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漂流する豚の死体数、政府発表は“嘘っぱち”=「実は数万頭」と漁師らが証言―中国
Record China 3月20日(水)15時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000014-rcdc-cn
19日、中国・人民日報(電子版)は「『豚の死体数は捏造』と浙江省嘉興市の船乗り=すでに数万頭が埋められた」と題した記事を報じた。上海市・黄浦江を大量の豚の死体が漂流していることが話題となっている。写真は2009年、嘉興市。川に捨てられた豚の死体の回収。
2013年3月19日、中国・人民日報(電子版)は「『豚の死体数は捏造』と浙江省嘉興市の船乗り=すでに数万頭が埋められた」と題した記事を報じた。
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上海市を流れる黄浦江に多数の豚の死体が漂流している件が注目を集めている。上海市政府が回収した死体はすでに1万3000頭を越えた。しかも、上海市だけではなく上流の自治体でも多数の死体が回収されている。養豚業が盛んで、漂流する死体の発生源と目されているのが上海南部の浙江省嘉興市。15日、同市政府は「この1週間で3601頭の死体を回収した」と発表した。
しかし、現地の船乗りは「発表は明らかに捏造」と証言する。養豚農家が多い新豊鎮などの地域では川に豚の死体や糞便を廃棄する行為が以前から常態化していた。河川は汚染され魚が消え、魚ではなく豚の死体を回収することを仕事とする漁師も多い。政府は川辺に大きな穴を掘り、死体を集めているが、その数は数万頭に達するはずだと話している。(翻訳・編集/KT)
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北京で“黄色い雪” ネットユーザー、「降ってきたのは泥だった」
XINHUA.JP 3月20日(水)15時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000018-xinhua-cn&pos=1
19日午前11時ごろ、中国北京市では雪が降り始めた。中国版ツイッターと呼ばれる新浪微博上では、ユーザーたちが次々に雪の様子を発信した。しかし、降ってきたのは真っ白な雪ではなく、「泥」のように汚れた雪で、衣服につくと染みになったという。中国天気網が伝えた。
【その他の写真】
微博のユーザーたちは「雪ではなくて、泥!」「親愛なる皆さん、この服についた黄色い染みはなんだと思う? 雪、いや、泥のせいだよ」「有害濃霧の北京。降ってきたのは泥だった」といった調子で指摘している。
(編集翻訳 恩田有紀)
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日本は世界4位の嘘つき大国、中国人はこれをどう見たか?―中国版ツイッター
Record China 3月19日(火)19時36分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000028-rcdc-cn
3月、日本のあるテレビ番組が独自に調査した「嘘つきな国ランキング」で、日本が4位に選出されたことについて波紋が広がる中、これがニュースとして中国にも伝えられた。資料写真。
2013年3月、日本のあるテレビ番組が独自に調査した「嘘つきな国ランキング」で、日本が4位に選出されたことについて波紋が広がる中、これがニュースとして中国にも伝えられた。
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同番組が発表した「嘘つきな国ランキング」は、世界39カ国のおよそ3900人を対象にしたもの。「あなたは嘘をよくつきますか?」という質問に「はい」と答えた人の割合を順位づけたもので、つまりは“自己申告”がベースの統計となる。結果は、1位がペルー(39.1%)、2位がアルゼンチン(33.6%)、3位がメキシコ(32.7%)と、トップ3を中南米が独占。その次に日本(31.8%)がつけている。
3割強の日本人が「嘘をつく」と回答した背景には、日本独特の“本音と建て前”という習慣もあるように思われる。いずれにしろ、日本が“アジア最高の嘘つき大国”とランクづけられたこの結果について、番組を見た視聴者らはインターネット上で不満と反対の声をこだまさせた。
この記事を中国国営通信社・新華社や中国紙・環球時報が紹介すると、中国の多くの読者は「中国侵略の史実を認めない日本は嘘つきと言われて当然」という受け止め方をしたようだ。記事のコメント欄には、これに乗じて口汚く日本を罵る投稿が殺到したが、一部はもう少し多面的な視点から意見を述べている。以下にその一部をご紹介する。
「中国人の釣魚島(=尖閣諸島)を自分のものだと言い張り、“大東亜共栄圏”をつくろうなどといいながら刀や銃を振り回し。これが嘘つき大国の厚顔無恥な“傑作”だよ」
「(国民ではなく)国で言うならば、日本は名実ともに嘘つきのトップさ」
「表面上は礼儀正しく見えるが、口から出る言葉は嘘ばかり。国家的立場としても、本音と建前が一致していない」
「日本の一般人が嘘つきかどうかは知らない。一見した感じの礼儀やマナーから見ると、そんな風には思えない。けれども、政治家は誰もが口から出まかせばかりの恥知らずだと思う。その被害者は日本の国民だよね」
「嘘にも善意の嘘と悪意の嘘っていうのがあるから…」
「中国が1位になっていないのはなぜだ?」
「他人のことを言う前に、鏡の中の自分をよーく見つめよう」
「中国は調査の対象にすら入ってないの?中国は世界に名だたる汚職官僚の嘘つき大国だって、日本人は知らないのかな?」
「暇人だなあ。これ、何の根拠もないデータだよ。日本のテレビ番組ってこういうの好きだよね」
また、新華社通信の日本支部は“中国版ツイッター”に設けた公式アカウントで「日本が4位で韓国が15位(20.0%)…」と綴っており、ランキングの結果が意外だったことを匂わせている。(翻訳・編集/愛玉)
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中国嫁日記作者 抗日ドラマがなくならない理由を冷静に分析
NEWS ポストセブン 3月19日(火)16時5分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130319-00000016-pseven-cn
井上純一氏のサインは手製の月さんハンコとイラスト付き
大人気ブログ『中国嫁日記』の作者、漫画家でイラストレーターの井上純一氏は、昨年春から経営する玩具会社の製造拠点、中国の広東省東莞市で暮らしている。2月末に刊行し、すでに3刷15万部となった『月とにほんご中国嫁日本語学校日記』(アスキー・メディアワークス)の原稿は、日中を行き来しながら書き上げた。反日暴動に揺れた昨年を振り返りながら、現代中国庶民のリアルな姿を井上氏が語った。
* * *
――広東省の東莞市へ移住されて、もうすぐ1 年ですね。ものすごい勢いで開発が進んでいる地区のようですが、まだ不便なところはあるのでしょうか?
井上:最大の問題はネットがのろいこと。光回線で4 メガですよ! その上に「金盾」(※中国政府によるネット検閲システム。多くのSNS やブログに接続できない)が存在します。最近リニューアルされて、勝手に通信の逆探知をしてルートを自動的に塞ぐシステムがつき、いっそう面倒くさくなりました。
他はほとんど問題がないですね。住んでいるところの近くにはマックカフェがあるマクドナルド、ケンタッキー、ピザハットに日本食屋もある。日本のお菓子を売っている店もあります。ただ、そこはブルボン製品がなかなか無い。最大の難点です。
――昨年は尖閣諸島の領有を巡って、中国では大規模な反日暴動が起きました。移住されたばかりで驚かれたのではないでしょうか?
井上:いま住んでいる南部の工業地帯の人たちは、騒いでも一円にもならんというのが本音です。火をつけたりして暴れたのは、北に集中しているでしょう。南の連中は、自分の収入に響くと分かっているから暴れない。暴動があった都市部でも、地元の人は暴れてないですよ。未来がないと思っている田舎者が鬱憤晴らしに暴れた。
――中国のなかでも南と北はずいぶん違うんですね。
井上:妻は北の出身なのですが、北の人間は、南のことが嫌いで必ず悪口を言う。「南の人は、泥棒と嘘つきばかりだ」という言い方があるんです。関西人が東京のことを悪く言う拡大版みたいなものです。
中国の南と北は、本来は言葉も違います。でも、中国政府は言葉で国が分裂すると分かっているので、普通語として北京語をたくさん教えている。おかげで識字率が上がった。文字が読めるのは重要なこと。人間の脳は、計画や仕事の組み立てを言葉じゃなく文字で認識しているから、工員の識字率が高くなったおかげで中国は生産性を上げたんです。
――中国の教育といえば、反日も教えられているのが有名ですね。
井上:中国政府は、国が分裂しないように北京語を教え、同時に日本を敵だと設定する愛国教育をして国内を固めました。でもそれが今、裏目に出ている。国がすすめている部分もありますが、反日というコンテンツそのものが面白いので止まらなくなっている。
“抗日ドラマ”というジャンルがあります。共産党は抗日ドラマをこれ以上作らせないようにしているのだけれど、視聴率がいいから100 チャンネル以上ある民放のテレビ局が勝手に作っちゃう。そして実際に見てみると、実に面白いんです。
第二次世界大戦中の日本が必ず悪として描かれるのですが、子ども向けの戦隊モノや時代劇の水戸黄門みたいに、定番の悪役として登場するんです。制作する立場からこのコンテンツをみると、決まった設定があるから簡単にシナリオを組め、高い視聴率もとれる。さらに、本来だったら許されない暴力描写を抗日ドラマだけは、やり放題なんです。反日は娯楽として優れているから広まるし、止められないという事情がある。
――海外のドラマは、まだそれほど中国では見られていないのでしょうか?
井上:韓流ドラマは人気がありますよ。そのおかげか、韓国人のことを中国人は意外に好きなんです。私自身、中国で外国人だと分かると、必ず「韓国人ですか?」と聞かれます。日本人かとは言われない。韓国人であって欲しいと思うからそう聞くんです。
――実際に韓国人は中国で多く活躍しているのでしょうか?
井上:工場をやっている人が多いですね。ヒュンダイなど大手の仕事もあります。工員から言われたのですが「韓国人は偉そう。日本人は卑屈。インド人は悪人」なのだそうですよ(笑)。韓国人は向こうだと、本当に胸を張って歩いていて、素直に感心します。そして、インド人は本当に抜け目がないらしく印象が悪いんですよ。
――中国の人たちが親日になる可能性はあるのでしょうか?
井上:抗日ドラマより面白い日本のドラマやアニメを作り続け、向こうで大ヒットすれば世界が変わると思います。韓流ドラマで韓国が成功していますから。ただ、今の日本のドラマは難しくて、色んなことが面倒くさくて分かりづらいらしいです。
――日本のアニメーションは中国ではどのように受け止められているのでしょうか?
井上:中国共産党は、自国のアニメーションを保護育成するために日本製アニメの輸入規制をしています。放送されている中国アニメを見ると、レベルがものすごく低いです。でも、中国でもちょっとマニアになってくると、満足できずに日本アニメをネットで勝手に見るようになります。
裕福になると必ずオタクが生まれる。アメリカでアニメ雑誌を作っているアフリカ系の知人が「経済状況が悪いからアフリカ系にオタクが少ない」と二十年前に話していました。今は少し変わっていると思いますが、お金があればオタクが生まれる状況は同じ。だから、中国も裕福になって少しずつ状況は変わると思います。不思議なドラえもんやガンダムもどきには、満足できなくなる日が来ます。
――最近、地方が外国映画やドラマを誘致する動きがあります。こういったことも中国の反日行動を和らげる効果を持ちそうでしょうか?
井上:北海道で撮影され大ヒットした映画『非誠勿擾』(邦題『狙った恋の落とし方。』)の監督、馮小剛は喜劇が得意な中国の国民的監督です。この作品をきっかけに中国人にとって北海道はあこがれの地になりました。妻も北海道が大好きで、行きたがりました。馮小剛監督が表だってそう発言したことはありませんが、ずいぶんと日本を好意的に描く人です。そう考えると、撮影の誘致も意味があると思います。
■井上純一(いのうえ じゅんいち)1970年生まれ。宮崎県出身。漫画家、イラストレーター、ゲームデザイナー、株式会社銀十字社代表取締役社長。多摩美術大学中退。40歳で結婚した20代の中国人妻・月(ゆえ)の日常を描いたブログ『中国嫁日記』が1日に7万アクセスを数える人気を集め、2011年に単行本化。『中国嫁日記』1巻・2巻(エンターブレイン)は累計50万部を超えた。昨年4月から広東省東莞市へ移り住んでいる。最新刊は『月とにほんご 中国嫁日本語学校日記』(監修・矢澤真人/アスキー・メディアワークス)。
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