つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

ブログジャズ喫茶ブルーリース「ライブ・イン・ジャパン~1961」VOL..1

2006-03-17 17:02:46 | 気まぐれ雑記


今回ジャズコーナーをリニューアルしブログジャズ喫茶ブルーリースとしてマスターYOSHIがアルバムから曲や奏者の紹介をしていきたいと思います。

今日のアルバムは前回告知した様に、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの日本でのライブアルバムです。

1961年1月1日元日、日本に初来日をはたしたアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズが翌日(2日)に東京サンケイホールでのステージを皮切りに、各地をまわりました。
まさに、世紀のファンキーブームの幕開けであったのです。その最初のステージを収録したアルバムが「ライブ・イン・ジャパン~1961」でこれはその初日のもの(VOL.1)です。
羽田に着いたその翌日からの演奏と言う強行スケジュールにもかかわらず、彼らの素晴らしい演奏は日本のジャズファンをとりこにしました。正月の三が日にもかかわらず、サンケイホールは超満員で彼らの演奏に酔いしれた熱狂ぶりもしっかりとアルバムに収録されています。

来日は元日の夜で、羽田にはジャズファンが詰めかけ関係者と共に熱烈な歓迎をしました。彼らはその光景を見てかなり驚いたようだと言う話しです。

さてコンサートのメンバーはドラム、アート・ブレイキー、トランペット、リー・モーガン、テナーサックス、ウェイン・ショーター、ピアノ、ボビー・ティモンズ、ベース、ジミー・メリットでした。

曲目が7~12分の長い演奏で、各メンバーのソロを十分楽しめる構成になっています。曲と曲との間に作曲者や曲の紹介あるいはソロをとったメンバーの紹介等も入っておりそれが一段とライブの雰囲気をかもし出しています。

収録曲の中では、定番の「ブルース・マーチ」「モーニン」が一番各メンバーが熱を入れた演奏になっています。他には「ザ・サミット」「そよ風と私」「ペーパー・ムーン」が収録されています。

一度演奏とその時のコンサートの熱気をこのアルバムで十分に感じ堪能してみて下さい。

昨夜から降り続いた雨も今はすっかり上がり青空が出てきました。明日は晴れであさって日曜日はまた雨模様だそうです。気まぐれな春特有の天気になっています。さてそろそろ閉店の時間となりました。又のご来店をお待ちしています。

参考資料、テイチク(株)              YOSHI


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2 コメント

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やはりライブに限りますね (MORI MORI)
2006-03-19 10:19:08
アート・ブレイキーは、やはりライブに限りますね。残念ながらこの来日盤は聴いてないけれど、有名なパリ・サンジェルマンのジャズ・メッセンジャーズは私の中では、彼らのベストアルバムですね。



ナイヤガラ瀑布といわれる彼の豪快なドラミングは、うるさいパリの聴衆をも熱狂させました。

斑尾でも、酒が入っているせいかみんな立って踊っていましたね。すごい興奮した記憶があります。
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斑尾 (YOSHI)
2006-03-20 07:19:45
私も2度ほど行った事がありますが、やはり生演奏はいいですね。又どこかで聴きたいものです。
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