え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

駅馬車

2014年04月20日 | クラッシック
1939年 アメリカ 99分 西部劇
製作・監督/ジョン・フォード
原作/アーネスト・ヘイコックス 脚本/ダドリー・ニコルズ
出演/ジョン・ウェイン、トーマス・ミッチェル、クレア・トレヴァー
   ルイーズ・プラット、ジョン・キャラダイン、ドナルド・ミーク

(100点) これぞ映画だ!映画の全てが詰まった傑作中の傑作!!

ジェロニモ族の襲撃の危険が高まる中、西部の荒野を走り抜ける乗合馬車。
酔いどれ医者、娼婦、気弱な酒のバイヤー、若く美しい貴婦人、賭博師、銀行の金を横領した頭取を乗せて、途中お尋ね者のジョン・ウェインが加わり、いろんなことがあって西部の荒野を駆け抜ける。


観るのは二回目。
やっぱ面白いよ!すげー面白いよー!!
時代考証とか文化的背景などが分からないと全てを理解することは出来ないけれど察することは出来る。
深いよー。痛快娯楽作だけどロードムービーで人間ドラマで恋愛ドラマで犯罪サスペンスで人情喜劇でスペクタルで、もう映画の醍醐味の盛り合わせ。これでたったの99分って!

本当は先週、岐阜で劇場公開していて観に行くつもりだったのだが、行く予定にしていた平日休みが同僚のインフルエンザによって休めなくなり観に行けなかった。
仕方なく以前買ったままで観ていなかった廉価DVDを観た。
前回はレンタルビデオ屋の8インチのテレビデオで観たのでそれよりは大きい21型テレビなので迫力は3倍。
これ程の名作なのでいつかは劇場で観られることを期待。


(2014年4月10年前に買った廉価盤にて鑑賞)

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海底超特急マリンエクスプレス

2014年04月20日 | アニメ
1979年 日本 91分 SF/アドベンチャー/サスペンス
チーフディレクター/出崎哲
演出/手塚治虫、出崎哲 音楽/大野雄二
構成・原案/手塚治虫
声の出演/冨田耕生、小山茉美、武岡淳一、野沢那智、清水マリ
     大塚周夫、肝付兼太、千葉耕市、太田淑子

(63点)手塚オールスター共演の良くも悪くも集大成的テレビアニメ

日テレの「24時間テレビ」の開始当初の目玉企画の手塚治虫の二時間アニメの中でも最高傑作と言われる本作。

未来、夢の海底超特急が開通。
ロックがテストパイロットとして試運転。
車内にはお茶の水博士、アトム、ミリー、鷲鼻の人、ヒゲおやじ、ブラックジャック、アセチレンランプなど手塚キャラが乗り込み、これで何も起こらない訳がなく、マリンエクスプレスの裏事業などが明らかになる中、何故か時を超えムー大陸へ。
そこにはサファイアと三つ目がいてレオが空飛んだりしてモアイ像がドーン!
ヒゲおやじの運命や如何に!!


ノリの良いテーマソングが心地良いのだが、改めて見るとこんなチャチなテレビマンガだったのね。
前半は凄く安っぽい。でも後半ムー大陸のくだりは急にスペクタクルになり、もうマリンエクスプレスじゃなくなっちゃうけど、それなりに楽しい。
好評で24時間テレビの後でも水曜ロードショーなどで定期的に放映されていて当時は傑作!と思っていたけど、でも、まー、手塚キャラはいっぱい出てくるし、往年の手塚マンガの集大成っぽいノリで手塚ファンには楽しめる作りにはなっている。
久しぶりに観たくなってコレの後、24時間アニメの第一作「バンダーブック」を見るつもりだったがあれから半年、まだ見ていない。


(2013年10月USV70円レンタル)

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