新型コロナウイルスの大流行で世界同時株安の様相であり、9日東京市場は暴落した。
気がかりなのは年金だ・・年金資金に投資をしているGPIF(年金積立金管理運用)は、
大損を喰らっている可能性が高い・・・・9日の日経平均株価は約1年2ヶ月ぶりに・・・・
2万円を割り込み、前週未比1050円安の1万9698円と大幅安で引けた・・・
コロナ禍と原油の大暴落に加え、急激な円高が株安の原因だ日経平均株が3600円も下落し、
この先株価はどうなるのか・・・・・
「世界最大の機関投資家」であるGPIFも打撃を、受けているのは間違いない・・・
GPIFは国民の年金保険料160兆円を運用し50%を株式に投じている。
安部政権の株高政策に応じて14年10月株式への投資比率を、24%から50%に倍増させた。
これまでもGPIFFは、株安に襲われるたびに資金を減らしている。
15年7〜9月期に8兆円・18年10〜12月期には14兆円もの運用損を出した。
今回の株安を受け、今年度の運用実績が大幅マイナスになる可能性は大なのだ。
加えて懸念されているのが、GPIFTが円高阻止を画策していることだ・・・
「来年度から外国債券や外国株の運用比率を増やすと見られていて、円を売ってドルなど、
買えば、円高にブレ-キをかけられるという狙いです」・・(金融関係者は指摘する)
年金の運用で損がでたらどうなるか・・・16年2月の衆院予算委員会で安部晋三は、
「想定の利益が出ないなら当然支払に影響する・給付にたえる状況にない場合は
当然給付で調整するしか道がない」・・・・・と、安部晋三はこう答弁している。
新たな「消えた年金」になりかねない。