まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

黒岳(九重山系)例会山行

2015-06-01 23:40:05 | 日常
平成27年5月29日から31日
今回の黒岳例会山行では長時間歩行が予想されていたので沼隈半島一周36キロの訓練山行を行いそれが出来ることを参加条件としていました。それに合格しての参加ですから気合の入れようが違います。参加者は男性10名、女性14名計24名です。それを4班に分け、班ごとに行動してもらいました。
29日午後7時福山発、私たち2名は広島の宮島SAで合流、東九州道の宇佐別府道路が夜間通行止めのため耶馬溪に迂回し白水鉱泉横着は午前2時でした。駐車場にテントを張って仮眠。午前7時に出発。天気良し。予報では夕方6時ごろから雨になる予定です。
柔らかな新緑の樹林帯をひたすら登ると岩が増えだんだん厳しくなる。天候が悪化しポッポっと雨になる。苔むした巨石の間を登り稜線に出るとそこが前岳(1334m)である。早速に冷えたスイカを頂く。こんなに重たいものをご苦労様です。足元は岩海の様な状態でコースも足場の良いとこをを求めてか右往左往して歩きにくいことこの上ない。おまけに雨のため岩が滑る。ピークを二つ越えたあたりで雨が激しくなり雨具を着用しようとザックを下すとアマフタの間に挟んでいた雨具の上衣がないではないか。私がラストであり枝にでもひっかけたのでしょう。探しに引き返す。「どこにもない」とうとう前岳まできてようやく発見。樹林帯でよかった。尾根で風などに吹き飛ばされていればとても発見できなかったでしょう。直ぐに後を追う。「上台」に上がったとこらでSLが待っていてくれた。やれやれ一安心。しかし遅れた分、今回は天狗岩は省略。仲間がスリップして足首を痛めたためテープで固定する。打撲のようで何とか歩けそう。風穴への下りは急直下で厳しいコース。米窪への登りは急騰である。予定時間よりは15分余り余裕があったが足を痛めた仲間、雨で疲れもあり疲労も激しい人もある。隊を2分して予定どうり行くことも考えられたが安全策を取るべきであろう。「ソババッケ」経由大戸越えのへコースに変更する。峠を下りたところに巻道があるが以前は藪漕ぎしたが今回は標識もあり踏み跡もしっかりしているのでそちらにした。標高差200m余りの道であったが意外に時間がかかった。しかし標識はたくさんあったのでルートに不安はなかった。大戸越えは雲の中、平治岳も雲の中。ミヤマキリシマはまだつぼみのようであまり咲いていない。白骨化した樹木も多い。火山灰でどろどろの道を下る。細い道で明日上り下りの登山者では混雑することでしょう。吉部への分岐点は標高1300m付近に標識がありました。坊ヶツルにはテントは10数張程度で寂しい限りです。18時過ぎ山荘に到着。体も冷えており風呂に入りたかったが山荘の要請により食事を先にとりそのあとで温泉に入りました。以前よりはお湯は温かい。明日は雨の模様なので予定変更し下山することにする。
翌朝は朝風呂に入り、7時より朝食、8時小屋出発。「暮雨ノ滝」を見物し登山口に全員無事到着。長湯温泉に向かう。まず「御前湯」に入り汗を流し、万象の湯」でバイキングを楽しみ日本一の炭酸水温泉「ラムネ温泉」で温泉の梯子をしました。
男風呂にいると隣から元気な聞きなれた歓声が聞こえてきます。大満足のようですね。
良かった。良かった。みなさんありがとうございました。SLさんご苦労様でした。
コメント
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