おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。11月3日月曜日、今朝5時の東京・小平は、気温12℃、晴れです。今朝も冷え込みますね。
さて、本日は中小企業診断士という資格についてのお話です。
中小企業診断士は、一言で言うと企業と経営者のブレーンです。コンサルティングや講演・研修・執筆活動を通じて、企業と経営者を支援します。
中小企業診断士には、これといった独占業務がありません。その理由は、コンサルティングという仕事領域に、ここまでという区切り目がないからです。
独占業務がないということを、裏返して考えると他資格の独占業務を犯さない限りは「診断士は何でもできる」ということです。どういうことかというと、いわゆる独占業務には必ず縛りがあるのです。たとえば社会保険労務士は同じ企業の経営者側と労働者側、両方に関与することができないため、労使間の調整ができません。このように、独占業務には縛りがついて回ります。
その点、診断士は独占業務に縛られることなく活動することができます。そして、自分ができないことは、他の士業の方々にお願いすることができます。
だから、診断士は全方位から企業を診ることができるのです。診断士でなければできない仕事がないが故に、真っ正面から企業をとらえて企業と経営者の未来を描くことができます。つまり、コンサルティングにありがちな「コンサルタント自身の得意領域・業務領域への引きこみ」をせず※1に、必要な処方箋を提示できるのです。
実際、私の目標とする診断士は、実際に幅の広い経営知識と魅力ある人間的能力を使って、フリーハンドで企業と経営者をサポートしています。私は新米診断士ですが、将来は企業や経営者そのものを応援できるコンサルタントを目指しています。
中小企業診断士を目指す方・興味を持たれている方へ
中小企業診断士試験は難関であり、しかも唯一のコンサルタント国家資格です。そして、そうでありながら診断士には独占業務がありません。上に書いたように、これは診断士業務の特性からくるものです。
そして、このことは独立開業する診断士にとりマイナスなことではなく、より「企業の味方」という存在に近づけると言うことであり、プラスにとらえていいことだと思います。
また企業内で活躍する診断士を目指す方は、資格そのものよりは、その考え方が大いに役立つのではないでしょうか。知識が問われる1次試験に対して、2次試験や養成課程では、思考法そのものが問われているように思います。フレームワークとリフレーミング、発散と収束、個人作業とグループワークなどは、一つの事象を異なる視点で捉えて全体図と必要な部分の詳細図を描き、それをレンズの反対側のピントが合ったところに収束させるテクニックであり、考え方そのものです。こうした考え方をもつ人は企業にとって人財です。だから、診断士は企業内でも、よりクリエーティブなポジションに移り活躍することができることと思います。
このように、診断士は魅力ある資格です。興味がある方は是非この資格にチャレンジしてみてください。
中小企業診断士になるには、中小企業診断士1次試験に合格し、さらに2次試験合格+実務補習もしくは診断士養成課程修了が必要になります。興味がある方は、wikipediaなどで概要を調べてみてください。
※1診断士の中にもこれに当てはまらない方がいることも事実です。上記は私の考えであり、価値観です。その点を理解された上でお読みください。
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