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朝日新聞が慰安婦問題で一部反省、吉田証言「虚偽と判断し記事取り消します」 「『済州島で連行』

2014-08-05 21:18:10 | ● 歴史資料 賠償


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朝日新聞が慰安婦問題で一部反省、吉田証言「虚偽と判断し記事取り消します」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140805-00000505-san-pol
産経新聞 8月5日(火)10時26分配信

 

 朝日新聞は5日付朝刊1面と16~17面で慰安婦問題の特集を組んだ。1面記事では「私たちは元慰安婦の証言や数少ない資料をもとに記事を書き続けました。そうして報じた記事の一部に、事実関係の誤りがあったことが分かりました。問題の全体像がわからない段階で起きた誤りですが、裏付け取材が不十分だった点は反省します」と書き、これまでの慰安婦報道での誤報を一部認めた。

  朝日が16回も取り上げた自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治氏の「慰安婦を強制連行した」との証言については「虚偽だと判断し、記事を取り消します」とした。

  また、もともと関係のない慰安婦と工場などに動員された女子挺身隊とを繰り返し混同した記事を掲載したことに関しては、「当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました」と間違いを認めた。

  一方、元韓国人慰安婦、金学順氏の証言記事で、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行」などと実際の金氏の経験と異なる内容を書き、慰安婦問題に火をつけた植村隆記者(今年3月退社)に関しては「意図的な事実のねじ曲げなどはありません」と擁護した。
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問題はそれでは済まない。
国会で正式に訂正と謝罪をするべきだ。


①日本軍では慰安婦=売春婦だったと認めろ
②下朝鮮は米軍慰安婦だったと報道しろ
③ベトナムなどでの下朝鮮の蛮行を報道しろ


裏付け取材をしていれば、すぐに判明したことを、何十年もたって、他人から批判されてようやく訂正ですか?
この間にどれだけの国益が損なわれたと思ってあるの?


『今年3月に退社』
なるほどね。さすがに個人に責任を押し付ける訳にもいかず、でも世論的に嘘つき新聞社呼ばわりされそうだから、時期を見てソフトに着地させようとしたわけね。


すみませんで終わるわけないでしょう


人間は嘘をつく動物
強盗に合ったと証言しても強盗に合った証拠がなければ事件にならない
慰安婦はババァの証言だけで裏ずける証拠が何も出ない
出て来たのは売春婦だった証拠だけ
韓国人の嘘吐きは世界一だ
朝日は馬鹿じゃねぇかwww.


自由を奪われたというけど、戦地で移動の自由が内のは当然。
サラリーマンが勤務時間中拘束されるのも強制労働かよ?


日本人全員が
朝日新聞社・福島みずほを 詐欺ねつ造で
訴えるべき。


誤報による冤罪ですね、日本国と日本人は。
「精神的苦痛を受けた」と日本国民総出で提訴しましょうか?


国会で謝罪すべきだし、経営陣は総辞職すべきレベル。
朝日新聞およびそのグループは解体されるべき由々しき事態だろ。


世界に対して誤報と発信し日本国民に謝罪と賠償をしてください!!
謝罪と賠償は、朝鮮カルト日々新聞の祖国では日常でしょ??!


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<慰安婦問題>朝日記事巡る自民・石破幹事長の一問一答
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140805-00000125-mai-pol
毎日新聞 8月5日(火)22時0分配信

 

自民党の石破茂幹事長=自民党本部で2014年7月、梅村直承撮影


 朝日新聞の従軍慰安婦問題の検証記事を巡る自民党の石破茂幹事長と記者団とのやりとりの全文は次の通り。

  --朝日新聞が従軍慰安婦問題を巡る報道の一部に事実の誤りがあったと認めた。どう受け止めているか。

  石破氏 私どもとして、この記事は非常な驚きをもって受け止めている。今まで有力紙たる朝日新聞が(慰安婦狩りをしたと証言した)吉田(清治)さんという方の証言に基づいて慰安婦問題を世論に喚起して、そしてそれが国際的な問題となってきました。

  それを取り消すということになれば、今までの報道は一体なんであったのか、ということだ。(朝日新聞は)どうしてこういうことになったのか紙面で述べておられますが、これだけ大きな問題になっている。我が国がそういうことをする国家であるということで国民も非常に苦しみ、そしてまた国際的な問題ともなっている。

  なぜ十分な裏づけが取れない記事を今日に至るまで、ずっと正しいものとしてやってこられたのか。その検証はこれから先、日本国の国益のためにも、この地域を友好の地域として確立をしていくためにも、極めて重要なことだと思っている。

  これは、これから国会の中で、我が党としていろいろと議論をしていくことですが、場合によっては、これだけ大きな地域の平和と安定、あるいは地域の隣国との友好、国民の感情に大きな影響を与えてきたことですから、検証というものを議会の場でも行うということが必要なのかもしれません。真実がなんであったのかということを明らかにしなければ、これから先の平和も友好も築けないと思っております。それは書かれた社の責任としてその責任を果たされたいと考えている。

  --(朝日新聞報道の)関係者の国会招致も検討するのか。

  石破氏 要は糾弾するとかいう話ではなくて、国民の苦しみや悲しみをどうやって解消していくのか。我が国だけではない。そうやって取り消しちゃえとされてしまいましたが、そういう報道に基づいて日本に対して怒りや悲しみをもっている国々の、特にこの場合は韓国ですが、人に対する責任でもあると考えている。それはいつにかかって、その地域の新しい環境を構築していくために有効なものであるとすれば、そういうこともありうるでしょう。現時点においてなんら確定しているものではない。

  --朝日新聞は十分説明を尽くしたと思うか。

  石破氏 (検証記事は)まだ続きがあるんでしょう。読んでみなければ判断できません。ただ、どうして社会の木鐸(ぼくたく)、社会の公器たる新聞が十分な裏づけも取れないままこういうことをやったのか、疑問が氷解したわけではない。

  --議会で明らかにすべきなのは、朝日新聞の報道がなぜこうなったかということか。

  石破氏 私がすべきだといっているのではなくて、議会のことですから、(自民党)会派の責任者たる私が一存で決めるわけには参りません。これから、我が党のそれぞれの現場の担当者がどのように判断するかということにかかっているので、私としてすべきだと申し上げているのではない。しかし、これだけ多くの国民、日本だけではない、そういう人たちがこの報道を前提にいろんな議論をしてきた。それによって怒りや悲しみや苦しみが生じている。なぜこういう経緯になったのかということは、この取り消された報道に基づいて生じた関係の悪化、怒りや悲しみや苦しみ、それを氷解させるのに必要なことであれば、議会がその責任を果たすことはありうるということだ。
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【関連記事】
 自民・石破幹事長「朝日記事検証を議会でも」

 

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朝日新聞見ました。
済州島では慰安婦強制連行が0人で、他の地域から20万人連行されたのは事実なんだそうです。
騙されるな!!!


朝日以外のメディアや多くの人々が、「虚偽報道」ではないか、と指摘していたが、32年間の長きにわたって一切訂正・撤回しなかった。
この間に韓国政府・米国政府・韓国国民・米国国民、その他世界中の政府や国民が朝日の記事を正しいものとして、旧日本軍が韓国女性を性奴隷にするために強制的に連行したのは、“歴史の事実” と受け止めた。
世界中の学者やNGOも、旧日本軍が組織的に多数の韓国女性を性奴隷にするために強制連行したと受け止めた。
日本・日本国民が朝日の「虚偽報道」で蒙った損害は筆舌に尽くし難いものがある。
日本の左翼と呼ばれる人々が、朝日の報道をもとにして、32年間にわたって、日本の保守政権を執拗に攻撃した。
今、その人達は、何事もなかったかのように、忽然と姿を消した。
福島瑞穂、志位和夫、村山富市なども沈黙を守り続ける。
日本が失ったものを返して欲しい。

 

朝日が記事を取り下げたのは大きな一歩だが、ここまで大きな国際問題になった責任はまだ終わったわけでは無い。


慰安婦は日韓基本条約で解決済み。
それなのに韓国を付けあがらせるような捏造した朝日は許せん。
国会で徹底的に追及してやれ!!


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朝日新聞「慰安婦」検証記事 「『済州島で連行』証言」は虚偽と判断、記事取り消し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140805-00000000-jct-soci&pos=2
J-CASTニュース 8月5日(火)10時38分配信

 

 朝日新聞は2014年8月5日の朝刊で、いわゆる従軍慰安婦問題に関する特集記事を掲載した。1面で編集担当役員が趣旨を説明し、特集面で大きく5つの論点を検証するという構成で、済州島で若い女性が強制連行されたとするいわゆる「吉田証言」については「虚偽」と結論付け、軍需工場に動員された「挺身隊」と「慰安婦」の混同があったことも認めた。

  「強制性」については、「女性たちが本人の意に反して慰安婦にされる強制性があった」と指摘した。

■「当時、虚偽の証言を見抜けませんでした」

  1面には杉浦信之・編集担当役員による「慰安婦問題の本質、直視を」と題した署名記事を掲載。一部事実関係に誤りがあったことを認めたものの、

   「そのことを理由とした『慰安婦問題は捏造』という主張や『元慰安婦に謝る理由はない』といった議論には決して同意できません」

と主張した。

  ただ、以前から信頼性がないとして問題になっていた「吉田証言」については、

   「済州島で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」などとする吉田清治氏の証言については「虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした」

として誤報だと結論づけた。
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「人さらいのように連行」は事実なし

 強制連行の有無については、日本の植民地だった朝鮮半島や台湾では、「軍などが組織的に人さらいのように連行した資料は見つかっていません」と結論づけたが、インドネシアなど日本が占領していた地域では「軍が現地の女性を無理やり連行したことを示す資料が確認されています」とした。

  「挺身隊」と「慰安婦」の混同については、当時は慰安婦問題に関する研究が進んでいない上に、記者が参考した資料でも混同があったことから「誤用しました」とした。
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あまりにも遅すぎた検証ですね。すでに、記事は韓国や多くの市民団体に利用され独り歩きしてます。日本を貶めるという、当初の目的が達成されたから、今頃言い訳のためにこんな記事を出したのでは?


西岡力氏によると、韓国政府の慰安婦に関する報告書では、奴隷狩りのような強制連行をした根拠を吉田証言としているそうだが、朝日が正式に嘘を認めた今、韓国政府はどうすんだね?


先の河野談話検証結果に加え、吉田証言の虚偽認証、朝日が言うところの慰安婦に関する事項が、どんどん虚偽であると、暴かれています。朝日は、もう慰安婦に関する虚偽の報道をやめる時期にきているのだと、認識すべきでは?
しかし、慰安婦問題で食ってる左巻きは、己らこそが慰安婦を辱めているのだと知るべきである。


吉田清治や植村隆などと韓国や社会党・社民党などがどう繋がっていたまで記事にしなければ慰安婦捏造問題は解決しない!


もっと検証して、捏造を正す事が必要。
韓国はまともに検証もしていないので、過去の資料しか無い。
これで一国を堂々と非難出来るんだから、この国は狂ってると思うよ。

 

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2014.5.24 13:04
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140524/wor14052413040027-n1.html
後ろ盾ソ連崩壊を機に「慰安婦問題」に傾倒…北が世論工作 朝日報道と呼応 

 

 
【歴史戦】第2部 慰安婦問題の原点(4)-(2)

 朝日新聞の報道などで慰安婦問題追及の世論が日韓で盛り上がり始めた1992年、呼応するように北朝鮮は外交攻勢に打って出た。1月30日、中国・北京の北朝鮮大使館で行われた日朝国交正常化交渉で、慰安婦問題に初言及すると、韓国人記者団を初めて大使館に招き、「南北が日本から受けた苦痛は同じ。補償を求める民族感情は一つだ」と連帯を呼びかけた。

■民族融和路線に舵

 2月の南北首相級会談でも共闘を働き掛け、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)のカウンターパートとなる「朝鮮日本軍性奴隷および強制連行被害者補償対策委員会」(朝対委)を組織した。韓国当局は工作機関の偽装部署とみている。

 元駐日韓国公使で評論家の洪(ホン)●(ヒョン)は、北朝鮮が急に慰安婦問題に傾倒した背景には「冷戦終結がある」と分析する。89年から東欧の政権が次々倒れ、後ろ盾のソ連も崩壊。北朝鮮の指導者金(キム)日成(イルソン)は「わが民族同士」を掲げ、民族融和路線にかじを切った。

 北朝鮮は、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の人物を日本人研究者や市民団体、韓国人留学生に接近させ、戦時徴用問題などで世論攻勢を図ってきた。そこに飛び込んできたのが慰安婦問題で、南北共闘の「起爆剤」となった。

 北朝鮮は挺対協周辺にも食い込んだ。挺対協常任代表の尹(ユン)美香(ミヒャン)が著書で明らかにしていることによると、運動のきっかけとなった沖縄在住の元慰安婦の支援者からして「朝鮮総連系の人だった」という。


 そればかりか、尹の夫とその妹は日本で北朝鮮工作員と接触したとして、有罪判決を受けた。尹自身、朝鮮学校支援に絡み、昨年1月、メール内容を韓国警察に押収された。これに対し、朝鮮総連機関紙が「通知なしに押収した」と非難する記事を掲げ、逆に連帯ぶりを印象付けた。

 韓国のニュースサイトは挺対協を「『反日』の仮面をかぶった『従北』だ」と報じている。

 慰安婦問題に関わった韓国の宗教家は、挺対協の戦略について「日本を国際社会から孤立させるとともに、韓国政府にも強く圧力をかけて、日本を攻撃せざるを得ない構図に追い込むことだ」と指摘する。

 実際、挺対協は日本の「アジア女性基金」から「償い金」を受け取った元慰安婦に圧力をかけるなど、「反日」姿勢を鮮明にした。ただ、最初から韓国世論に歓迎されたわけではなく、たもとを分かったメンバーも少なくない。

■盧武鉉政権で勢い

 挺対協をとりまく状況が変わったのは、親北の盧(ノ)武鉉(ムヒョン)政権が誕生したことだ。盧は2006年、慰安婦問題で日本政府の責任を追及する方針を打ち出した。歩調を合わせるかのように挺対協は韓国政府が日本に賠償を求めないのは違憲だと提訴した。韓国憲法裁判所は11年に「違憲」判断を下し、李(イ)明博(ミョンバク)、朴(パク)槿恵(クネ)両保守政権の手足を縛った。

 結局、朴政権は「取り込むことで、彼女らの動きを制御すべきだ」との声に押され、慰安婦問題に関する官民合同の検討会に尹を加えた。挺対協は韓国で確固たる地位を得たのだ。


 「極端な主張の彼女らと距離を置いた方がいいのは分かるが、いまそれを公言すれば、世論の袋だたきに遭う」

 韓国政府関係者は打ち明ける。

 慰安婦を強制連行された「性奴隷」と認定した96年2月の国連の「クマラスワミ報告書」に記された「20万人」という数字はその後、米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像のそばにあるプレートに「戦時中、日本軍が強制連行して性奴隷にした20万人の婦女子が慰安婦にされた」と刻まれるなど、“事実”として広まった。

 最大の「敵国」であるはずの米国で「慰安婦像」設置の動きが広がる状況について、朝鮮労働党機関紙、労働新聞は「日本の歴史歪曲(わいきょく)に対する国際社会の答えだ」と手放しで喜んだ。

 米大統領、バラク・オバマは4月25日に訪韓した際の朴との共同記者会見で、歴史認識に関する韓国メディアの質問に答える形で、慰安婦問題について「甚だしい人権侵害だ」とまで言い切った。

 この発言を韓国側は歓迎したが、それでも挺対協の“欲”には限りがないようだ。

 韓国政府と挺対協の話し合いに同席したことがある韓国人の一人は、「挺対協は朴政権の動きについて日本への追及姿勢が弱く、かつ遅いと不満を抱いている。このままでは韓国政府も追及対象になりかねない」と危惧の念を強めている。

(敬称略)

●=火ふたつの下に「わかんむり」、さらに下に火


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「済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断
http://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr01
2014年8月5日05時00分


 〈疑問〉日本の植民地だった朝鮮で戦争中、慰安婦にするため女性を暴力を使って無理やり連れ出したと著書や集会で証言した男性がいました。朝日新聞は80年代から90年代初めに記事で男性を取り上げましたが、証言は虚偽という指摘があります。

慰安婦問題を考える

 男性は吉田清治氏。著書などでは日雇い労働者らを統制する組織である山口県労務報国会下関支部で動員部長をしていたと語っていた。

 朝日新聞は吉田氏について確認できただけで16回、記事にした。初掲載は82年9月2日の大阪本社版朝刊社会面。大阪市内での講演内容として「済州島で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」と報じた。執筆した大阪社会部の記者(66)は「講演での話の内容は具体的かつ詳細で全く疑わなかった」と話す。

 90年代初め、他の新聞社も集会などで証言する吉田氏を記事で取り上げていた。

 92年4月30日、産経新聞は朝刊で、秦郁彦氏による済州島での調査結果を元に証言に疑問を投げかける記事を掲載。週刊誌も「『創作』の疑い」と報じ始めた。

 東京社会部の記者(53)は産経新聞の記事の掲載直後、デスクの指示で吉田氏に会い、裏付けのための関係者の紹介やデータ提供を要請したが拒まれたという。

 97年3月31日の特集記事のための取材の際、吉田氏は東京社会部記者(57)との面会を拒否。虚偽ではないかという報道があることを電話で問うと「体験をそのまま書いた」と答えた。済州島でも取材し裏付けは得られなかったが、吉田氏の証言が虚偽だという確証がなかったため、「真偽は確認できない」と表記した。その後、朝日新聞は吉田氏を取り上げていない。

 しかし、自民党の安倍晋三総裁が2012年11月の日本記者クラブ主催の党首討論会で「朝日新聞の誤報による吉田清治という詐欺師のような男がつくった本がまるで事実かのように日本中に伝わって問題が大きくなった」と発言。一部の新聞や雑誌が朝日新聞批判を繰り返している。

 今年4~5月、済州島内で70代後半~90代の計約40人に話を聞いたが、強制連行したという吉田氏の記述を裏付ける証言は得られなかった。

 干し魚の製造工場から数十人の女性を連れ去ったとされる北西部の町。魚を扱う工場は村で一つしかなく、経営に携わった地元男性(故人)の息子は「作っていたのは缶詰のみ。父から女性従業員が連れ去られたという話は聞いたことがない」と語った。「かやぶき」と記された工場の屋根は、韓国の当時の水産事業を研究する立命館大の河原典史教授(歴史地理学)が入手した当時の様子を記録した映像資料によると、トタンぶきとかわらぶきだった。

 93年6月に、吉田氏の著書をもとに済州島を調べたという韓国挺身隊研究所元研究員の姜貞淑(カンジョンスク)さんは「数カ所でそれぞれ数人の老人から話を聞いたが、記述にあるような証言は出なかった」と語った。

 吉田氏は著書で、43年5月に西部軍の動員命令で済州島に行き、その命令書の中身を記したものが妻(故人)の日記に残っていると書いていた。しかし、今回、吉田氏の長男(64)に取材したところ、妻は日記をつけていなかったことがわかった。吉田氏は00年7月に死去したという。

 吉田氏は93年5月、吉見義明・中央大教授らと面会した際、「(強制連行した)日時や場所を変えた場合もある」と説明した上、動員命令書を写した日記の提示も拒んだといい、吉見氏は「証言としては使えないと確認するしかなかった」と指摘している=注①。

 戦時中の朝鮮半島の動員に詳しい外村大・東京大准教授は、吉田氏が所属していたという労務報国会は厚生省と内務省の指示で作られた組織だとし、「指揮系統からして軍が動員命令を出すことも、職員が直接朝鮮に出向くことも考えづらい」と話す。

 吉田氏はまた、強制連行したとする43年5月当時、済州島は「陸軍部隊本部」が「軍政を敷いていた」と説明していた。この点について、永井和・京都大教授(日本近現代史)は旧陸軍の資料から、済州島に陸軍の大部隊が集結するのは45年4月以降だと指摘。「記述内容は事実とは考えられない」と話した。

■読者のみなさまへ

 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。

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 注① 吉見義明・川田文子編「『従軍慰安婦』をめぐる30のウソと真実」(大月書店、1997年)


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日本人捕虜234人死亡 「カウラ事件」無謀脱走の理由
編集委員・永井靖二
http://www.asahi.com/articles/ASG817S08G81PLZU00C.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr04
2014年8月5日11時48分

 広島・長崎に原爆が投下される1年前、太平洋戦争の敗色が濃くなるなか、豪州の収容所で日本人捕虜1104人が集団脱走を図った。手製の野球バットや食事用ナイフを手に機関銃へ向かって突撃し、日本側234人、豪州側5人が亡くなった。その「カウラ事件」から5日で70年。捕虜たちはなぜ無謀な脱走を企てたのか――。記者が生き証人たちのもとを訪ねた。

■左胸をたたき「ここを撃てーっ」

 70年前の集団脱走は捕虜が吹き鳴らす突撃ラッパを合図に始まった。1944年8月5日午前2時ごろ、「カウラ第12戦争捕虜収容所」の兵舎からなだれを打って出た日本人捕虜たちを、間近で目撃していた人がいた。

 岡山県瀬戸内市の国立ハンセン病療養所「邑久光明園(おくこうみょうえん)」で暮らす、回復者の立花誠一郎さん(93)。ニューギニア北部で捕虜となって同収容所へ送られ、事件の前月、ハンセン病と診断された。兵舎から鉄条網を隔てたテントで、寝起きさせられていた。

 ラッパの音で目覚め、外へ出た。毛布や上着を鉄条網にかぶせて乗り越えようとする集団を、重機関銃の掃射がなぎ倒した。鉄条網に絡まり息絶えた捕虜。その上を乗り越えようとした捕虜たちも次々と撃たれた。足に弾を受けた男は、上半身を起こして左胸をたたき「ここを撃てーっ」と絶叫し、再び腰を撃たれて倒れた。兵舎には火が放たれた。照明弾とサーチライトが加わり、収容所は昼間のように明るかった。

 当時、捕虜になることは恥だった。立花さんには戦友たちが「名誉の戦死」を選んだことがすぐに分かった。

 神奈川県で暮らす元捕虜の男性(94)は、鉄条網を乗り越えた直後に左わきと左肩を撃たれた。意識が戻ったのは病院だった。左肩に今も弾丸が残る。


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