先日、女の一代記シリーズで越路吹雪が取り上げられていましたが、皆さん、ご覧になりましたでしょうか。何を隠そう、この私は大の越路吹雪ファンで、苦手なカラオケに不覚にも行ってしまった際には、やるせなくて越路吹雪メドレーを熱唱します。「ろくでなし」「サン・トワ・マミー」「ラストダンスは私に」「家へ帰るのが怖い」「愛の賛歌」「オー・シャンゼリゼ」など、悲しみの中にも熱い情熱を秘めた歌がいっぱいで、どれも私の心を揺さぶらずにはいられません。
今夜はその中の3曲をご紹介いたしましょう。
まず、彼女のデビュー作にして、代表作でもある、エディット・ピアフの曲「愛の賛歌」。「あぁなぁたぁぁぁーーの燃える手でぇ わぁたぁしぃぃぃーーを抱ぁきしめてぇ」という熱いフレーズの深遠なバラード調から始まって、「頬と頬よせッ 燃えるくちびるッ」という、囁くような転調ラインへの流れは、まるで呪いのようであり、背筋がゾクッヒヤッとさせられることでしょう。「キス」ではなく「くちびる」という単語も妙に新鮮でポイント高いです
次に、「サン・トワ・マミー」。「二人の恋は 終わったのねぇぇぇ…」という衝撃のフレーズから始まるこの曲は、岩谷時子の歌詞が光る最高傑作です。彼女の恋は終わり、「許してさえぇぇぇ… くれない貴方ぁぁぁ…」と嘆き、「サヨナラと 顔も見ないで 去っていった男」となります。なんてひどいヤツなのでしょう。彼女は「悲しくてぇぇ目の前がぁぁ暗くなるぅぅ」「淋しくてぇぇ目の前がぁぁ暗くなるぅぅ」と苦悶し、「風のように 大地を さまよう恋」に涙するのです。ああ、なんてひどいヤツ。初めてこの曲を聴いた保育園児の私の男性観を形成する一助となった歌でもあります
最後の曲は「ろくでなし」。これも、前曲同様、「私は 恋人に 捨てられて しまった」という、男に振られる歌なのですが、この曲の中の主人公は前曲のような辛い時期は乗り越え、既に達観した様子です。それをよく表現したフレーズは「ろくでなし ろくでなし なんっっってひどぉぉぉいーッ!!」の後に続く叫び声「オーウィ!」という箇所です。(個人的にこの叫びがとても好き)そして、「とても好きだけど お別れよ さようならーっ!!」と言い、極めつきは高らかに歌う「パァパァーラ パラッ パァパァーラ パラッ パパーラ パッパッァァァラッ(一呼吸置いて、大きく)ラパパラァァァァアー」というジョジョの漫画に出てきそうな擬態語です。明るい未来を思わせる素敵な響きです。
では、皆さん、明日も頑張りましょう。
今夜はその中の3曲をご紹介いたしましょう。
まず、彼女のデビュー作にして、代表作でもある、エディット・ピアフの曲「愛の賛歌」。「あぁなぁたぁぁぁーーの燃える手でぇ わぁたぁしぃぃぃーーを抱ぁきしめてぇ」という熱いフレーズの深遠なバラード調から始まって、「頬と頬よせッ 燃えるくちびるッ」という、囁くような転調ラインへの流れは、まるで呪いのようであり、背筋がゾクッヒヤッとさせられることでしょう。「キス」ではなく「くちびる」という単語も妙に新鮮でポイント高いです
次に、「サン・トワ・マミー」。「二人の恋は 終わったのねぇぇぇ…」という衝撃のフレーズから始まるこの曲は、岩谷時子の歌詞が光る最高傑作です。彼女の恋は終わり、「許してさえぇぇぇ… くれない貴方ぁぁぁ…」と嘆き、「サヨナラと 顔も見ないで 去っていった男」となります。なんてひどいヤツなのでしょう。彼女は「悲しくてぇぇ目の前がぁぁ暗くなるぅぅ」「淋しくてぇぇ目の前がぁぁ暗くなるぅぅ」と苦悶し、「風のように 大地を さまよう恋」に涙するのです。ああ、なんてひどいヤツ。初めてこの曲を聴いた保育園児の私の男性観を形成する一助となった歌でもあります
最後の曲は「ろくでなし」。これも、前曲同様、「私は 恋人に 捨てられて しまった」という、男に振られる歌なのですが、この曲の中の主人公は前曲のような辛い時期は乗り越え、既に達観した様子です。それをよく表現したフレーズは「ろくでなし ろくでなし なんっっってひどぉぉぉいーッ!!」の後に続く叫び声「オーウィ!」という箇所です。(個人的にこの叫びがとても好き)そして、「とても好きだけど お別れよ さようならーっ!!」と言い、極めつきは高らかに歌う「パァパァーラ パラッ パァパァーラ パラッ パパーラ パッパッァァァラッ(一呼吸置いて、大きく)ラパパラァァァァアー」というジョジョの漫画に出てきそうな擬態語です。明るい未来を思わせる素敵な響きです。
では、皆さん、明日も頑張りましょう。