――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■――
就活「圧迫面接」の真意とは? 怒鳴る、全否定…うつ発症するケースもクリップするSankeiBiz
2013/3/3 17:00
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130303-00000504-biz_san-nb&ref=rank&p=1
3月に入り、就職活動も中盤へ差し掛かりました。いよいよ「面接」へ挑む就職活動生が増え始めました。近年、就職活動生を悩ませる種の一つとして、「圧迫面接」が挙げられます。圧迫面接とは、「うちの会社は激務だけど本当に大丈夫なのか」、「君はうちの会社に合っていないと感じるが、どう思うか」などと、わざと否定的、威圧的な質問を投げ掛け、それに対する学生の応答や対応をみる面談手法の一つです。以下、実際に内定塾に通う就職活動生が体験した実例をご紹介いたします。
. 例)女子学生Aさん:大手ホテル会社の最終選考。1次選考から4次選考までは、集団面接が続いた。面接官も若手社員から人事部長まで様々であったが、ホテルのイメージ通り、温厚で穏やかな社員ばかりであった。そしていよいよ迎えた最終個人面接。面接官はホテルを統括している総支配人と副支配人の2名。
. 入室するなり、「君は全くうちのホテルに向いていない」と怒鳴られ、そこから約30分間起立したままの状態で面接が行われた。「粘り強い努力を継続出来ます」と述べた自己PRに対し、「その強みはうちの会社には役立たない」と返される。また、志望動機を述べた際も、「やる気だけあっても、意味は無い」などと、とにかく答える質問全てを否定され続けた。最終的には、「今からでも遅くないので、他の会社へ行く事をお奨めするよ」とまで言われてしまった。
. このように、社会人でさえ萎縮してしまうような面接が実際に行われているのです。しかし、実は先ほどの話には続きがあります。Aさんは、過度な圧迫面接を受けた上記のホテル会社から内定を獲得したのです。その後、内定者懇親会へ出席したところ、最終選考時の面接官であった総支配人から以下のようなお言葉を頂いたのです。
. 「今、ここに集まっている皆さんは、私からの意地悪で悪質な質問に耐え抜いた方々という事ですね。社会人になると、様々な場面で理不尽なクレームやお叱りの言葉を頂く機会が増えます。その時に皆さんはどのような応対を行うのか、この部分を今回の最終面接を通じて確認させて頂きました。」
つまり、人事担当者は、学生1人1人のストレス耐性や、理不尽な場面での冷静な対応、頭の回転などを確認する手段の一つとして、「圧迫面接」を使用しているのです。近年、入社しても、わずか数ヶ月で退職してしまう新入社員が問題視されている中、入社前の段階でストレス耐性の見極めを実施出来るという点では、企業側にとって、「圧迫面接」の使用はメリットのように思えます。
. しかしその一方で、この「圧迫面接」がきっかけで、対人恐怖症や就活うつを発症してしまう就職活動生が実は年々増加しているというケースも散見されます。また、圧迫面接を乗り越え、せっかく内定を獲得したものの、「あんなひどい対応をされてまで、入社したくない」と内定を辞退する、といったように会社のイメージダウンに繋がる可能性も少なくありません。「ストレス耐性」を図るものさしとして、「過度な圧迫面接」が果たして本当に有効的な手段であるのか、あるいは「圧迫面接」に代わる他の手段は無いのか、面接選考のピークを迎えた今こそ、検討する必要があると考えます。(内定塾講師:川尻早貴)
――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■――
モンスター上司をどう見極める?
2013年3月3日(日)11:30
http://news.goo.ne.jp/article/r25/bizskills/r25-20130303-00028460.html
「どんな上司の下で働くことになるんだろう…」。4月からの社会人生活を控え、不安な新入社員も多いのでは。みなさんを指導する上司や先輩の中には、厳しい人もいるはず。「これって、愛のムチ? それともモンスター上司のパワハラ?」なんて疑問を持ってしまうこともあるかも。果たして両者の違いはどこにあるのか?
「残念ながら明確な基準はないですね。パワハラは、取り締まる法律がなく、白黒つけにくい問題です」
とは、社団法人日本産業カウンセラー協会こころの耳運営事務局事務局長の石見忠士さん。
「ただ厚生労働省が“職場におけるパワハラの具体的な行為”を発表しています。その中で主なポイントは、暴行などを指す“身体的な攻撃”、暴言などの“精神的な攻撃”、無視などの“人間関係からの切り離し”の3つ。これらの行為に該当するかどうかが、判断の基準になりますね」
とはいえ部下の成長を願い、愛のムチとして、厳しい言葉で叱責することもあるだろう。“精神的な攻撃”は判断が難しいような…。
「そんなときは、“指導後のフォローアップがあるかないか”が、ひとつの参考になります。また、先輩や別部署の上司にどう思うか聞いてみるのもよいでしょう。上司の性格や評判を知ることで、疑問を解消できることもあります」
“ムチ”をふるいっぱなしならパワハラ…。もちろん言い切れるわけではないが、判断材料としてはわかりやすい! ちなみに厚労省が行ったアンケートによると、パワハラの相談がある職場に最も多く共通する特徴は、「上司と部下のコミュニケーションが少ない」こと。相手を知らないからこそ、生まれる誤解も多そうだ。愛のムチかパワハラかを見極めるためにも、まずは積極的なコミュニケーションが必要。就活でうんざりするほど耳にした「コミュニケーション能力」は、やはり職場では欠かせないのだ。
(田中恵里菜/GRINGO&CO.)
(R25編集部)
――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■――
オフィスで気をつけたい 横文字だらけの“お粗末な言葉”
NEWS ポストセブン 1月6日(日)16時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130106-00000011-pseven-life
お正月気分が抜けない人も多いだろうが、すでに仕事始めを迎えた人も、まだ冬休み中という人も、そろそろ通常営業のタイミング。2013年にオフィスやビジネスシーンで、周りから“痛い人”と思われないためには、どうすればいいのだろうか?
コピーライターとしてカンヌ国際広告祭PR部門銀賞をはじめ多くの賞を受賞、『その日本語、お粗末ですよ!』(宝島社新書)の著者でもあるタカハシマコトさんに、気をつけるべき言葉遣いや考え方について聞いた。
「無理な英語を使うのは、控えた方がいいですね。『マーケティングチャネル、つまり販路なんだけど…』とか、『コンペティター、競合がさぁ…』など、元々わかりやすい日本語があるのに、あえて言う必要のない英語を使うのは、お粗末な印象を与えますよね。
“流行りのマーケティング本を読んでるぜ”アピールなのかもしれませんが、正しい英語なら、まだ“ちょっとかぶれたウザいヤツ”で済むけれど、間違っているとかなり痛い。例えば『フューチャー(正しくは、フィーチャー)する』は、“注目する”“特徴づける”という意味で使われますが、間違って“未来”が乱発されるような職場には、あまり未来がなさそうですよね(笑い)」(タカハシさん)
本当に“デキる”人は、無闇に専門用語やわかりにくい言葉は使わず、誰にでもわかりやすい言葉を選んで話す――と感じることは多い。むしろできるだけ、日本語で表現することを意識するくらいで、ちょうどいいのかもしれない。
「間違った『お客様は神様』発想は改めたいですね。故・三波春夫さんの名言として有名な『お客様は神様です』は、“舞台に立ったとき、神様に捧げるよう演じる”という、芸にかける想いを語った言葉であって、“神様=顧客が絶対えらい”というメッセージではありません。三波さんのホームページでも、こうした誤用に苦言を呈しています。
『顧客満足』『CS』といった言葉の延長で、『お客様は神様』が間違って用いられるのは、本来対等であるべき売り手と買い手の関係をおかしくしてしまうはずです。お客様はお客様、神様は神様にしておいた方がいいでしょう」(タカハシさん)
普段は優しく丁寧な人なのに、飲食店などで店員に横柄な態度をとって、“本当はこういう人なんだ”と一気に好感度を下げる人もいる。ビジネスシーンに限らず、気をつけたい話だ。
「『見える化』や『コンプラ』といった、言葉が持つ本来の意味や込められた志が正しくても、運用でお粗末になってしまう言葉があります。企業で最近流行っている『見える化』や『コンプライアンス』の徹底などがそう。
例えば『見える化』の場合、煩雑な報告システムを導入するだけでは逆に業務の妨げになりかねず、現場からしてみれば“見せろ化”に感じられたり、メールのCCにとにかく沢山の上司を加える“見たはずですよね化”に陥る可能性も。
『コンプラ的には…』も、企業や上司がとにかくリスクを回避したいときに連発されます。その一方で、著作の中でも触れたのですが、NEWSポストセブンの記事にあったように『コンプラって何? 天ぷらの一種?』という社員だっているわけで、一つ覚えの決まり文句にするだけでは、成果につながりませんよね」(タカハシさん)
【関連記事】
ブラック企業勤務25歳女「コンプラって何?天ぷらの一種?」
流行語大賞“言葉そのもの”より式に来てくれる人で選ぶことも
閉店まぎわのショップに入り店の服着て回る客に店員激怒
ファーストクラス サラリーマンはシャンパンをなぜか頼む
60歳以上限定風俗店 キスや手繋ぎで満足する客が多数来店
――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■―― ――■■――