暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

安倍政権の反知性主義が元凶❔

2021-05-11 05:31:22 | 暮らしの中で


日経株式欄の人気コラム【大機小機】が9日付でいつの間に日本は
後進国に転落したのかと書いているデジタル・環境・ジェンダ-・人権・
財政など日本が世界平均以下に成り下がっている。
その中でも、筆頭はワクチン後進国で米英中露のような開発国にはなれず、
インドのような生産拠点でもないワクチン接種は世界100番目である・・
企業も政府も目先の利益を追う安易なイノベ-ションを、
おろそかにしたからではないかと…同コラムは厳しく指摘する・・・・

諸外国に比べワクチン接種が大幅に遅れているのは国産ワクチンが
開発できていないからであり、1992年ワクチン副反応の集団訴訟で
国が敗訴してから、日本では新たなワクチンがほとんど承認されず、
研究から実用までカネも時間もかかるワクチン開発は、
20年間すっかり下火になっている。


今回のコロナウイルスで日本でも【RNAワクチンの開発】が治験直前まで
進んでいたが、2018年に安倍晋三が国の予算打切りで【とん挫した】と、
(東大医科学研究所の石井健教授)が東京新聞に打ち明けた・・・
安倍政権は、ノ-ベル賞学者の山中伸弥教授のIPS細胞ストック事業に
予算カットを迫ったほど基礎研究を軽視し、科学技術や専門の知見を
尊重しない【反知性主義】がコロナ対策の迷走にも表れている。
【学術を軽視する姿勢は菅政権にもしっかり引き継がれています】と、
(法大名誉教授・五十嵐仁)が指摘する。

厚労省のHP見ると、塩野義・第一三共など4社が国産ワクチンを開発し
昨日、塩野義製薬が臨床試験の第1相で条件付きで年内には実施できる見通しだが、
治験【臨床試験】1段階で2~3治験をクリヤしなければならず政府も乗り気だが、
だた懸念は、1992年の副反応の二の舞にならぬよう注視が必要だ。

【5月末には米国内での接種が完予し、ファイザー製ワクチンが
大量に入ってきますから滞りなく接種できるでしょう。
各国が科学の総力戦を展開しているのに、ゲノム医学を取り入れる事もせず、
いまだにムラ社会で予算を分け合っている日本の厚労行政は絶望的ですね】
(医療ガバナンス研究所・上昌広氏)が厳しく指摘する。

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