富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

金剛冠

2011年09月24日 | 豆葉縞
突然の秋、温室は風をビュンビュン回しておりますので
夜には体感温度は10度くらい

せっかく連休中に色々しようと思っていたのに
急に寒くなり秋の作期の出鼻をくじかれました

今日は気分転換を兼ねて久しぶりに実幸園でも冷かしに行ってきます
何か良いものあるかな~~?

さて
一筋縄でいかない金剛冠です

以前のご紹介より4か月 順調に紺地が増えましたが
今回展開した左の葉は派手覆輪
思うようにはいきません

豆葉の覆輪は大きく分けて2タイプ(厳密にいえば色々ありますが)

この金剛冠は幽霊地に紺が乗ってくる いわゆる金甲覆輪タイプ
よって覆輪の決まり方がイマイチ、しかし金甲よりかは覆輪が決まりやすいようです。
ちょっと極端な例ですが代表的なところで 玉金剛縞A や 伊勢矮鶏白縞 がこのタイプ

その他大多数の覆輪は葉の紺地の縁に覆輪が回るタイプ
覆輪部分が多く派手になったりする場合は有りますが
基本的に紺地主体に斑が回るタイプですので 継続性はいいようです。
以前ご紹介の 靖国 などはこのタイプ

全く違うタイプの 清国 もありますがこれは御愛嬌

どちらにせよ全く正反対の斑の出方ですのでそれぞれの好みですが
軍配は自ずと、、、

すでに子供が2本
金剛宝はそんなに柄が暴れる木ではないのですが
この木はほぼ青の金剛宝から金剛冠そしてその子が
地味な金剛宝と玉金剛 
うちにある金剛宝の中で飛び切りおかしなヤツです














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