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朝日新聞が慰安婦報道で「誤り」を認めた 日本の保守勢力が総攻撃

2014-08-07 21:36:05 | ● 歴史資料 賠償


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朝日新聞が慰安婦報道で「誤り」を認めた 日本の保守勢力が総攻撃=韓国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00000016-scn-kr&pos=1
サーチナ 8月7日(木)7時1分配信

 

 朝日新聞が5日、日本軍慰安婦問題を扱った過去の記事にいくつかの誤報があったと認めた。これに対し、日本の保守・右翼勢力が波状的な攻勢を展開していると複数の韓国メディアが6日、報じた。

  韓国メディアは、慰安婦に関連する報道の先駆者的な役割をしてきた朝日新聞が、独自の検証結果などを盛り込んだ“慰安婦問題”の特集記事を掲載したことと関連し、日本の保守勢力が総攻撃を浴びせ始めたと伝えた。

  日本の政権与党である自民党の石破茂幹事長は、記事について国会で検証するとの可能性に言及。

  これに対し、毎日新聞や東京新聞などは、記者などを相手にした国会での検証は言論の自由を侵害するとの懸念を表明した。

  東京新聞は、「記者などを証人や参考人として呼んで実施する国会の検証は、政府や与党に不利な報道をするメディアをけん制するための手段として悪用されることがある」と指摘した。

  読売新聞と産経新聞など保守系のメディアたちも、朝日新聞が前日発表した「強制連行の証言関連の記事に誤報があった」旨の部分に焦点を合わせ、1面などで大々的に報道した。

  今回、朝日新聞が一部に誤報があったと認めたが、これを日本の右翼勢力は河野談話の見直しやメディアの検証にまで発展させようとしているとして、韓国内では懸念の声が広がっている。(編集担当:李信恵)
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米国政府「慰安婦は重大な人権侵害」日本に再び圧力を掛け、解決を促す=韓国メディア  
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00000006-scn-kr&pos=1
サーチナ 8月7日(木)6時55分配信

 

 米国務省のサキ報道官は5日、元日本軍慰安婦の李玉善さんと姜日出さんが、先月末に国務省とホワイトハウスの関係者らと極秘に面談したことを認めた。複数の韓国メディアが報じた。

  米国ニュージャージー州に建てられた日本軍慰安婦碑の除幕式に出席するため、元慰安婦らは7月30-31日、米国を訪問。その際にホワイトハウスと国務省の関係者とそれぞれ非公式に面談を行ったという。

  韓国メディアは、米国政府が従軍慰安婦問題をめぐり、日本に再び圧力をかけたと伝えた。

  サキ報道官は慰安婦問題について「1930-1940年代に日本軍が性を目的に女性の人身売買に関与したことは嘆かわしい」として、「重大な人権侵害行為」と強調。 

  「(慰安婦問題は)遠い過去に発生したものだが、われわれは日本に対し、この事案を被害者の傷の治癒と関連国との関係改善を模索する方向で解決するように促している」と述べた。

  ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のパトリック・ベントレル副報道官も、サキ報道官との立場を同じくした。

  また、「先月31日、「ナヌムの家」から来た2人の元慰安婦がホワイトハウスの職員に、彼女らの経験を共有した」と明らかにした。

  さらに、「私たちは慰安婦などの敏感な歴史問題に対する韓国と日本の継続的な交渉を歓迎し、このような交渉が未来志向の関係の確立に役立つと信じている」と付け加えた。 (編集担当:李信恵)
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日韓基本条約で解決済み、何やって無駄です。
それよりも米軍慰安婦を訴えたらどうですか?
コチラは解決してませんからね。
それに一晩1ドルですよ?まさに人権侵害ですね。
日本のは何やっても無駄、米訴えるのならば米軍慰安婦にしなさい。


解決済みの案件について再度人権侵害というのは日本に対する主権の侵害にならないのか


アメリカは、深く介入しない方が身の為だ。
 二国間の問題だし、そもそもアメリカは日本に対する甚だしい人権侵害をしたことを忘れている。
原爆を落とし、人間に対して人体実験を行った。
その謝罪すらまだだ。
植民地に謝罪などする必要などない。
また日本は、何度も謝罪して来た。
 日本の謝罪はもう終わりだ!


自分から売りにきておいて何が人権侵害だ?
売春婦がいつまでも被害者面するな


米国は、支援を約束した拉致被害者帰還のため
何か行動をおこしたのであろうか。それもせず、
ウソの片棒を担ごうとするなら、日本政府をそれを
厳しく咎める必要がある。


忘れてはいけない。米国も反日国。日本が普通の国になるのを妨害するのは、国策でもある。


アメリカ政府も慰安婦問題訴えられてるんだから、
韓国の言う事は聞かないほうがいい。
日米でこの問題を解決していく方が大事じゃないですかね。


マジ 呆れるわ。
米韓共に、自国の慰安婦問題を
隠すために、日本を批判かよ。
恥国家の仲間入りですね。


どうせこのあとこうなる。
日本国内の韓国利権友愛政治家連中が「米国様さえ怒っているぞ。日本はこのままだと世界から孤立する。日本は冷静になり大人の対応をして、韓国様に賠償し、日韓関係を改善するのだ。」と大騒ぎして日本は結局韓国に金を払う羽目になる。
今まで、こういう目先だけの韓国へのご機嫌とりで偽りの日韓友好をしてきたことが韓国を増長させた。
もう韓国とは国交断絶でいい。日本と韓国は永久に平行線。


アメリカが人権侵害とは笑わせるな。
平和の名のもとに落とした原爆。
広島と長崎では異なった核を使った実験ではないか。
違うと言うなら、2発も落とす事は無いだろ。
罪も無い、抵抗も出来ない人々が大勢亡くなっているんだぞ。
大量虐殺の人権侵害も甚だしい。

 

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「朝日こそガラパゴスなんです!」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140806/waf14080617300025-n1.htm
2014.8.6 17:30 (1/5ページ)[west政治]

「政治家冥利に尽きる」
「政治家冥利に尽きる」

 

(2)橋下市長「『他がやったから』はダメ、と言ってた朝日新聞ですよ」…から続く


 ただ強制連行の事実が、少なくとも朝鮮半島においてなかった。他の地域で、軍が強制的に女性に暴行を加えたという事実はあったんでしょう。これは、オランダ人捕虜のね、スマラン事件でもそうですけど、これは戦犯です。戦犯なんです。


戦争の本当に不幸な話、謝るべきところは謝る


 だからこれは、どこの戦地においてもあってはならないけれども、生じうる、いわゆる兵によるレイプ事件、強姦事件としてこれはきちっと罰しなければなりませんけども、これは出てくるんですよ。これはもう戦争の本当に不幸な話なんです。だから絶対戦争なんかやめなきゃいけない。

 だけど、これ最後朝日のね、また学者を引用してコメント今日、出てましたけども「ガラパゴス的な議論にしてはいけない」と。朝日こそガラパゴスなんですよ。この問題はね、もう日本国内の議論だけに止めちゃいけない。日本がやったことを正当化してはいけない、これは当たり前だし、日韓関係だけの問題でもないんです。韓国に対しても、謝るべきところは謝らなきゃいけないんです。

誤報32年間も放置「国連も焚きつけてしまった」「いろんな言い訳だが…」


虚偽の話で国連をたきつけた


 ただしね、やっぱり認めちゃいけないところ、これ何が問題になっているかといったら、世界から日本だけが特殊なことをやったという風に指摘されているわけですよ、「性奴隷」という言葉を使われて。でもこれ、強制連行の事実がなかった、強制連行がなかったということになれば、日本だけが性奴隷を使っていたという批判は当たりません。もし、日本がこの慰安婦を利用していたということで「性奴隷を使っていた」というんであれば「世界各国がみんな性奴隷を使っていた」ということにしなきゃいけないんです。どちらでもいいです。

 だから日本が性奴隷を使っていたという国連の人権報告書が出てますけども、それだったら世界各国が性奴隷を使っていたというように国連も改めなきゃいけませんね。

 朝日新聞はいろんな言い訳をしてますけども、これはもう非常に大きな問題。読売がきちっと言ってますけども、国連の人権報告書もたぶんその、今日の朝日のあの学者さん、「ガラパゴス的な議論をしてはいけない」ということを言っていたあの学者さん、国連の人権報告書も読んでないんでしょうね。1996年に出たクマラスワミ報告書っていうものによって日本が性奴隷を使っていたという話が広がってきたわけです。


 このクマラスワミ報告書の証拠はね、何かといったら、吉田清治さんの著書ですよ。だから全部つながってるんです。だから今回朝日が認めたね、吉田清治氏の虚偽の話。これは虚偽だともう認めたわけです。そしたらね、あの朝日の報道によってね、国連の人権委員会もたきつけられたわけなんですよ。


日本に全部押しつけてきた


 日本の戸塚さんという弁護士がどんどんNGOでね、国連の人権委員会に働きかけた。今回みてください。国連の自由権規約人権委員会から、日本は性奴隷を使っていたともっと厳しい批判が来ましたよ。その根拠は何かといったらね、この朝日が大宣伝をした、吉田清治氏のあの慰安婦についての話ですよ。済州島で日本の官憲が、兵隊が、とにかく女性狩りをやったと。その話が全部国連のこの1996年、クマラスワミ報告書、日本が性奴隷を使っていたということで批判を受けるようになった、世界から批判を受けるようになったクマラスアミ報告書の基礎資料に吉田清治氏の文献が証拠になってるということなんです。


 この吉田清治氏の文献が、今度はジョージ・ヒックスっていう、オーストリアでしたっけ、そっちの方のジャーナリストかなんかの文献の証拠になったりとか。

 だから朝日新聞は今回の問題、確かにね、消し去ることのできない事実であることは間違いないですよ。だから女性を、性的に利用していたということは絶対にあってはならないし、今後二度と繰り返してはいけない。だけれども、それは日本だけが特別にやっていたことなのかどうなのか。世界はみんな自分たちがやったことを棚に上げて、日本に対して全部押しつけてきているわけです。


不当な侮辱を受けるのは32年間、間違いを認めなかった朝日の姿勢のせい

 だから慰安婦像なんていうものがどんどんどんどん世界に広がってるじゃないですか。

 僕はずっと繰り返し言ってきたのが、日本も悪いけれども、世界各国だって戦争っていう場においては、それ以上のことをやっているわけです。ノルマンディー上陸作戦のときもそうだし、ソ連軍だって、第二次世界大戦の最後、日本に侵攻してきたときに満州でやってきたことなんて、もうレイプの連続じゃないですか。これも歴史的な史実であるわけですよ。そういうことは戦争の悲惨な過去。絶対こういうことは繰り返しちゃいけない。


 だけれども、日本国だけが性奴隷を使っていたというふうに、世界から不当な侮辱を受けることに対してはきちっと反論しなきゃいけないし、なぜそのような不当な侮辱を受けるようになったかといえば、朝日新聞のあの間違った報道、32年間、過ちを認めてこなかった姿勢によって、吉田清治氏のあの著書が、国連の人権委員会の重要な報告書の資料になっている。こういうところも、もうちょっと朝日新聞は検証しなきゃいけないですね。

=(4)「日韓の関係こじらせたのも朝日新聞だ…」に続く

 

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「朝日新聞の罪は大きすぎる」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140806/waf14080617370026-n1.htm
2014.8.6 17:37 (1/5ページ)

「間違っていたら謝らないといけない」


(3)橋下市長「朝日の誤報が国連を焚きつけた」…から続く


 だから「ガラパゴス的な議論にしてはいけない」というのはその通りだけれども、何も国内だけで、日本人がやってきたことは正しかったんだとか、間違ってないんだとか、そんな議論じゃないんですよ。


日韓関係をこじらせたのは朝日の記事


これはもう、世界標準として考えて、日本がやってきたことはどこまでを反省して、どこからはきちんと反論すべきなのかってことを、しっかり考える。もう次のステップはそこですよ。だから今回、この問題ね、ここで収束させちゃだめですよ。

 一つは、国連人権委員会の報告書をもっともっと検証してもらって、吉田清治氏の文献が国連人権委員会のクマラスワミ報告書の第2章でどんどん引用されて、これが元になって、日本は性奴隷を使ったってなっているわけです。もし日本が性奴隷を使ったという評価なんであれば、これ日本だけじゃなくて世界各国です。

 第二点は、これは、日韓関係をこじらせたのは朝日新聞の記事なんです。なぜかといえば、通常の戦争犯罪であれば平和条約ですべて解消するというが原則ですよ。ルールです。通常の戦争犯罪とか戦争責任については平和条約で解消する。


「強制連行」が重要な要素に


 でもこれもね、世界スタンダードで、虐殺とかホロコーストとか、重大な人道違反の罪については時効はないと。平和条約では解決されないっていうのがこれもまた世界標準です。だからナチスドイツの犯罪だったりとか、イギリスが植民地に対して行っていたいろんな暴行事件についても、それは時効なく賠償していかなきゃいけない。これはもう、ある意味、国連の中の国際標準なんです。通常の平和条約ではね、解消されない罪もあるんだと。

 日韓基本条約、請求権並びに経済協定の中で、完全かつ最終的にこの慰安婦問題が解決されたというのは日本の主張だけれども、韓国は違うんですよ。で、国連の感覚も違うんです。

 この慰安婦問題っていうものは通常の戦争犯罪、戦争責任ではないという、そういう評価なんです。なぜかといったら、国が国家をあげて女性を強制連行して性奴隷にしたんだから、こんなのは通常の平和条約では、日韓基本条約、請求権並びに経済協定、平和条約では解決した問題ではないというのが韓国の主張でもあり、国連の評価でもある。

「(朝日のせいで)日本だけが性奴隷を使ってた不当な批判を受けてる…」

 だから強制連行というものが、重要な要素になってしまっている。いくら日本が、1965年の日韓基本条約、請求権並びに経済協定で、全部完全かつ最終的に解決されたと日本政府がいくら言っても、世界はそれを認めてくれませんよ。虐殺とか、ホロコーストとか、それから重大な人道違反については時効なし。永久にやった人間を処罰せよ。だから、今回の国連の自由権規約人権委員会からもまたそういうふうにまた勧告が出ているわけですよ。


国際社会を見ていない議論


 だからもっと、日本国民もジャーナリストの皆さんも、何が論点なのかということをもう一回、見定めないと。今まではずっと国内の問題だけでね、この慰安婦問題は当時は合法だったんだから日本人に責任ない、非常にドメスティックな国内の議論でずっとやってきた。それに対して、朝日新聞や毎日新聞は批判してきた。「そんな問題じゃない。責任を感じろ、反省しろ」と。それは国内の問題なんです。

 だから反省するところは反省して、おわびするところはおわびする。しかし今、世界の問題になってるんでね。この強制連行っていう事実によって、日本だけが性奴隷を使っていたという不当な批判受けていることと、それから平和条約では解決されない問題なんだよと世界から言われてしまっているんですよ。

誤報32年間…「単純に今認めて『消し去ることのできない事実…』なんて…」


 だから強制連行の事実がないっていうんだったら、これは通常の戦場の性の問題、通常の戦争責任の問題として考えて、やっぱり平和条約で解決したというふうに考えるのかどうなのか。こういうところを、日本と韓国でしっかり議論しなきゃいけないと思いますね。

 朝日の罪は大きすぎますよ、これ。本当に。こんな単純にこれ、今認めてね、「消し去ることのできない事実なんだから、強制連行の有無なんていうのは大した問題じゃない」。強制連行の有無なんて大した問題じゃないっていうのは、非常にドメスティックな、国際社会をみてない議論ですよ。強制連行があったかどうかってのは、国際社会ではものすごい重要なんです。


智恵絞り日韓関係改善を


 だから日本人も、産経新聞も、保守政治家も、今回の朝日のこの記事によって鬼の首を取ったように日本を正当化するんじゃなくて、謝るところは謝って、その代わり、国際社会で強制連行という事実がどれだけ重要視されて、日本が不当に批判を受けて、そして日韓関係がこじれているのか。もう一回これを議論し直して、韓国とやっぱりしっかりと協議をしていかなきゃいけないと思いますよ。

「産経も保守も、朝日のクビ程度でなく…」「どこまで日本を侮辱すれば…」

 少なくとも、朝鮮半島においては強制連行という事実はなかった。このことを元にした議論というのはだめです。やっぱり日韓基本条約、請求権並びに経済協定の中で、解決する問題でもありね、けれども何かしらの知恵を絞って、日韓関係が改善できないかを探っていくべきなんでしょうね。

=(5)「どこまで日本を侮辱し続けるんですか…」に続く


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朝日新聞「慰安婦問題」誤報訂正の波紋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00000001-tospoweb-ent
東スポWeb 8月7日(木)6時11分配信

 


慰安婦記事の一部を取り下げた5日付の朝日新聞


 朝日新聞が5、6日付の紙面で「慰安婦問題を考える」との大特集を組み、過去に同紙で取り上げた韓国・済州島での強制連行があったとした男性の証言を虚偽とし、記事を取り消した。従軍慰安婦問題で国際世論をミスリードしてきた非を認める大英断のようにも見えるが、その中身は言い訳がましい。“明確な謝罪なき検証”の先には、強烈なしっぺ返しが待ち受けている――。

  朝日新聞は、5日付紙面で1面を含めた3ページで慰安婦問題を取り上げ、異例となる“釈明”に打って出た。

  同紙は1980年代から90年代初めにかけ、日本人男性の吉田清治氏(故人)が済州島で「女性を慰安婦として、無理やり連行した」という証言を何度となく掲載。強制連行があったとするキャンペーンを張っていたが「再取材したが、証言を裏付ける話は得られませんでした」とし、記事を取り消した。

  また90年代初めに女学生らを労働力とした「女子挺身隊」が慰安婦と同一扱いされた件も同紙は「当時、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、誤用した」と間違いを認めた。

  吉田証言は約20年前に吉田氏自身が創作と証言し、デタラメと判明。挺身隊と慰安婦の同一視問題も20年以上前に明らかとなっていたが、朝日新聞は訂正に応じていなかっただけに、今回の特集は異例ともいえるわけだ。ただ、保守論客で「マスコミと政治家が隠蔽する中国」などの著書がある前衆院議員の長尾敬氏(51)は「遅きに失するし、訂正はあっても謝罪がない。誰も責任を取らない。捏造(ねつぞう)を確信犯で報じていながら、謝れない。朝日新聞の体質は全く変わっていない」と断罪する。

  確かに特集では、慰安婦問題に火をつけたとされる91年に掲載した植村隆氏(当時記者)による元従軍慰安婦の金学順さんの証言は、うそや隠蔽があったとされてきたが、同紙は「意図的な事実のねじ曲げはありません」と擁護すれば、女子挺身隊と慰安婦の混同は、他紙でも見受けられたと責任逃れ。1面では「慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質」と問題をすり替えてもいる。

  もっとも、吉田証言のうそ発覚から約20年にわたって、非を認めてこなかった朝日新聞が今回、わずかながらも訂正報道に踏み切った背景には社を取り巻く厳しい環境にあるようだ。

  安倍晋三首相(59)は、一昨年の政権就任前に「朝日新聞の誤報による吉田清治という詐欺師のような男がつくった本がまるで事実かのように日本中に伝わって問題が大きくなった」と言及。朝日関係者によれば、政権発足後は朝日バッシングが加速し、苦情や抗議活動、不買運動が連日展開され、部数を大幅に落とした。明々白々なうそと分かっている慰安婦問題の過去報道を隠し切れなくなったというのが実情で、同紙は「一部の論壇やネット上に朝日の捏造といういわれなき批判が起きている。読者への説明責任を果たしたい」と言及している。

  自民党の石破茂幹事長(57)は「検証を議会の場で行うことが必要かもしれない」と朝日新聞関係者の国会招致の可能性もにおわせた。保守陣営やネット上では「朝日の報道でどれだけの国益を損なったか。吉田証言がウソまみれと認めた以上、国は損害賠償請求するべき」などと、朝日バッシングはやむどころか火に油を注ぐ事態となっている。

  他紙の受け止め方も厳しい。かねてこの問題で朝日と論戦を繰り広げてきた産経新聞は、6日付朝刊で「明確な謝罪 避ける」との見出しを掲げて「自社報道を慰安婦問題全体にすり替えてはいないか」と検証記事の“検証”を行った。読売新聞も同日、記者の見解として「証言が疑問視されてから20年以上、放置したことになる」。朝日記事が「慰安婦問題の本質」に言及したことは「論点のすり替え」だと批判した。
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「慰安婦捏造」週刊誌報道に朝日新聞が抗議 「そうでなかったら何?」ネットでは厳しい声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00000006-jct-soci
J-CASTニュース 8月7日(木)20時15分配信

 

 慰安婦問題で当時の朝日新聞記者が記事を捏造したと週刊文春などが書いたことに、朝日新聞社が「根拠なく決めつけた」として抗議した。しかし、ネット上などでは、当時の記事について厳しい声が出ている。

  「大学教授転身がパー」。週刊文春とFLASHでは、当時朝日新聞記者として記事を書いた植村隆氏について、こんな話題で揶揄した。

■「朝日の名誉と信用を著しく傷つけた」

  週刊文春の2014年8月6日発売号によると、植村氏は朝日を早期退社して、4月から神戸松陰女子学院大学の教授になることになっていた。しかし、文春が2月6日号で教授就任の見通しを報じると、大学に批判が殺到した。そこで、大学側は、雇用契約を解消し、植村氏がこれに怒っているというものだ。

  植村氏は現在、北海道内の大学で非常勤講師をしているという。

  文春は、植村氏の記事が捏造と言えるほどの重大な誤りがあることが明らかだとし、「自らの捏造記事」などと表現している。

  これに対し、朝日新聞は、翌7日付朝刊社会面で、朝日が慰安婦報道を検証した5日付特集で報じたように記事に捏造はなかったと反論した。そして、文春報道は、朝日の名誉と信用を著しく傷つけたとして、謝罪と訂正の記事を載せるように求めている。

  FLASHでも、5日発売号で、植村氏が神戸松陰女子学院大教授への転身がなくなるなどしたことを報じている。そして、慰安婦と女子挺身隊を混同して記事で誤用したほか、植村氏の義母が幹部を務める韓国の団体が日本政府に賠償を求めていたことも記事の公正さを疑わせたと書いた。そのうえで、「『従軍慰安婦捏造』朝日新聞記者」などと見出しに取った。

  この記事にも、朝日新聞は翌6日、文春報道同様の反論をしている。

  朝日の反論については、ネット上では、批判的な声が多い。
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強制連行については訂正すべきとの指摘

 「捏造じゃなかったら何?」「なんだ、この一連のヒステリックな行動は」「ホントに反省しないんだなw」

  朝日新聞が2014年8月5日付特集で、植村隆氏の記事に「意図的な事実のねじ曲げなどはありません」と結論づけると、ネット上では異論が噴出した。それにもかかわらず、「朝日がなおも自己弁護に走る」と嫌悪感を募らせているらしい。

  朝日の特集では、植村氏が慰安婦と女子挺身隊を混同して使っていたことを認めたが、韓国では同義語としても使われたと釈明した。しかし、韓国では、慰安婦を強制連行した資料は見つかっていないと認めてもいることから、ネット上では、慰安婦が「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた」とした記事内容は捏造ではないかとの声が強い。

  産経新聞でも、この部分は少なくとも訂正すべきだと指摘している。

  また、朝日は、植村氏のニュースソースは当時のソウル支局長だったとして、義母との縁戚関係を利用したことを否定したが、ネット上では、都合の悪いことは隠していたのでは、といった疑問が消えないようだ。

  なお、神戸松陰女子学院大では、ホームページ上で3月17日、「教員人事に関するお問い合わせについて」として、植村氏との雇用契約を7日付で解消したことを発表している。それは慰安婦報道と関係があるかなどについて聞くと、事務局長は「人事上のことについてはお答えしていません」と理由を明かさなかった。植村氏の異議申し立てなどがあったかについては、「まったく存じ上げておりません」と言っている。
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慰安婦問題、「吉田証言」に踊った人たち
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00000527-san-pol&pos=1
産経新聞 8月7日(木)12時41分配信

 

 朝日新聞が5、6両日にわたって朝刊に掲載した同紙の慰安婦報道の検証記事を興味深く読んだ。朝日の検証は中途半端で言い訳じみた内容ではあったが、韓国・済州島で女性を強制連行したと証言した吉田清治氏に関する記事(少なくとも16本)を取り消したことには一定の意味がある。

  もちろん、吉田氏を「職業的詐話師」と呼ぶ現代史家の秦郁彦氏がすでに平成4年3月に済州島で現地調査を行い、虚偽性を指摘してきた話であり、遅きに失した点は否めない。

  読売新聞の6日付社説「『吉田証言』ようやく取り消し」は、次のように朝日の姿勢を批判した。

  「疑問が指摘されながら、20年以上にわたって、放置してきた朝日新聞の責任は極めて重い」

  とはいえ、間違いを改めないよりははるかにマシである。秦氏は6日付朝日に寄稿し、こう書いている。

  「前回の検証(97年3月31日)では吉田証言に関して『真偽は確認できない』と抑え気味だったが、今回は『虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした』と改めた。謝罪の言がないことに不満の人もいようが、画期的だと評価する人も多かろう」

  吉田氏のことを「腹がすわっている」などと持ち上げ、国内外に広めた朝日がその証言を否定したのだから、今後は吉田証言に依拠して慰安婦強制連行説を唱える論者はそうそう出てこないだろう。

  それにしても慰安婦問題を考えるとき、吉田証言に食いつき、これを利用して日本たたきを展開した識者の多さに気が遠くなる。

  吉田氏は、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野談話作成時には政府のヒアリング(聞き取り)対象となったし、国連人権委員会(当時)に提出され、慰安婦を「性奴隷」と認定した8年の「クマラスワミ報告」でも引用されている。

  日本に批判的なオーストラリア人ジャーナリスト、ジョージ・ヒックスの事実誤認の多い著書「慰安婦」でも、参考文献として吉田氏の本が記載されている。4年7月の日本弁護士連合会人権部会報告でも吉田氏の著書が引用された。

  韓国政府も、同年7月の「日帝下軍隊慰安婦実態調査中間報告書」で吉田氏の著書を強制連行の証拠として採用しているのである。

  社民党の福島瑞穂前党首らとともに、韓国で対日賠償訴訟の原告となる元慰安婦を募集し、代理人を務めた高木健一弁護士に至ってはこれとは別の裁判で吉田氏を2回、証人として招いて証言させた。

  民主党の仙谷由人元官房長官の大学時代からの友人でもある高木氏は著書「従軍慰安婦と戦後補償」(4年7月刊)で、吉田氏の法廷証言を26ページにわたって紹介している。その中で高木氏は、こう吉田証言を称賛している。

  「その証言は歴史的にも非常に大きな意義がある」

  「戦時における日本の社会全体がいかに正義と不正義の分別さえ全くできなくなっていたか、その異常な状況を証明して余りある」

  朝日をはじめ、当時の言論空間がいかに事実と虚構の分別さえ全くできなくなっていたかが分かる。

  当の吉田氏は8年の週刊新潮(5月2・9日合併号)のインタビューでこう開き直っていた。

  「事実を隠し、自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやっている」

  吉田氏は自身の創作話に裏付けもとらずに飛びつき、論調が合うからと恣意(しい)的に垂れ流した新聞報道などのあり方を、実は冷めた目で見ていたのかもしれない。(阿比留瑠比)
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