中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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富士登山報告(1)5合目~8合目編

2009年08月26日 | 福田徹の街歩き・ハイキング
 皆様、こんばんは。今日は8月26日水曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。

 先日の富士登山の報告です。


 富士登山では、おかげさまで天候に恵まれて、山頂まで無事にたどり着き、下山を果たしました。


12:00 スバルライン五合目出発


14:00 7合目このあたりで少し降られる


17:00 8合目から八ヶ岳連峰


見上げると空が楽しい


宿泊の山小屋までもう少し!!


宿泊先の本八合目トモエ館(海抜3,400メートル)

 宿泊した本八合目トモエ館は、団体扱い中心の運営であり、個人客はなおざりでひどい思いをしました。

 どういうことかというと、夜遅くまで、到着する団体客の案内を行うのは仕方がないとしても、ミーティングを大声で行いと食事の案内をスピーカーを使った館内放送を流し続けるのです。特に館内放送は、客の寝床まで呼びに来るのが富士山を含めた今の山小屋の常識であり不要です。

 早朝登山に向けて、皆が休んでいるのに、大声とマイクが23時くらいまで続きます。正直、私はうんざりでした。

 さらに説明会商法のノリで、山頂からのご来光写真や防寒具の貸出をデリカシーのない大声で勧めたりもします。

 この小屋は、どんな時代錯誤をしているのかと感じました。

 こうした団体扱いのうまい小屋は、ツアーを主宰する富士急などの会社にとっても便利なのでしょうね。
だから、山小屋を選べず、山小屋のルールも知らないツアー客がこの小屋に送り込まれる。

 しかし、こうしたやりかたは、数十年前の山小屋のものです。客が増え続けていた時代の典型的な接客をこんなところで見るとは思いませんでした。

 ちなみに、私はこれで富士山の山小屋泊は5回目、昨年はこの小屋のすぐ隣にある富士山ホテル(ホテルと言っても山小屋)に泊まりましたがこんな扱いは今まで一度もありませんでした。

 本八合目トモエ館さんには、是非改善して欲しいものです。


8月28日付記
 ほとんどの人にとって一生に一度、私のように良く行く人でも一年に一度の大事なイベントでひどい目に遭うと、「富士山」そのものをひどいところと思われるような気がしてなりません。

 こういった場でチェーン店ならまだしも個別の店舗のことを批判的に書くことはあまり良くないかとも考えましたが、富士山という山に公共性を見たことと当該の小屋に変わって欲しいという気持ちから、今回はあえて実名で書きました。

 私も元飲食業界人として、また現役サービス業界人として、こうした事例を自らの戒めとしてけしておごらずに、サービスの原点を見失わないようにしたいと思います。



 さて、次回(2)は山頂編をお送りします。お楽しみに。


※関連記事
顧客視点を教えることの大切さ~山小屋の従業員教育
富士山に学ぶ2009
富士登山報告(2)山頂編
当ブログ復活一周年~私にとっての富士登山

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