ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

能登半島の旅・600km/ 弐

2009-09-23 | クロスバイク

輪島の朝市

9:40分、輪島の朝市に立ち寄ります。大勢の人で賑わっています。
朝飯調達のためにブラブラとしますがなかなかいいものがみあた
りません。仕方なく近くの道の駅でうどん定食を頂きました。
その後、無性にコーヒーが飲みたくなり朝市の外れにあった立ち
飲みコーヒー屋まで行きました。一杯250円で近所のおばちゃんの
憩いの場になっていました。

 

 


 

一時間ほど輪島で過ごしてから先へと進みます。再び海沿いの
長閑な風景が延々と続きます。この景色にも慣れてしまいました。
30分程走ると ふと、道路が込み合い車が渋滞しています。なに
ごとかと見に行きますと上の写真の千枚田を見ようと、
皆が路駐
していたのでした。こうしてみるとなかなかいいもんです。

 

 

 

海沿いの道路をのんびりと走っていると途中でロードのサイクリスト
が追い抜いていきました。旅人ではないようですが暫く追走します。
途中に、工事用の信号がありそこで一言だけ挨拶しました。
「こんにちは」。

 

 

やはりロードは早いです。ああ~そろそろ休憩、、、って考えて
いたら道の駅に着きました。塩がキーワードのような駅です。
僕はアイスクリームとコーラでEg補給です。横には塩作りの作業
場がありました、

 

 

さぁ、ココから先がこの旅のハイライトというべき禄剛崎へと
向かいます。途中にはゴジラ岩があるそうですが僕には判別で
きませんでした(^^;  

 

 

 

  
この看板のある峠までヒルクライムです。今回の中では一番の
のぼりです。短いですが高度差は200mほどでしょうか、
汗をかきながら車にもバンバン追い越されヘロヘロで峠に着き
ました。写真を撮ろうと見晴らしのよい所へいくと、女性の方
が声をかけてきました。

「へぇ、もう着いたの!? 車の中で 地獄を見るわねぇ~って
話していたのよ」
へぇ~そうかい、僕は地獄というものを知りませんが、辛かった
のは事実です。ご褒美に写真をお願いしました。こんな感じで写
して貰えました。結構、いい感じで写してもらえました、いかが
ですか~!?

 

 

 

さぁここからは一気の下りになります。思ったよりも短い下りで
したが30分足らずで禄剛崎温泉に到~着!バイクや車で随分と賑
わってます。ツーリングに来てんだなぁ~なんて気分も最高です。
ここから灯台までは急な激坂を登ってゆきます。西山展望台の最
後の坂と同じくらいの道です。グングン漕いで行きますが最後に
人で道が塞がれて自転車から降ります。

 

 

 

禄剛崎灯台はこんな感じです。ここは日本で唯一の菊乃御紋が
ついた灯台でもあるそうです。
すごい~。敷地にはお手植えの松もあります。下りは登りとは
違う道を下りました。こちらは階段があり担いでおります。この
半島先端からようやく南に向きをかえて進みます。走れば実感で
きる向い風からの解放感がなによりのご褒美です。

 

 

 

 


禄剛先灯台 13:30

ペダルを漕ぐのも ずいぶんと軽やかになり海岸線の道を心地
よく走り抜けます。今日は何処まで進めるのか?を考えながら
走っていると”見附島”の看板が見えました。
まだまだ先のようですが、そういえばそういう島があったのを
思い出しました。島につくと一体は広~い公園になっていて、
正面からみると船のように見えます。横から見ても長細い船に
みえます。ここもいい感じで賑わっています。

 

 

 

見附島 14:50

そろそろ今日の泊場を探す頃になってきました。15:00を過ぎ
ると今日はあとどれくらいいけるのか考えてしまいます。
所々にある公園や道の駅などを横目にしながらも、スーパーで
の買出しのタイミングも重要です。食材は嵩張るし重量もあり
ます。できれば泊まる場所の直前で購入できるのが理想ですが、
そうは上手くいきません。

 

 

 


そうこう考えながら海岸道路を走っていると小木の集落でお祭りを
していました。自転車で集落を越えようと思ったら行き止まり。
引き返して地方道に引き返します。日は次第に傾きかけていて、心
は焦ります。

そんな心境の中、スーパーがあったのでここらで買出しをしておき
ます。今夜の食材と水2ℓをザックに仕舞うと重く嵩張りますが、あ
とは泊まる場所を探すのみです。特に泊場のあてはないので重い荷物
でダラダラと走るのも変なもので葛藤がおこります。

途中の高台に運動公園があり行ってみましたが、管理人の視線が気に
なり止めました。そうこうしているうちに辺りは次第に薄暗くなりは
じめます。道の駅”桟敷”が目の前に見えたときは安堵しました(17:30)。
何とここにはお風呂(450円)もありとてもよさげです。早速、一風呂
浴びてついでに店のカツ丼も頂きます。

 

 

 

落ち着いたところで道の駅を出てシェルターを張る適当な場所を
探しに近くをウロウロとしました。駐車場は煩いので離れを重点
的に探します。

駅からは死角になる館の後ろに芝生の小場がありそこに泊めさせ
ていただきます。シエルターの中に入り仕入れた夕飯を頂きます。
メニューは”緑のたぬき”巨峰、果物ゼリー、ピーナツ揚げ、炭酸ジ
ュースです。

食後は持参してきた小説を読みながら過ごします。20時頃に眠気が
きたのでそのまま寝ました、夜中に目を覚ますと星空が広がってい
ました。

【21日】Tm 12:00  Dst 184㎞ Av15.3㎞  MX57.9㎞

 

 

 

朝5時に出発しました。今日もいい天気でとくに風もないようです。
今日のメニューは能登島一周があるので頑張らんといけません。こ
のサイクリングに行く前に僕が想像していたよりも奥能登はデカイ
のでした。

 

 

朝日が昇り明るくなってきました。この辺りの海岸線では立山連峰を
望みながら走ることができました。
今日の行程は能登島一周があるの
で時間が懸かりそうです。
寝ぼけた身体が起きるまでは走りながら朝食やWCの事とかを考えな
がら走っています。そうこうしているいちに”ボラ待ちやぐら”という
ものが出てきました。