかりの給料で生活しているのです。食べ物を買うお金もありません」とゾロトフさんは話した。 2月にロシア軍が始めたウクライナ侵攻にプーチン大統領がいくらつぎ込んだのか、はっきりとした金額は分からない。 フォーブス・ウクライナは11月下旬、ロシアがこれまでに約820億ドル使ったと試算している。これは年間予算の4分の1にあたる。 軍の武器・装備に約290億ドル、兵士の給料に160億ドル、戦闘で死亡した兵士の遺族への支払い90億ドル以上がこれに含まれるという。 戦費はかさむばかりで、戦いを続けるには少なくとも月に100億ドルかかると、フォーブス・ウクライナは伝えている。

一方のウクライナも ロシアの攻撃によって、エネルギーインフラの約半分が機能不全に陥っていることについて、世界保健機関(WHO)の高官は11月、ウクライナ各地で数百万人が電気も水道も使えない状態になっていると指摘した。 ウクライナの人々にとって、この冬は「生き延びられるかどうかが問題になるだろう」と警鐘を鳴らしていた。

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