え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

バリー・リンドン

2015年05月23日 | ドラマ
1975年 イギリス 186分 ドラマ/歴史劇
製作・監督・脚本/スタンリー・キューブリック
出演/ライアン・オニール、マリサ・ベレンソン、パトリック・マギー、スティーヴン・バーコフ、マーレイ・メルヴィン、ハーディ・クリューガー、レナード・ロシター、アンドレ・モレル

(80点) キューブリックによるの歴史文学超大作。

農民から貴族へと成り上がり転落するバリーの一代記。
父は牛の取り合いの決闘で死に、女手一人で育てられたバリー。
女を取り合って金持ちと決闘し殺してしまって逃亡生活。
いろいろあって軍隊に入ったり逃げ出したり賭博師になったりしつつ貴族の後家さんをちょろまかし成り上がる。
しかし成り上がった貴族生活について行けず後家さんの息子との決闘で負傷。
いろいろあったが結局なにもなかったバリーの一代記をのんびりたんたんと撮り上げた一作。


キューブリック特集でオレンジ、フルメタル、アイズワットと共に上映されていたが本作だけ未見だったので観る。
ネットでの評価が異常に高く、とくに撮影が美しい美しいと言うので期待し過ぎたか、割と普通に観てしまった。
つまんない話だけどつまんなくはない。
三時間飽きることなく観れたが劇場でなければ完賞は無理だった。
貴族へと成り上がる文学作品の典型的で極めつけの一本かも。


(2015年5月名演小劇場一階劇場にて会員招待チケットにて鑑賞)

にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へにほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿