「山でも歩いてみるか 大池の付近にいくかあ」 の声はキノコ採りのこと 採りのほうが先にくるほど
うれしかった。 軽トラのエンジンも軽やか もう2時は回っている。 大池の手前で この辺
と爺の声 ようっし草の中に やぶたけが ある。 よおっし よおっし すでに山深い女になっている。
藪の中をこいでいくと 倒木に寄り添って でているわ でているわ 丁寧にとって袋に。
わずか30分ぐらいで いっぱいになり もういい もういい といいながら採る。
やぶたけ といったり もとあし といったり 正式には」ならたけもどき」 という
夕食は きのこうどん これはしみじみ美味しかった。 元気がでたので やっぱりパソコンや携帯よりも
野山歩きが合っているなあと 二人して自覚しながら 音をたてながら食った夕食でした。