「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」
皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。
阿倍さんが「空気(K)を読めない(Y)」首相と言われていた頃、西友はカカク(K)ヤスク(Y)の意味で「KY」という言葉を使い始めました。
以来、西友は「時代の空気(K)を読んで(Y)、価格(K)を安く(Y)する」と、盛んにアピールし続けてきました。
よく買い物をする複数の知り合いに聞くと、「確かに西友は安い」そうです。
しかし、ここで重要だったのは、「安いことをいかに伝えたか」です。
KYという符丁を、数年間それこそ、しつこく手を変え品を変えて使い続けて、西友は安いんだと消費者にアピールし、イメージが定着したのです。
しかも、安いことが特徴として定着しているのに、西友の店舗イメージは落ちていません。
店舗に行っても、西友の品物やサービスの品質が落ちていないのです。
品質を落とさずに、「価格が」安いのだというイメージを伝えることに成功したのはさすがです。
KYという強烈な符丁とともに、商品やサービスの品質を低下させない努力が、西友は「品質や安全性・サービスが安い代わりに価格も安い」のではなくて、「価格が」安いのだと生活者に伝えることに成功させたのだと、私は思います。
ちなみに、AKY42とは「圧倒的にカカクヤスクな42日間」ということらしいです。
すでに死語となった3年前の流行り言葉を、しつこく使い続けるKYっぷりが良いですね。
私は西友の一連の広告が大好きです。
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西友のAKY42はギャラがかかっていません。
個人的にはAKY42のCMソングもかっこいいと思います。
私の好みとしては
店舗は、通路が広く整然と商品がならぶIYの方が好きですよ。
西友のAKY42は、上手いことしてやられた感というのかな。ちょっと悔しいくらいに、深いコピーですね。
アイドルユニットなんて、メジャーになったら後は落ちるだけですが、
中高生女子のモノだったKYという言葉が、やがて首相の気質を揶揄する言葉に上り詰めて廃れたのと同じように、
某ユニットも秋葉原ドンキから7&iの広告塔まで上り詰めて廃れるのだろうか。
なんてことを考えてしまいました。