11月17日、マカオGPは2日目を迎え、注目の予選2回目が行なわれた。その結果、ASMからエントリーの小林可夢偉がポールポジションを獲得。マノー・モータースポーツの平手晃平も2番手と続き、史上初の日本人によるフロントロウ独占となった。
前日に比べて暑くなった2日目朝のフリー走行では、ダブルRのマイク・コンウェイが2分13秒925と、前日の予選1回目のポールタイムを上回るトップタイムをマーク。ASMのリチャード・アンティヌッチが2番手に続き、3番手はシグネチャのロメイン・グロージャン。前日の予選1回目にクラッシュしたエイドリアン・スーティルが5番手、今ひとつのポジションに甘んじていた中嶋一貴も6番手と復調の兆しを見せる。
そして迎えた午後3時15分からの予選2回目。ユーズドタイヤで状況を見る陣営が多い中、左側にのみニュータイヤを装着したコンウェイが、序盤からハードにプッシュ。開始10分で2分14秒578として、前日の自らのタイムを更新してくる。プレマパワーから参戦の塚越広大、スーティルらも前日のタイムを上回り始めたが、その直後にプッシュを続けていたコンウェイが、最終のRベンドでタイヤバリアにクラッシュ。残り32分34秒で赤旗中断となってしまう。
この時点では、前日のタイムでマルコ・アスマーがトップに残り、平手、グロージャン、小林、コンウェイ、ファビオ・カルボーンという前日と変わらないトップ6の顔ぶれ。
セッションは再開となったが、その5分後に今度はポリスコーナーでスーティルがクラッシュ。「赤旗後の計測1周目だったんだけれど、わずかにプッシュしすぎたのかもしれない。ダスティなラインに乗って、コントロールを失ってしまったんだ」というスーティルは、残念ながらニュータイヤを履くことなく予選2回目から去ることに。トムスの僚友大嶋和也も、朝のフリー走行で最終コーナーでクラッシュし、エンジンとミッションケースに及ぶダメージを受け修復が間に合わず、予選2回目の出走をあきらめることとなっており、トムス陣営としては悪夢のような2日目となってしまった。
このスーティルのクラッシュによって、セッションは再び赤旗となるが、この間にニュータイヤを装着するマシンが多く、再開後にタイム更新が相次ぐ。残り20分の段階で、アンティヌッチが2分14秒105で2番手に浮上したのを皮切りに、ポール・ディ・レスタが2分14秒175で3番手、小林が2分14秒330で5番手と、ASM勢がポジションを上げてくる。
ここでいったんポジションを下げていた平手が、2分13秒566で前日のアスマーのタイムを逆転し、トップに躍り出るが、残り15分を切ったところでグロージャンが2分13秒930で2番手に浮上。しかし、この直後に小林が2分13秒449をたたき出してモニターのトップに立つと、その直後にRベンドでチャーリー・キンボールがクラッシュし、14分20秒を残してセッションは3度赤旗に。
この段階で小林、平手、グロージャン、アスマー、アンティヌッチ、ディ・レスタというトップ6となっていたが、この中断の間に最終コーナー付近からわずかに雨が降り始める。このため、再開後しばらくはタイム更新するマシンがなく、ラスト2周は雨が止み、ほぼコンディションが回復も、上位陣ではタイムアップするマシンはなく、小林がF3での自身初ポールを、マカオGPというひのき舞台で飾ることとなった。
最終ラップに「プッシュしていたら、ミッションが4速から3速に落ちなかった」とクラッシュするおまけがあったものの、明日の予選レースをポールからスタートすることとなった小林は「最後にぶつかってしまったのが予定外でしたが、実はベストラップのときにも最終コーナーでギヤがちょっとおかしかったし、セッション始めからその症状があって、リスボアで真っ直ぐ行ってしまったりで。でも、なんとかクリアが取れて、自分なりにプッシュして走れたのでタイムが出たんだと思います。トップタイムを出した後、赤旗でピットで待っているときに雨が降ってきたときは、“これは来たな!”と思いました。最後の最後に神様が味方してくれたみたいです」と喜びを語った。しかし、明日の10周の予選レース、そして日曜の決勝に向けては、「僕はこのマカオで、これまで(Fルノーなどで)レースを完走したことがないので、まずはきちんと走ってレースをフィニッシュしたい」と控えめなコメントにとどまった。
一方、2番手となった平手も「赤旗や黄旗でなかなかアタックできる状況ではなかったのですが、なんとか2分13秒台のタイムをマークしたものの、可夢偉に行かれてしまいましたね。悔しいですけれど、決勝ではユーロF3で負けたディ・レスタやセバスチャン・ベッテルに勝って優勝を飾りたいですね」と語り、会見後にはふたりで固い握手を交わすこととなった。
予選3番手には「うまくスリップが使えて、13秒台に入れたんだけれど、さらにプッシュしていたらクラッシュしてしまってね。最後まで走れていたらと思うと悔しいけれど、これもレース。決勝では巻き返すよ」というグロージャンが続き、前日トップのアスマーは、4番手からのスタートに。
このほか、日本勢ではロベルト・ストレイトが6番手、中嶋一貴が7番手、塚越が10番手と、トップ10に日本にゆかりのある顔ぶれが並ぶことになった。また、カルボーンが12番手、スーティルが14番手、池田大祐が18番手。大嶋和也は20番手からの追い上げを図ることとなっている。
明日の予選レースは午後1時20分(日本時間午後2時20分)から行なわれることとなっており、その結果をグリッドに、日曜に第53回マカオGPの決勝が行なわれる。
ひそかにこうなるのと違うかな?って思ってた
だってTDPの中で一番スピードがあるのは、カムイやもん
平手なんかがあの順位で行けるんやったらカムイはポールしかあらへんやん
スピードは見せれた。
でもこれからが大問題だよな~
まあできるだけのことやって欲しい。
とにかくアピールよ
勝てたりなんかしたらエライこっちゃ
まだ速いのが後ろにようけおる。
ベッテル、ベッテル言うてどこまでこれるんかな?
前日に比べて暑くなった2日目朝のフリー走行では、ダブルRのマイク・コンウェイが2分13秒925と、前日の予選1回目のポールタイムを上回るトップタイムをマーク。ASMのリチャード・アンティヌッチが2番手に続き、3番手はシグネチャのロメイン・グロージャン。前日の予選1回目にクラッシュしたエイドリアン・スーティルが5番手、今ひとつのポジションに甘んじていた中嶋一貴も6番手と復調の兆しを見せる。
そして迎えた午後3時15分からの予選2回目。ユーズドタイヤで状況を見る陣営が多い中、左側にのみニュータイヤを装着したコンウェイが、序盤からハードにプッシュ。開始10分で2分14秒578として、前日の自らのタイムを更新してくる。プレマパワーから参戦の塚越広大、スーティルらも前日のタイムを上回り始めたが、その直後にプッシュを続けていたコンウェイが、最終のRベンドでタイヤバリアにクラッシュ。残り32分34秒で赤旗中断となってしまう。
この時点では、前日のタイムでマルコ・アスマーがトップに残り、平手、グロージャン、小林、コンウェイ、ファビオ・カルボーンという前日と変わらないトップ6の顔ぶれ。
セッションは再開となったが、その5分後に今度はポリスコーナーでスーティルがクラッシュ。「赤旗後の計測1周目だったんだけれど、わずかにプッシュしすぎたのかもしれない。ダスティなラインに乗って、コントロールを失ってしまったんだ」というスーティルは、残念ながらニュータイヤを履くことなく予選2回目から去ることに。トムスの僚友大嶋和也も、朝のフリー走行で最終コーナーでクラッシュし、エンジンとミッションケースに及ぶダメージを受け修復が間に合わず、予選2回目の出走をあきらめることとなっており、トムス陣営としては悪夢のような2日目となってしまった。
このスーティルのクラッシュによって、セッションは再び赤旗となるが、この間にニュータイヤを装着するマシンが多く、再開後にタイム更新が相次ぐ。残り20分の段階で、アンティヌッチが2分14秒105で2番手に浮上したのを皮切りに、ポール・ディ・レスタが2分14秒175で3番手、小林が2分14秒330で5番手と、ASM勢がポジションを上げてくる。
ここでいったんポジションを下げていた平手が、2分13秒566で前日のアスマーのタイムを逆転し、トップに躍り出るが、残り15分を切ったところでグロージャンが2分13秒930で2番手に浮上。しかし、この直後に小林が2分13秒449をたたき出してモニターのトップに立つと、その直後にRベンドでチャーリー・キンボールがクラッシュし、14分20秒を残してセッションは3度赤旗に。
この段階で小林、平手、グロージャン、アスマー、アンティヌッチ、ディ・レスタというトップ6となっていたが、この中断の間に最終コーナー付近からわずかに雨が降り始める。このため、再開後しばらくはタイム更新するマシンがなく、ラスト2周は雨が止み、ほぼコンディションが回復も、上位陣ではタイムアップするマシンはなく、小林がF3での自身初ポールを、マカオGPというひのき舞台で飾ることとなった。
最終ラップに「プッシュしていたら、ミッションが4速から3速に落ちなかった」とクラッシュするおまけがあったものの、明日の予選レースをポールからスタートすることとなった小林は「最後にぶつかってしまったのが予定外でしたが、実はベストラップのときにも最終コーナーでギヤがちょっとおかしかったし、セッション始めからその症状があって、リスボアで真っ直ぐ行ってしまったりで。でも、なんとかクリアが取れて、自分なりにプッシュして走れたのでタイムが出たんだと思います。トップタイムを出した後、赤旗でピットで待っているときに雨が降ってきたときは、“これは来たな!”と思いました。最後の最後に神様が味方してくれたみたいです」と喜びを語った。しかし、明日の10周の予選レース、そして日曜の決勝に向けては、「僕はこのマカオで、これまで(Fルノーなどで)レースを完走したことがないので、まずはきちんと走ってレースをフィニッシュしたい」と控えめなコメントにとどまった。
一方、2番手となった平手も「赤旗や黄旗でなかなかアタックできる状況ではなかったのですが、なんとか2分13秒台のタイムをマークしたものの、可夢偉に行かれてしまいましたね。悔しいですけれど、決勝ではユーロF3で負けたディ・レスタやセバスチャン・ベッテルに勝って優勝を飾りたいですね」と語り、会見後にはふたりで固い握手を交わすこととなった。
予選3番手には「うまくスリップが使えて、13秒台に入れたんだけれど、さらにプッシュしていたらクラッシュしてしまってね。最後まで走れていたらと思うと悔しいけれど、これもレース。決勝では巻き返すよ」というグロージャンが続き、前日トップのアスマーは、4番手からのスタートに。
このほか、日本勢ではロベルト・ストレイトが6番手、中嶋一貴が7番手、塚越が10番手と、トップ10に日本にゆかりのある顔ぶれが並ぶことになった。また、カルボーンが12番手、スーティルが14番手、池田大祐が18番手。大嶋和也は20番手からの追い上げを図ることとなっている。
明日の予選レースは午後1時20分(日本時間午後2時20分)から行なわれることとなっており、その結果をグリッドに、日曜に第53回マカオGPの決勝が行なわれる。
ひそかにこうなるのと違うかな?って思ってた
だってTDPの中で一番スピードがあるのは、カムイやもん
平手なんかがあの順位で行けるんやったらカムイはポールしかあらへんやん
スピードは見せれた。
でもこれからが大問題だよな~
まあできるだけのことやって欲しい。
とにかくアピールよ
勝てたりなんかしたらエライこっちゃ
まだ速いのが後ろにようけおる。
ベッテル、ベッテル言うてどこまでこれるんかな?