まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

指山から三俣山北峰へは登れます

2015-06-15 21:00:46 | 日常
平成27年6月14日
三俣山の前衛である指山には九重山登山に来た人のうち何人の人が登られたことでしょうか。おそらく数パーセントでしょうか。私も十数回と久住に来ていますが昨年初めて指山の存在を知りました。来年の例会山行には是非仲間を連れて登るため今回下見の実地調査に来ました。指山山頂から三俣山北峰を見れば急峻で幾筋ものガレた山容、北峰登山口に掲げられた「通行はご遠慮ください」の標識から登れないのではと思われる人も多いかと思います。実祭歩いてみると現地は昔のしっかりとした踏み跡の登山道が残っており危険なガレ場を通らなくても樹林帯のなか登山道が山頂まで通じています。安全に登頂可能です。ルートにはピンク色のテープをマーキングの為結んでいますので安心して登ってください。
標識の言葉の意味は私は次のように解釈しています。昨年登った雨ヶ池から三俣山南峰のルートでも同様の標識がありました。今回同様両ルートとも昔から登山道として使用されていた道ですが「行政当局は指導標識、ロープ、階段等の安全施設を全く設置していません。だから危険なので登ってはいけません。登る方は安全施設のないバリエーションルートを登るのと同様の考えで自己責任でお登りください。」九重山のルートでもこの両ルートより赤川ルート、白口岳ルートの方がはるかに危険なのになぜこのルートを「通行御遠慮」とするのかそのわけを知りたいものです。
ネットの情報では2013年2月ガレ場を登り山頂に達したとの記録があります。最後の20mは足場が凍結、滑りやすいのでザイルを使用して山頂に達したとのこと。頂上下の大岩の崖を乗り越えるあたりが核心部です。そこには左右に行く道があります。道が草や樹木で覆われわからなくなったらはっきりした地点まで戻りよく探してください道は見つけられます。このパーティーは大岩の崖を乗り越えた後、左側に行き、危うい草付の斜面を2mあまりトラバースしてガラ場に出て、そこを登られたのでしょうが、草付斜面は危ないのでここを逆に、右側に回り込むと樹林帯を直登する安全なル-トがあります。今ここには細いトラロープが設置されています。これを過ぎれば後は安全な樹林帯の道です。このルートが発見できなければ参加メンバーは岩登り経験者に限定しなければならなかったがこれなら大丈夫です。一般クラスでも登頂可能です。指山から三俣山への縦走はプラン通り実行できます。
今年は白水鉱泉から黒岳を縦走して坊ヶツルに至り、吉部登山口に下りました。あとに残ったルートはこの指山から北峰に登り、大船山から七里田温泉に下るルートです。これで九重山域のすべてのルートを歩いたことになります。
「念ずれば花開く」次回は七里田温泉に行ける機会のあることを念じています。
(写真は指山山頂から三俣山北峰(1690m)を望む、幾筋もガレていますが中央の樹林帯のなかの登山道が山頂まで続いています。上部の岩場が核心部です。右の山が主峰です)

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