ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

杓子スラブ沢 ~梅雨のあい間~ 2024

2024-07-05 | 山登り

24・7・5 Fri 

梅雨の合間にN尾さん・亀さん・けいさんとの四人で浄法寺山の杓子スラ
ブ沢へ行ってきました。

現地に集合(6:30)して集落外れに車を止めて出発(7:10)。扇谷沿いの
作業道からスラブ沢の取付きを目指して進んでゆきます。梅雨時期のせい
か、道筋が藪に覆われて判り難い箇所があり難儀しました。

 

 

 

スラブ沢の出合(8:35)から沢の中へ入って遡ってゆきます。何時もより
水量は多めのようで、作業道歩きで火照っていた体には心地がいい。途中
のナメ滝の通過はN尾さんが確保してくれました。

 

 

 

 

ナメ滝を越えて左からの杓子沢本流の滝を見上げながら支流へと進んでゆ
きスラブの末端(9:19)へ。空の青さが映えてきた中を登ってゆきます。
こうして積雪期の景色と比べると面白い。

 

 

 

 

末端を這い上がると濃い草地の緑と水流の輝きがあるスラブの景色が目に
飛び込んできました。これはこれでなんだか滑りそう。涼しげな積雪期の
景色も一緒にどうぞ。

 

 

 

とりあえずスラブ滝の落ち口付近を覗きにN尾さんが登っています。手掛
かりにしていたホールドが二回剥がれたところで引き返すことにしました。
ここは、あっさりと右岸から高捲いて落ち口へと抜けました。

 

 

 

下部スラブを抜けると上部スラブ(11:00)になります。適当に小広い場
所で休憩。遠くには三国港、お尻の横でサラサラと水が流れる様を眺め
ながら大休止。

 

 

 

上部スラブを終える頃、sound of musicを想うような景色に少し心が動き
ました。

そしてこの後、いよいよ反射板までの藪漕ぎステージへ突入…💦

 

 

 

 

強烈な陽射しの下での藪漕ぎでヘルメットからは汗が滴り落ちてきます。
体は茹だるような暑さで喉が乾いている以外は体中ベタベタです。幸い
なことに反射板のピーク(12:40)には日陰と涼風がありノンビリと過ご
すことができました。昼飯後は作業道からスラブ沢の出合へと下って車
へ戻りました(14:54)。

今日は遠方の岐阜県滋賀県三重県からこのような福井の沢へお越しいた
だきありがとうございました。福井県には藪漕ぎ以外にも良い所がたく
さんあります。これに懲りずまた遊びに来てくださいね。