富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

大隅錦

2011年02月05日 | 
   本物の大隅錦です。

この木は秋田の大棚に無理を言い分けていただいた木です。
久々の本物の入手です。

探しに探し、この木は間違いないと手に入れた木もありましたが
すべて朝日殿でしたので。

薩摩錦とよく似た木ですが大隅錦の方が立葉になるようです。
成木になると幅も引き大型になり朝日殿とは明確な差がでます。

この手の柄行きの木は往々にして覆輪に向かう傾向がありますので
縞の木は大事にしませんと、
と言いつつ縞でキープする術を知りません。

翠宝でも先人が源平から覆輪に育て上げたと言われておりますが
うちの棚では、お蘭様任せで勝手に変化してくださいます。
変化を予測するだけです。
しかし長年ランをやっていると
かなりの高確率で柄行きが予測出来るようにはなりましたが。

大隅錦も東京大会当たりから見かけなくなりました。
当時は立派な大型の半立葉の株立ちを見ることができましたが
やはり薩摩錦同様、陽明殿に変化し倒れていくのでしょうか?




大隅らしい立葉です






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