え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

インサイド・ヘッド

2015年09月08日 | アニメ
2015年 アメリカ(ディズニー) 94分 ファンタジー/教育映画/珍品
監督・脚本/ピート・ドクター 共同監督/ロニー・デル・カルメン
製作総指揮: ジョン・ラセター
声の出演(日本語吹替版)
竹内結子、大竹しのぶ、浦山迅、小松由佳、落合弘治
  伊集院茉衣、花輪英司、田中敦子、佐藤二朗

(85点)少女の中で感情が大冒険する教育映画。今後再評価されるべき珍品。

11歳の女の子ライリーちゃん。
その頭の中の指令室にはヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミの5人の感情キャラがライリーちゃんを幸せにするべく日々行動していた。
順調に成長していたライリーちゃんだったが父親の仕事の関係で田舎から都会へ引っ越すことに。
環境の変化についていけないライリーちゃんの頭の中はカナシミちゃんの勝手な行動によるものだった。
リーダーのヨロコビちゃんは何とかしようとするが…。
そしてヨロコビとカナシミの脳内アドベンチャーが始まる。
ライリーちゃんを正しく導くのだ・・・・。


全然観るつもりなかったが、町山智弘が褒めていたので観る。
いや町山智弘とはそんなに趣味は合わないのだが、これも趣味ではないが変すぎて面白い。
教育番組かセミナーの教材のような作品で、擬人化した感情キャラによって人間の成長や記憶などのメカニズムを解き明かす高度な子供向けアニメ映画になっている。
正直、少女ライリーに起こる事件がしょぼいと言うか普通すぎて、またその家族が立派過ぎて、ちゃんとした通過儀礼をこなしてこなかったダメ人間の私には共感しにくいものがあったが、こんな映画観たことがないし、今後出来ないので、凄い映画だと思う。
珍品、珍品。
オープニングのドリカムはいらん。


(2015年8月109シネマにて有料鑑賞)

KIRI -「 職業・殺し屋。」外伝-

2015年09月08日 | アクション
2015年 日本(東映ビデオ) 77分 アクション/PG12
監督・アクション監督/坂本浩一 脚本/伊藤秀裕
原案/西川秀明『職業・殺し屋。』(白泉社『ヤングアニマル』連載)
出演/釈由美子、久保田悠来、文音、水崎綾女、小宮有紗
    荒井敦史、月岡鈴、大西結花、倉田保昭

(45点) 坂本監督お得意の闘う姿がセクハラ的なエロさは健在。堪能!

プロの殺し屋釈由美子が仲間を殺した殺し屋を見つけるため最近話題のネット殺し屋を監視。
ネット殺し屋達も自分たちの商売を荒らす殺し屋を探す。
別行動の両者が探していた殺し屋はお約束の意外なあの人だった。




「仮面ライダー」や戦隊シリーズの坂本浩一監督の釈由美子主演アクション映画と言うことで観る。
旬を過ぎた釈由美子もそれなりにセクシーアクションを披露してくれたが、ゴーバスターの黄色い太ももこと小宮有紗や凄くイイものの水崎綾女のセクシーアクションが観れただけで満足。
第二ヒロインの文音はパンフレットによると元祖アクション美人女優の志保美悦子の娘らしい。なぜかお父さんの名前は伏せられている。顔は父親似。父親はタブーなのかなー。
Vシネとしてはまーこんなもん。
坂本監督作品は通な美人女優をセクハラ的なアングルでエロくアクションシーンを魅せてくれるので嬉しい。、今回は出ているのを知らなかった小宮有紗が出てきただけで満足。堪能♪


(2015年7月109シネマレイト1300円にて鑑賞)

鬼灯さん家のアネキ

2015年09月08日 | 青春
2014年 日本(KADOKAWA=SPOTTED PRODUCTIONS) 118分 青春/コメディ/ロマンス
監督/今泉力哉
原作/五十嵐藍
出演/谷桃子、前野朋哉、佐藤かよ、川村ゆきえ、古崎瞳、モト冬樹

(85点) C級グラドル主演のエロコメと思いきや意外とちょっとイイ映画。オススメ

キモイ童貞男子高校生が血の繋がらない美貌の姉貴のエッチなイタズラに翻弄されつつ悶々としつつ同級生で幼馴染の佐藤かよも気になるエロコメ風青春映画。

新作五枚1000円レンタルの5枚目で借りた一枚。
姉弟の禁断のエロコメと言うことで借りたのだが、意外とちょっと良かった。
原作は四コマ漫画で原作のイメージとキャスティングは全然違うらしくファンは怒ってるみたいだが、これ単体としてはそんなに悪くない。
ただやっぱり主役の男子があまりにも不細工で美女に囲まれるのは相当違和感を感じる。
ヒロインはイロモノ的B級グラドルとは思えない正統派美人演技で良かったが劇中グラドルとしてスカウトされるところには無理を感じてしまった。
サブヒロインの佐藤かよは良かったが、やはりオネエということで現実が物語を邪魔してしまう。
でも、決して完璧な映画ではないが低予算ラブコメとは思えない良さがあり、なんだかんだ言って最近観た映画の中では一番心に残る映画かも。


(2015年8月TUTAYA新作レンタル五枚1000円にて鑑賞)