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就活「圧迫面接」の真意とは? 怒鳴る、全否定…うつ発症するケースもクリップする

2013-03-03 23:09:39 | 日本ニュース

 

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就活「圧迫面接」の真意とは? 怒鳴る、全否定…うつ発症するケースもクリップするSankeiBiz
2013/3/3 17:00
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130303-00000504-biz_san-nb&ref=rank&p=1

 

 3月に入り、就職活動も中盤へ差し掛かりました。いよいよ「面接」へ挑む就職活動生が増え始めました。近年、就職活動生を悩ませる種の一つとして、「圧迫面接」が挙げられます。圧迫面接とは、「うちの会社は激務だけど本当に大丈夫なのか」、「君はうちの会社に合っていないと感じるが、どう思うか」などと、わざと否定的、威圧的な質問を投げ掛け、それに対する学生の応答や対応をみる面談手法の一つです。以下、実際に内定塾に通う就職活動生が体験した実例をご紹介いたします。
. 例)女子学生Aさん:大手ホテル会社の最終選考。1次選考から4次選考までは、集団面接が続いた。面接官も若手社員から人事部長まで様々であったが、ホテルのイメージ通り、温厚で穏やかな社員ばかりであった。そしていよいよ迎えた最終個人面接。面接官はホテルを統括している総支配人と副支配人の2名。
. 入室するなり、「君は全くうちのホテルに向いていない」と怒鳴られ、そこから約30分間起立したままの状態で面接が行われた。「粘り強い努力を継続出来ます」と述べた自己PRに対し、「その強みはうちの会社には役立たない」と返される。また、志望動機を述べた際も、「やる気だけあっても、意味は無い」などと、とにかく答える質問全てを否定され続けた。最終的には、「今からでも遅くないので、他の会社へ行く事をお奨めするよ」とまで言われてしまった。
. このように、社会人でさえ萎縮してしまうような面接が実際に行われているのです。しかし、実は先ほどの話には続きがあります。Aさんは、過度な圧迫面接を受けた上記のホテル会社から内定を獲得したのです。その後、内定者懇親会へ出席したところ、最終選考時の面接官であった総支配人から以下のようなお言葉を頂いたのです。
. 「今、ここに集まっている皆さんは、私からの意地悪で悪質な質問に耐え抜いた方々という事ですね。社会人になると、様々な場面で理不尽なクレームやお叱りの言葉を頂く機会が増えます。その時に皆さんはどのような応対を行うのか、この部分を今回の最終面接を通じて確認させて頂きました。」


 つまり、人事担当者は、学生1人1人のストレス耐性や、理不尽な場面での冷静な対応、頭の回転などを確認する手段の一つとして、「圧迫面接」を使用しているのです。近年、入社しても、わずか数ヶ月で退職してしまう新入社員が問題視されている中、入社前の段階でストレス耐性の見極めを実施出来るという点では、企業側にとって、「圧迫面接」の使用はメリットのように思えます。
. しかしその一方で、この「圧迫面接」がきっかけで、対人恐怖症や就活うつを発症してしまう就職活動生が実は年々増加しているというケースも散見されます。また、圧迫面接を乗り越え、せっかく内定を獲得したものの、「あんなひどい対応をされてまで、入社したくない」と内定を辞退する、といったように会社のイメージダウンに繋がる可能性も少なくありません。「ストレス耐性」を図るものさしとして、「過度な圧迫面接」が果たして本当に有効的な手段であるのか、あるいは「圧迫面接」に代わる他の手段は無いのか、面接選考のピークを迎えた今こそ、検討する必要があると考えます。(内定塾講師:川尻早貴)

 

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モンスター上司をどう見極める?
2013年3月3日(日)11:30
http://news.goo.ne.jp/article/r25/bizskills/r25-20130303-00028460.html


「どんな上司の下で働くことになるんだろう…」。4月からの社会人生活を控え、不安な新入社員も多いのでは。みなさんを指導する上司や先輩の中には、厳しい人もいるはず。「これって、愛のムチ? それともモンスター上司のパワハラ?」なんて疑問を持ってしまうこともあるかも。果たして両者の違いはどこにあるのか?

「残念ながら明確な基準はないですね。パワハラは、取り締まる法律がなく、白黒つけにくい問題です」

とは、社団法人日本産業カウンセラー協会こころの耳運営事務局事務局長の石見忠士さん。

「ただ厚生労働省が“職場におけるパワハラの具体的な行為”を発表しています。その中で主なポイントは、暴行などを指す“身体的な攻撃”、暴言などの“精神的な攻撃”、無視などの“人間関係からの切り離し”の3つ。これらの行為に該当するかどうかが、判断の基準になりますね」

とはいえ部下の成長を願い、愛のムチとして、厳しい言葉で叱責することもあるだろう。“精神的な攻撃”は判断が難しいような…。

「そんなときは、“指導後のフォローアップがあるかないか”が、ひとつの参考になります。また、先輩や別部署の上司にどう思うか聞いてみるのもよいでしょう。上司の性格や評判を知ることで、疑問を解消できることもあります」

“ムチ”をふるいっぱなしならパワハラ…。もちろん言い切れるわけではないが、判断材料としてはわかりやすい! ちなみに厚労省が行ったアンケートによると、パワハラの相談がある職場に最も多く共通する特徴は、「上司と部下のコミュニケーションが少ない」こと。相手を知らないからこそ、生まれる誤解も多そうだ。愛のムチかパワハラかを見極めるためにも、まずは積極的なコミュニケーションが必要。就活でうんざりするほど耳にした「コミュニケーション能力」は、やはり職場では欠かせないのだ。
(田中恵里菜/GRINGO&CO.)
(R25編集部)

 

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オフィスで気をつけたい 横文字だらけの“お粗末な言葉”
NEWS ポストセブン 1月6日(日)16時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130106-00000011-pseven-life

 

 お正月気分が抜けない人も多いだろうが、すでに仕事始めを迎えた人も、まだ冬休み中という人も、そろそろ通常営業のタイミング。2013年にオフィスやビジネスシーンで、周りから“痛い人”と思われないためには、どうすればいいのだろうか?

 コピーライターとしてカンヌ国際広告祭PR部門銀賞をはじめ多くの賞を受賞、『その日本語、お粗末ですよ!』(宝島社新書)の著者でもあるタカハシマコトさんに、気をつけるべき言葉遣いや考え方について聞いた。

「無理な英語を使うのは、控えた方がいいですね。『マーケティングチャネル、つまり販路なんだけど…』とか、『コンペティター、競合がさぁ…』など、元々わかりやすい日本語があるのに、あえて言う必要のない英語を使うのは、お粗末な印象を与えますよね。

“流行りのマーケティング本を読んでるぜ”アピールなのかもしれませんが、正しい英語なら、まだ“ちょっとかぶれたウザいヤツ”で済むけれど、間違っているとかなり痛い。例えば『フューチャー(正しくは、フィーチャー)する』は、“注目する”“特徴づける”という意味で使われますが、間違って“未来”が乱発されるような職場には、あまり未来がなさそうですよね(笑い)」(タカハシさん)

 本当に“デキる”人は、無闇に専門用語やわかりにくい言葉は使わず、誰にでもわかりやすい言葉を選んで話す――と感じることは多い。むしろできるだけ、日本語で表現することを意識するくらいで、ちょうどいいのかもしれない。

「間違った『お客様は神様』発想は改めたいですね。故・三波春夫さんの名言として有名な『お客様は神様です』は、“舞台に立ったとき、神様に捧げるよう演じる”という、芸にかける想いを語った言葉であって、“神様=顧客が絶対えらい”というメッセージではありません。三波さんのホームページでも、こうした誤用に苦言を呈しています。

『顧客満足』『CS』といった言葉の延長で、『お客様は神様』が間違って用いられるのは、本来対等であるべき売り手と買い手の関係をおかしくしてしまうはずです。お客様はお客様、神様は神様にしておいた方がいいでしょう」(タカハシさん)

 普段は優しく丁寧な人なのに、飲食店などで店員に横柄な態度をとって、“本当はこういう人なんだ”と一気に好感度を下げる人もいる。ビジネスシーンに限らず、気をつけたい話だ。

「『見える化』や『コンプラ』といった、言葉が持つ本来の意味や込められた志が正しくても、運用でお粗末になってしまう言葉があります。企業で最近流行っている『見える化』や『コンプライアンス』の徹底などがそう。

 例えば『見える化』の場合、煩雑な報告システムを導入するだけでは逆に業務の妨げになりかねず、現場からしてみれば“見せろ化”に感じられたり、メールのCCにとにかく沢山の上司を加える“見たはずですよね化”に陥る可能性も。

『コンプラ的には…』も、企業や上司がとにかくリスクを回避したいときに連発されます。その一方で、著作の中でも触れたのですが、NEWSポストセブンの記事にあったように『コンプラって何? 天ぷらの一種?』という社員だっているわけで、一つ覚えの決まり文句にするだけでは、成果につながりませんよね」(タカハシさん)

 

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宗教団体の勧誘対象が低年齢化 学校帰りの中高生を飲食店で

2013-03-03 21:16:12 | 日本ニュース(危険・外国関連)


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宗教団体の勧誘対象が低年齢化 学校帰りの中高生を飲食店で
 NEWSポストセブン:記事一覧
2013年3月3日(日)16時00分配信
http://news.nicovideo.jp/watch/nw536563


 多額のお布施をめぐる金銭トラブルをはじめ宗教団体が抱える「事件」は多種多様である。そこにも新たな傾向が見え始めているという。

 新宗教に入信した家族を奪還しようとして、宗教団体とトラブルになるケースはこれまでにも数多く見られた。最近は、その入信者がどんどん低年齢化する傾向があるという。 宗教学が専門で新宗教に詳しい川島堅二・恵泉女学園大学学長はこう語る。

「ある新宗教の場合は、学校帰りにコーヒーチェーン店などで勉強している中高生を勧誘のターゲットにしています。信者は大学生だと自己紹介したうえで、スポーツサークルへの参加を誘います。

 最初は週1回行く程度だったものが週2~3回になり、だんだん生徒の発言が、“生涯の目的を見つけた”とか“愛することを学んだ”などと宗教色を帯びるころになって初めて親が気付く場合がほとんどです。その頃には生徒自身がすっかり心酔してしまっていることも多く、取り戻そうとする親とトラブルになるケースがある」

 かつてのオウム真理教や代表による信者への性的暴行で社会問題化したキリスト教系新宗教団体・摂理などは、大学で活発に勧誘を行なったことが知られている。危機意識を持った大学側は、2009年に「全国カルト対策大学ネットワーク」を発足させた。教職員や弁護士らが参加して新宗教について情報交換し、校内での勧誘活動などを監視してきた。現在は全大学の2割にあたる約150大学が参加している。新宗教側は大学での勧誘がしにくくなり、ターゲットを中高生に移していることが「低年齢化」の背景にあるという。

※SAPIO2013年3月号


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「皇太子さまの祈りは本物。立派な天皇になられる」と旧皇族

2013-03-03 20:10:34 | 日本ニュース(政治)

 


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「皇太子さまの祈りは本物。立派な天皇になられる」と旧皇族
2013.03.03 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20130303_174372.html

 

『新潮45』3月号で、<皇太子殿下、ご退位なさいませ>とのタイトルの論文を宗教学者の山折哲雄氏が発表。山折氏は、小泉純一郎元首相(71才)時代に設けられた「皇室典範に関する有識者会議」のヒアリングで、実際に意見を述べたこともある人物だが、その山折氏が皇太子さまにご退位をすすめるという衝撃的な提言に大きな波紋が広がっている。

 さらにその論文では、弟の秋篠宮さまに「譲位」してはどうかとも綴っているのだ。

 旧皇族の竹田恒泰氏は山折氏の主張をどう聞いたのだろうか。

「本当に皇室の未来を考えているのであれば、皇太子殿下が将来、立派な天皇になられることを期待して見守るべきだと思います。問題があるから追い出せというのは、あまりに危険で乱暴な考え方ではないでしょうか。

 また、今回のような話が出てしまうと、“やっぱりそうよ。退位すべきよ”と、何の根拠もないのに同意する人たちに火をつけてしまうのです。こういった“空気”は混乱を招くだけで、皇室の将来には何のプラスにもならないと思います」

 竹田氏によれば、皇太子さまの国民への慈愛のお心は、われわれが想像しているよりも大きいという。

「かつて宮中三殿に仕えたかたに聞いた話ですが、彼女は“皇太子殿下の祈りは本物だ”と言っていました。普通なら数分で終わる御拝も殿下は20、30分とお続けになることがあるそうです。それは日本国民を愛してやまない証拠ではないでしょうか。

 決して旧皇族だから殿下を擁護しているわけではありません。私は、皇太子殿下は立派な天皇になられると確信しています。ただそれは何よりも国民次第だと思うのです。疑うことより信じることから始めていただきたいですね」

※女性セブン2013年3月14日号

 


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「皇太子様はあらゆる手段用い雅子様を全快させるべき」の意見
2013.03.02 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20130302_174341.html

 

 2月23日、皇太子さまが53才の誕生日を迎えられたその直前、『新潮45』3月号に衝撃的な見出しが躍った。

<皇太子殿下、ご退位なさいませ>

 これは宗教学者の山折哲雄氏が書いた論文のタイトル。山折氏は、小泉純一郎元首相(71才)時代に設けられた「皇室典範に関する有識者会議」のヒアリングで、実際に意見を述べたこともある人物だが、その山折氏が皇太子さまにご退位をすすめるという衝撃的な提言に大きな波紋が広がっている。

 さらに同氏は、弟の秋篠宮さまに「譲位」してはどうかとも綴っている。

 山折氏の主張に異を唱えるのは皇室ジャーナリストの神田秀一氏だ。

「皇太子さまが大病をなさっていたり、公務ができない状況であられれば、秋篠宮さまに皇位を譲位するということは法でも認められていますし、理解できます。しかし、いまは皇太子さまがご健在であり、そういった状況ではないなかで、無責任に“譲位”を語るのは疑問を感じずにはいられません」

 皇室典範第3条には、こう規定されている。

<皇嗣(皇位継承第1位の者)に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる>

 神田氏は、この規定に一切触れずに“譲位”を語った山折氏を批判する。

「山折さんの主張は、現実的には憲法、そして皇室典範を改正した上でなければありえない話です。仮に改正するとしても、何年も時間を要しますし、女性宮家創設ですら簡単に頓挫するのに、ましてや皇位継承に触れる部分ですから、現実的に不可能なわけです」(神田氏)

 さらに神田氏は、その憲法も簡単に改正してはいけないと主張し、こう提言した。

「憲法第1条には天皇が<日本国民統合の象徴>という記載がありますが、これは70年近い年月をかけて昭和天皇、そして陛下が確立してきたものです。これを守られてきたからこそ、戦争のない平和な時代を迎えたとも言えます。

 そのことをいちばん理解されているのが陛下であり、即位礼正殿の儀で“憲法を守ります”と宣言されているのですから、いたずらに改正してはならないのです。結局、今回のような記事が出てしまうのは、雅子さまが皇太子妃としての役割を果たされていないことが原因だからでしょう。ですから、いま皇太子さまは雅子さまのご病気を全快させることに全力を尽くされるべきだと思います」

 これまで雅子さまの治療を担当してきたのは東宮職医師団だ。しかし、最近では長引く療養生活に、“主治医以外のセカンドオピニオンの必要性があるのでは”という報道も多くなっている。また昨年、前皇室医務主管の金澤一郎氏が、雅子さまの主治医である大野裕氏の治療方針に疑問を投げかけたことも大きな話題を呼んだ。

 そんななか、誕生日会見で、記者から“セカンドオピニオンを用いる考えはないのか”という質問が出たのだが、皇太子さまは、

「東宮職医師団がたいへんによくやってきていただいていますし、今のところセカンドオピニオンという考え方はございません」

 ときっぱり述べられたのだった。これには神田氏も首を傾げる。

「これだけ雅子さまのご病気が長引いているわけですから、あらゆる手段を用いてでも、皇太子さまは雅子さまを全快させるべきです。それなのに東宮職医師団がよくやっているという理由だけで、セカンドオピニオンは必要ないというのは、国民が納得しません。正直、医師団は何の結果も残していないのですから。そこは皇太子さまに危機感を持っていただきたい」
 
※女性セブン2013年3月14日号

 

 

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皇太子殿下 天皇陛下の宮中祭祀取組みを引き継ぐ決意との声
2012.02.17 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120217_87405.html

 

 かつて皇室や宮家には生まれた子供を里子に出す習慣があったが、戦後、里親制度は廃止された。天皇陛下は宮中祭祀の継承をはじめとする「帝王教育」をどうなさったのか。皇室ジャーナリストの久能靖氏が解説する

 * * *
 昭和天皇は神格化された天皇と象徴天皇の両方の時代があった。一方、現在の天皇陛下は最初から象徴天皇として即位されている。そのため「象徴とは何なのか」「どうすることが象徴なのか」ということを考え続けた末に、常に国民とともに歩くことこそ象徴のあるべき姿だ、というお考えに到達されたのではないか。だからこそ、災害があればすぐに被災地に行かれ、病気になっている人がいればお見舞いをされるという現在のお姿があるのだと思う。

 また先の戦争で激しい地上戦があり、多くの住民が巻き込まれた沖縄に対する天皇陛下の強い思いも、昭和天皇のお気持ちを継承されていると思う。昭和天皇のお考えが天皇陛下にしっかりと受け継がれ、さらに皇太子殿下に継承されるとすれば、国民としてこんなにうれしいことはない。

 皇太子殿下が天皇陛下から引き継がれる重要な儀式が宮中祭祀だ。宮中祭祀は天皇家の私的行事であり、国家行事ではないが、はるか昔から歴代の天皇によって引き継がれており、決して揺るがせにできない。天皇皇后両陛下だけが宮中でお参りされているように伝えられているが、実際はそうではない。おいでになる回数は、皇后陛下より皇太子殿下の方が多いのだ。

 たとえば元日の歳旦祭は、天皇陛下と皇太子殿下だけで執り行なわれる。といっても、お二人が一緒に拝礼をされたり、所作をされるのではない。天皇陛下が儀式をなさっている間、皇太子殿下は別の場所で控え、出を待っておられる。

 側近の話によると、皇太子殿下も宮中祭祀には真剣に取り組まれており、御座で長時間正座をされていても、まったく姿勢を崩されることはないという。天皇陛下の宮中祭祀に対する厳粛なお取り組みを、皇太子殿下はしっかりと引き継ごうと決意されておられるのだろう。

※SAPIO2012年2月22日号

 

 

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