中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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認定事業再生士(CTP)と中小企業診断士

2010年04月15日 | 福田徹の企業再生
 「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」

 皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。


 認定事業再生士(CTP)と中小企業診断士、この2つの資格は、以前にも増して領域がダブってきています。


 先月(2010年3月)、私は、CTPセミナーに参加しました。



 このセミナーは、認定事業再生士(CTP)取得のための事前学習の機会提供と銘打って、事業再生士協会(ACTP)により主催されたものです。


 セミナーの要点のひとつは、「再生コンサルの流れはBSからPLへ向かっている(向かうべきだ)」ということでした。

 どういう事かというと、これからの「再生コンサル」は事業自体を成り立たせて、PL(損益計算書)を改善していくのだと言うことです。

 債権者に泣いて貰う「リスケ」「債権放棄」はもとより、自社内の方策としても「資産売却によるオフバランス」、売って借り戻す「セール&リースバック」、そして果ては「事業譲渡や分割による第2会社方式」などの大技まで、どちらかというと債権者対策やBS(貸借対照表)をいじることに特徴があった事業再生コンサルですが、これからはさにあらずだということです。


 事業自体を成り立たせる、PL(損益計算書)を改善するという仕事は、本来は中小企業診断士など通常のコンサルティングの領域です。


 認定事業再生士(CTP)の方々がこの領域に力を発揮すると言うことは、再生の大なたがふるえて、しかも事業自体の改善もできるコンサルになるわけです。


 こうなると、魅力的なコンサルティングメニューが提供できると思います。

 大いに期待したいと思います。


 同時に、中小企業診断士の私も、これまで以上にCTPの領域でも力を発揮できるように勉強し、実践していきたいと考えています。


※この記事のカテゴリー
福田徹の企業再生

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