まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

福山山岳会創立100周年「台湾記念旅行」 第2日目 天燈上げ・九份観光他

2019-11-04 22:29:41 | 日常
令和元年10月31日
今日は予報どおりの雨天。事前にリーダーから雨対策は十分にとの指摘もあり準備は万全怠りなし。ホテルから1時間余り入った山村の「十分」という町。その駅舎の付近、単線の線路の両側に30軒余りの天燈販売の店舗が軒を連ねている。天燈とは簡易なアドバルーンのようなものです。1m余りの四角なビニール袋の側面に願い事を書いて下部の火床に火を点火するとその熱で風船が上昇するというものです。4人が一組となり、その四面に願い事を書いて打ち上げます。何百人もの大勢の観光客がそれぞれ店の前の線路から打ち上げますから壮観です。100mくらいは上がるのではないでしょうか、その火力が失われば自然と落下する。中には打ち上げてもすぐに途中で落下するものもあります。店舗の屋根や庇のテントに落下するのもたくさんありました。ちょっと危険のように思いますがこれが商売ですから仕方ないのでしょう。とにかく目の前で打ち上げるのですから興奮しました。
次は黄金博物館に行きました。この付近は鉱山の町として栄えた所です。はじめは石炭が発掘されつづいて金が発見されるとゴールドラッシュとなり数人の人口が数千人の工夫の町に大変貌しました。日本の別子銅山も同様の繁栄をしましたがそれは数百年前のことで今はは廃墟となっていますがこちらはつい百年前のことですから建物なども健在です。鉱山跡や坑道に入り発掘現場や監督宿舎・食堂等の町並みも見学出来ました。220キロ余りの金塊にも触りました。次に訪れたのは台湾観光のメイン「九份」です。はじめは石炭、その後は金鉱の町として命知らずの工夫たちの歓楽街として大変貌を遂げました。町は山の上の方にあります。私たちは麓から歩いて登りました。雨が降りぬかるんだ道、ひざ下までつかる悪路もありました。かってふもとまで鉱石を運んだ一直線のトロッコ道、何もない山道のトンネルを抜けれると明るい光輝く別世界が開けました。「千と千尋の神隠し」の冒頭のシーンそのものです。「トンネルを抜けると歓楽街あり。」天は赤い提灯に覆われ狭い道は両側に土産物店が立ち並び観光客でごった返す。驚きの連続です。展望の良いレストランの3階で夜景を楽しみ、夕食をとりました。食事の前に5種類の紅茶を飲みまわし味の違いを堪能しました。ホテルに帰る途中、松山の饒河街観光夜市に行きました。立派な、派手な寺院の前の夜市です。大勢の人々で賑わっています。数百メートルの道の両側に屋台や食べ物店が立ち並び時として強烈な臭い漂っていました。お腹一杯ですからもう食べられません。雰囲気を堪能しました。日本語が飛び交い修学旅行学生さん、若者たち、おばさん連中多数おられました。このような光景が毎夜続くのですから驚くばかりです。

追伸  心に強く思っていること。関心のある情報は目に飛び込んでくる。不思議ですね。
 帰国して4日目、11月6日NHK BS3午後2時55分 『2度目の台湾 九份編」懐かしい場面が登場。あそこにもここにも行った。感動を甦らしました。ビデオに録りました。また行くぞーー
コメント
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