まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

第29回比婆山国際スカイラン開催す。

2022-05-29 22:47:12 | 日常

令和4年5月29日
今日、第29回比婆山国際スカイラン大会が3年ぶりに開催されました。
新型コロナウィルス感染防止の為2回中止になったためです。
今まで参加しておられた韓国も今年は来日できませんでした

今年の大会は福山山岳会の活況を表す大会となりました。大会役員160名余りのうちわが会は38名、出場選手も9名にスイパー選手1名、計10名とは今まで聞いたことがありません。
それだけ若い会員が多いということでしょう。
大会終了後他会の役員の方が言われました。「福山山岳会は会員数も増え、若い会員の方も大勢参加され、元気で頑張っておられる。活動も活発です。多くの山岳会が福山山岳会の活動に刺激を受け、今回廃止した烏帽子山給水所を頑張って来年は再開しようではないか。」との前向きなお言葉をいただきました。他会の活動に影響を与えるとはありがたいことです。
昨日は我々のメイン会場であるBコース毛無山給水所開設のため必要な飲用水等100キロを含めテント,タープ、テーブル、木杭等を荷揚げしました。麓の六ノ原から山頂まで標高差340⒨、距離2100m元気な若者がいなくてはできない仕事です。実際、前回まであった烏帽子山給水所は人手不足のため開設できませんでした。他にも出雲峠の設営では湧き出ていた水が断水。川には水が流れていたので途中のパイプが故障したのでしょう。明日なので川から運び上げたり、飲用水を運びあげて対応することにしました。他にもBコース全域の走路の草刈り、コースロープの設営する3班に分かれて作業しました。

最も事故の多い毛無山の下りには元気な会員を配置し99%重大な事故は起きないがあと1%の確率に備えるべく動けない選手を運ぶため担架ができるように背負い子2個を確保しその作り方を考えておくよう指示しました。
これが必要になろうとは、この時全く考えられない想定外の事故が発生しましたからわからないものです。

今日は雲一つない青空。猛烈な暑さで熱中症が心配です。日焼け止めも塗りました。
コース設定、タープ、テーブル、ペットボトル回収所も4か所、カメラマンも準備ヨシ。
山頂からAコースのスタートが見えました。いよいよ選手が来ます。
ここはスタートから5,2㌔。早くも25分余りでトップ選手が通過。プログラムを見ては到着した名前を知らせ、みんながその名前を大声叫び拍手して応援しました。
先頭はパラパラでしたが、中盤では行列して到着されます。この辺りになると写真を撮ったり,めったに見えない大山を眺め幸運を喜んだりしていました。配布したペットボトルは山頂の広場で大部分の人は飲み干して、ここのもうけてた3か所の回収ボックスに入れてくれました。50m先に設けた回収ボックスには数点でした。
この猛烈な暑さに座れこむ方3人には飲用水のペットボトルを提供しシャワーサービスをしてあげました。大変喜んでいただきました。昨日、荷揚げしていただいた広島山稜会の坂本さんには感謝の意を込めて特別にサービスさせていただきました。
炎天下、貴重な水を提供でき多くの選手に感謝され、役員の皆様にも「人の役に立つ仕事」の意義をご理解いただき喜んでおります。

選手の列も途切れ、最終ランナーを待っていると「伊良谷山の下りで捻挫した洗選手がいる。」と救助要請がありました。無線係を含め3名で救助に向かいました。状況が不明で、運送、つり上げの可能性もあり強力な原田氏にも救援を要請しました。下りの走路のどこにも姿がなく発見したのは稜線上の尾根道でした。原因は捻挫でなく筋肉痛、両足がけいれんを起こし立つことも歩くこともできない状態でした。水分補給の失敗が原因でしょう。ある意味で安心しました。というのは、昨日の整備の時、急坂走行の安全を期して浮石や木の根をすべて撤去して,怪我のなきよう走りやすくしていたのですから、それが原因でないことに一安心しました。結局防災ヘリの出場を要請することになりました。
樹林帯では上空からみえないので吊り上げ可能な場所まで運搬しなければなりません。負傷者のいるこの場所がその吊り上げ可能な唯一の場所だったのですから。なんという幸運でしょうが。
その反面、運送、つり上げを準備してきた原田氏には活躍の場はなくなりました。またいつかその努力が報われる機会が到来することでしょう。
14:05分、防災ヘリが負傷者を収容して飛び去りました。
いろいろなことがありましたが無事に終えたことを関係者の皆様に感謝いたします。
個人的にも、優秀な後継者に我会の任務を引き継ぎすることが出来たこと喜んでおります。



































出し拍手して熱烈な応援。次々と列をなして到着。先頭グループ以外はみな楽しんで走られます。写真を撮ったり取られたり。今日は幸運なことに大山が見れました。大山をバックに写真を撮ってあげました。わが会員が通過するときにはひときわ大きな声で声援しました。何しろ昨日飲用水の荷揚げという大仕事をしていただきましたから。また他会の会員で唯一お手伝いいただいた広島三稜会の坂本にはシャワーサービスをさせていただきました。
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