会社法雑記帖

会社法業務の末端でもがく一会社員の雑記帖。

ガリレオの指

2005年03月12日 | 読書
ガリレオの指―現代科学を動かす10大理論
ピーター・アトキンス 著
斉藤隆央 訳
早川書房 2004年12月

進化、DNAにはじまり、量子、宇宙論にいたるまで、現代科学の主要な科学理論を解説した本。
解説がかなり難しいが、知的好奇心を非常に刺激されました。じっくり、読み進めていきたい本です。

日本人の法意識

2005年03月12日 | 読書
日本人の法意識 岩波新書 青版 630
川島武宜 著
岩波新書 1967年5月

ジュンク堂大阪本店で新書のキャンペーンをやっていて、これが棚にあるのが目に付いたので、買ってみました。
昨今、日本人の法意識がずいぶんと変化してきたことは、大企業同士でも(たとえばメガバンクでさえも)従来なら考えられなかったような法的手段に訴えるようになってきて、それが必ずしも否定的に受け止められていないということにも現れてきていると思う。
日常の仕事においても、今までなら当方が提示した契約書の案に、黙って判をついてくれていた取引先が、権利意識に目覚めたのか、条項の修正を求めてきた、というような例は枚挙に暇がありません。
それでもやはり旧来からの法意識というものが影響してくる場面は多々あるわけで、そういった勉強も必要と思います。

ボロボロになった覇権国家

2005年03月12日 | 読書
ボロボロになった覇権国家(アメリカ)
北野幸伯 著
風雲舎 2005年1月

著者の発行するメールマガジン(ロシア政治経済ジャーナル)も読んでいますが、非常に鋭い分析です。油断していると現実を見誤る、ということを思い知らされます。

日本が戦場になるというのは非常に怖い話です。
その点も良く考えて行動していかないといけないと思います。