黒牡丹

うちの黒牡丹の総親です。

今までに月笙や黒金牡丹？などなど
沢山の変化種を生んでいる優秀な木です。

この木の芸は天葉が白縞を含んでで上がり、その後黒に
そしてさらに下葉になると今度は黄縞を流すという多彩さ。

金牡丹で言うところの万葉冠芸です。

黒牡丹は育てていて面白い品種です。
他の品種では一生のうちに一度有るか無いかという変化を
短期間にばんばん生んでくれます。
なぜ今まで注目されなかったのか不思議なくらいです。

私が大昔初めて手に入れた黒牡丹も
いきなり今で言う月笙を生みました。
鶏が先か卵が先かわかりませんが
金牡丹との相関関係がなせる業でしょう。

先ずは信用できる所から本物の黒牡丹を買ってください。
青の並フーランをいくら作っても変化種は出ません。

随分長く風蘭をやっておりますが
黒牡丹はそんなに数はないと思います。
友禅錦の青ならましなほうで
とんでもない黒牡丹縞をヤフオクで見かけます。
特に初心者の方は気をつけましょうね。
交換会に持っていけば千円ですよ。


この木は金牡丹（黒金牡丹）も2本生んでおります。

金牡丹には劣りますが一応ルビー根

天葉は白縞で

今の葉は秋からの葉のため寂しい柄ですが次の葉は多分総柄で

下葉では黄かすり縞に