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松葉杖で殴打、刃物で脅し やまぬ院内暴力-私大病院本院で4割強が被害
医療介護CBニュース 3月29日(金)21時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000006-cbn-soci
会見した森山院長=左から2人目=ら(29日、厚生労働省)
「目の前で患者が松葉杖を振り回し、医師を殴り付けた」「刃物をちらつかせることもある」-。東京都内の私立大附属病院本院11施設で構成される「私立大学病院医療安全推進連絡会議」は29日、11施設の職員2万2738人のうち1万79人(44.3%)が、暴言や身体的暴力、セクハラなど何らかの「院内暴力」の被害を過去1年間に受けたことがあるとの調査結果を発表した。同日に記者会見した各施設の安全管理者らは、院内暴力の一部を列挙し、安心・安全な医療の提供に支障を来しかねないと訴えた。
東京慈恵会医科大附属病院の森山寛院長は会見で、「予測を上回る厳しい結果だった」と述べた。また、「病気が心配でぴりぴりする患者さんの気持ちは分かるし、職員にも改善すべき点はある」とした上で、「職員が十分な能力を発揮できない状況に追いやられると、医療安全上、非常に問題がある。信頼関係を築くことが、高次機能を担う大学病院では必須だ」と指摘。患者側にも理解と協力を求めた。
同連絡会議は2011年12月、11施設の全職員2万9065人に調査用紙を配布。78.6%から回収し、有効回答2万2738人分を分析した。男女比はおよそ3対7。職種は、「看護師・准看護師・保健師・助産師」が1万22人で最も多く、このほか「医師・前期研修医・後期研修医」が4230人、「事務員」が2586人、「臨床検査技師」が987人、「看護助手」が924人、「薬剤師」が577人、「放射線技師」が560人などだった。
調査結果によると、暴言などの精神的な暴力を受けた経験があるのは9447人(41.5%)。職種別に見ると、「看護師・准看護師・保健師・助産師」の49.9%(5002人)、「医師・前期研修医・後期研修医」の44.1%(1865人)、「事務員」の41.9%(1083人)などだった。一方、身体的な暴力は3370人(14.8%)、セクハラは3212人(14.1%)が受けたことがあると回答。「看護師・准看護師・保健師・助産師」では、それぞれ27.1%(2720人)と24.9%(2498人)が経験していた一方、他の職種は軒並み2割未満だった。
男女別に見ると、暴言の74.6%、身体的暴力の84.4%、セクハラの95.5%が女性だった。
院内暴力を患者から振るわれたケースは、身体的暴力では9割超だが、セクハラでは84.2%、暴言では69.2%で、患者の家族や見舞客からの院内暴力も少なくないことが分かった。
内容を複数回答で聞くと、暴言では、「ふざけるな」など「言葉」が25.9%で最も多く、以下は「苛立つ態度を取られた」(25.6%)、「鋭い目つきでにらまれた」(18.2%)などの順。身体的暴力は、「叩かれた」(18.3%)、「蹴られた」(14.2%)、「つねられた」(13.2%)など。セクハラでは「身体を触られるなど身体的行為」が最多の40.6%で、以下は「体型や顔の指摘などの精神的行為」(17.1%)、「(女性・男性)のくせになど性差別行為」(12.3%)などと続き、「電話・手紙・尾行などストーカー行為」も5.2%あった。
「院内暴力の要因は医療者側にもあったと思うか」との問いに対しては、45.6%が「あった」と回答。具体的には、「説明や確認の不足」(19.0%)や「長い待ち時間」(15.5%)、「医療者の態度」(11.8%)、「患者の意に沿わない医療行為」(10.6%)などが、複数回答で挙がった。
会見では、各施設で安全管理を担う担当者らが実体験を紹介。夜間の救急外来などで、待ち時間の長さや、優先的に診療してもらえないことに腹を立て、医療者に物を投げ付けたり、暴言を吐いたりする患者もいるとの例を示した。中には、松葉杖を振り回して医師を殴り倒したり、刃物をちらつかせて脅したりするケースもあるという。悪質な場合は、警察へ連絡することもある一方、なかなか表ざたにしにくい実情もあると吐露した。また、入院が長期にわたる場合、患者は治療や病状を理解していても、見舞いに来た家族が激高し、土下座やわび状を求めることもあるなど、枚挙にいとまがなかった。
■院内のサポート体制、7割が理解せず
院内暴力から職員を守るサポート体制は、11施設すべてが整備しているものの、調査では、その存在を職員の71.7%が理解していないことが分かった。また、院内暴力に感じる不安の度合いを5段階で聞くと、不安が最も強い「5」は7.4%、次に強い「4」は22.1%で、「3」(38.2%)と合わせると7割近くに上った。この結果を受けて同連絡会議では、各施設が院内のサポート体制の周知を心掛けるほか、今後の対策の充実・強化に役立てる考えだ。【佐藤貴彦】
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医師法を改正してクレーマー患者は診療拒否できるようにするべき。お客様は神様じゃないし、患者も神様じゃない。選ぶ権利は売る方、サービスを提供する方にあるべきだ。気に入らない奴を相手にする義務などない。
こういうの、もっと取り上げてほしい。患者・入所者による暴力も凄いはず…。
ナースに対するセクハラも問題だ。
私は看護師ですが、やはり患者からの暴言・セクハラは絶えませんね。
こちらの指導は無視して好き勝手やって、具合悪くしてクレーム…いい加減にしてよ!と言いたいです。
反論しようものなら、「それがお前らの仕事、サービスだろ!」ですもんね。
医療従事者も人間ですから。感情を抑えるにも、いつか限界が来ますよ。自分がブチ切れないか、心配です…(__;
医療はホテルみたいな『サービス業』ではない。
医療=サービス業にした弊害です
そもそも、松葉づえで殴打する元気があれば
退院させろよ。そんな連中は診療拒否でいいと思うよ。
入院患者から被害を受けた時点で強制退去でいいと思う。
最近は、イライラを、抵抗できない働いている人に、ぶっつける人おおいから。時には、ネチネチと・・。
偉そうな人、そうでない人と、相手によって、信じられないほど、クルッと態度を、変える人もいるし。
俺様体質や、キイーッとなるヒステリー人は昔からいたろうけど、いやだ、いやだ。
暴力やセクハラするようなのに限って、生活保護だったりするからな。
しかし世の中、あちこちにモンスターだらけだな。
病院が患者を「御客様」扱いしてからこの問題が大きくなった。
上の人間が現場の人間に「接客業」を強い、現場の人間は接客業のノウハウも無いから余計なトラブルの元になる。
「病院はファミレスやコンビニとわけちゃうぞ!」
そのことを医療関係者も患者も理解するべきだ。
患者は自分はお金を払っているからと言うが、税金で7割か9割免除、もしくは高額医療でお金は返ってくるのですべてお金を払っている自由診療以外は患者さんであって、患者様、お客様ではない。
クレーム言う奴に限って、病院慣れしている、生保が多い。
正義よりもモラルよりも人権様って社会だからですな、また医は算術って類いの奴に限って、こういう被害を受けない矛盾が有る...
医療機関で働いてますが、医療従事者側に問題がある場合も多々あります。
そんな言い方や態度したら、そりゃ患者キレるわっていう光景よく目にします。
問題はそれを医療従事者側のほとんどが「はあ?何で自分が悪いの?」という認識で、かつかなり強気です。
基本的に医療人は、皆さんが思う以上に肝の座ってる人がかなり多いため、そういう人達の物言いに「ムカッ」とした患者が怒り爆発してしまうのかもしれません。
かと言って逆に桁外れに無茶苦茶な患者がいるのも事実です。
クレームや暴力行為、警察沙汰の多い患者は院内でブラックリスト化してますので、その場合、本人や救急隊が搬送要請、外来受診を懇願しても診察拒否、出入禁止を堂々と患者に突き付けて帰ってもらってるのも事実です。
あと、多くの方が間違ってるのが、病院をホテルか旅館だと思ってる人がとても多い。
看護師はメイドや仲居ではありません。医療側も患者もわきまえが必要です。
お客様は神様かもしれないが、患者はただの病人。
治してくれる医者には感謝せねば。
生保受給者は特にマナーが悪いです。
救急車を毎週のように呼び救急の医師たちに文句を言う患者を知っています。
本当に困っている患者さんを危険にさらす行為です。
医療費ゼロというのはやはり問題があるのでは?
医療は人を選んではいけないのが原則。
しかし暴力の事象が起きて他の病傷人、医療従事者の治療行為の
妨げになるなら排除するのもやむを得ないのかなあって思う
病院のルールを守らなかった暴言患者の手術を当日の朝に中止し、嫌なら別の病院で手術を受けろと言って強制退院にした先生を知っている。
今から考えると、当然の対応だと思う。
ナースへのセクハラは明らかに企画AVの弊害
入院時、誓約書書かせて、手に余るなら病院から追い出せば良いんだ!
現実は暴力だけではない。
医療費を未払いし、通院への交通費まで出せと暴れる人がいる。
転院して欲しければ、それなりのモノが必要だと。
自分のかかっている私立病院では院長の名前で「当院のスタッフにセクハラをしたら診療を拒否しますのでそのつもりでいて欲しい」と書いて貼ってある。
この病院には女医もいるのだが、診察室に医者と患者が一対一にならないように必ず誰かスタッフが着いてきて待機している。
過去に何があったか知らないが、おかげで待合室もおとなしく待っている人ばかりで感じがいい。
他の患者のためにもモンスターは来ないでいてくれたほうがいい。
病院も専門のセキュリティ担当者を常駐させておくべき。
おいらの住むところでは迷惑患者は即効強制退院、病院より退去させられるよ。
デイサービスでもあるんだよね。
しかし、政府が俺達の血税を中国や韓国に流すから日本人が安心して色々なサービスを受けられない利益になる。
つまり酷使された環境下の中で働かないといけなくなる。
金さえあれば、もっと人員を増やして
こういう不正とか負担とか減らせるだろうに・・・
すべての精神科患者ではないが、自分は統合失調症だから、何をしても捕まらない、特に誰かに危害加えてもいいじゃないか、という奴も少数ながら存在する。
こういう奴の人権を守る必要あるのですかね?
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看護師の業務、拡大提言=床ずれ切除や胃ろう交換―厚労省
時事通信 3月29日(金)23時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000197-jij-soci
厚生労働省の有識者検討会は29日、看護師が行える医療行為の範囲を拡大するよう提言する報告書をまとめた。医師不足に対応するため、床ずれの切除や胃ろうの交換、一部の薬の投与量調整など29種類の行為が候補に挙がっている。
同省は看護師の行為について定めた「保健師助産師看護師法」の改正を目指す。
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ただでさえ看護士負担が大きいのに更に加えて、人的ミスの心配が出てくるんぢゃ?
医師だけじゃなく看護師も不足だよ。
簡単に業務拡大とかいうが
この有識者とかまともに看護師したことあるやついんの?
看護師も不足している。もし拡大するなら、もっと保障を手厚くしないと、あの給料で高額な訴訟などされたらたまったものではない。
看護協会って、本当に金だけ取って、看護師の立場を改善しようとしてない。
政治家になった所で、法律には詳しくないから仕方がないけど。
厚労省の天下り先の為に、無駄に長い更新研修や高額な更新料でケアマネの資格を捨てる医療者も山のように居ます。
ケアプランも立てない立場の医療者にも、強引に研修を受けないと資格消失する制度には呆れるばかりです。
厚労省も、これに味を占めて、次に狙っているのが、認定看護師制度2年以上も看護師を拘束して、更新研修等、看護師不足をさらに酷くする事が解っているのに、良い加減、厚労省も看護師不足を人工的に作ろうとする看護協会とつるんで、医療崩壊ばかりを作らずに、国民の立場に成ったらどうだ!!
看護不足は、看護協会と厚労省が作った看護基準で、起こったものです。
インドネシアは親日国で、実際の現場では、患者さんの評判は、圧倒的に良いのに、看護協会のエゴで、資格の締め出しをやっている状態です。
今の日本人が、高齢者の加齢臭、糞臭の3K職場で働くと思って居るのか?
待遇よくしてあげないと負担ばかり増えたら大変ですよ。
今ちょっとしたことで直ぐに訴えられちゃう時代なんですから…
看護師さんは現時点でそんなに余裕あるの?ないと思うよ。それに看護師さんの負担を増やして心にゆとりが持てなかったら患者に伝わるよ
事務員がバイタル計測してる病院もあるぜ
看護師が過失で事故を起こした場合、保険で患者に補償できる医療機関で先行実施するべきかな。
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