ふじもん先生ブログ「世界のリアルをお届けします」

株式会社グローカルアース代表のふじもんが、世界のリアルと日々の活動をお届けします。

「2016~2017プチ旅」 レバノン杉を見に行きませんか?

2017-01-27 13:46:40 | 日記
2017年1月27日。


「中東」とか「レバノン」というだけで、

私たちはその国や地域は「こういうところだろう」と決め付けてしまいがちではないだろうか。


こんな美しい雪山の景色があり、


こんなに趣のある街並みが広がっている。



優しい人々。

腹が減ったので立ち寄ったメシ屋のご夫婦。


笑顔で僕を迎えてくれて、とっても親切にしてくれた。


移動のために3回ヒッチハイクをしたけど、

あっという間に乗せてくれた。


危険な雰囲気なんて、微塵もない。

だけど、ここは外務省の渡航情報ではレベル3の場所なのだ。


レバノンに来たら、どうしても行きたかった場所。

それは、あのレバノン杉の群生地。


乱伐されたレバノン杉は、今や1200本しか残っていないという。


そこに向かうためにベイルートをバスで発ち、


「危険」だと言われているトリポリを経由して山の中へ。


美しく穏やかで、ベイルートとは全く異なる世界が広がっている。











レバノン杉の群生地まではタクシーで行くしかないというのだが、

「往復で20ドルだよ!」と言いやがる(笑)。


それはあまりに高すぎるので、ヒッチハイクで向かうことに。

サクッと乗せてくれたおっちゃん。


「俺の娘のダンナは日本人なんだよ!ほれ、写真もあるぞ!」

本当に日本人なのかは分からないけど、「ケンジ、ケンジ!」と言っていた(笑)。

とっても日本びいきで、優しいおっちゃんだった。


レバノン杉の群生地は、まさに雪の中に在る。






ちょっと先にはスキー場があり、リフトも見えた。



中東のレバノンにスキー場があるなんて・・・

日本人の僕たちにはなかなか信じられない。


これが見たかった。レバノンでは、絶対にこれに触れたかった!








子どもの頃から、「なんでこの国の国旗には木が描かれているんだろう?」

ずっとそう思っていた。

それがレバノン杉だと知ったとき、「いつかこの木に触れてみたい」と直観的に感じていた僕。

ついに、それを見ることができた。


ただの木々なんだけど、されど木々。

嗚呼、実は一人でメッチャ感動していたのでした(笑)!



群生地の前はこじんまりとした商店街みたいになっており、

お土産屋や軽食屋が軒を連ねている。






レバノン杉で作られたキーホルダーを買い、お土産屋のおっちゃんと色々遊んで(これがまたいいおっちゃんだった)、




再びヒッチハイクで麓街まで戻る。


世界に共通していること。


人々には、みんな「愛」がある。

いや、「愛」しかないよ。

僕たちは先入観で物事を決めてしまいがちだけど、

それはやっぱりいけないな。



人間が決めた情報で、ある特定の人間の決定で、

ここは「危険地帯」になっている。

でも、それって何なのだろう。


この美しい景色のレバノンの田舎は、

いつまでもいたくなるような、最高の場所だった。

温かい人々しかいなかった。

外務省を否定するとかじゃない。

だけど、ここが渡航情報レベル3の場所だなんて、

とても信じられない。


私たちは様々な情報に触れ、見、考え、判断をしているけど、

信じるべき拠り所は、いったい何なのだろう。



僕は極力、自らの五感で触れたもの以外は、信じ切らないように努めている。

参考にはする。でも、信じ切らない。

そう努めている。


世界は広い。そしてやっぱり面白い。


でも、今僕がここにいるこの場所も、そんな世界の一部であって、

僕も世界の一部である。


この美しいレバノン杉の思い出を忘れたくないと強く思った僕は、

綺麗な湧水をペットボトルに入れて、帰りのバスに飛び乗った。



藤本正樹(ふじもん先生)


ふじもん先生ホームページ
http://fujimosensei.com/

著書『中学教師が行く、無計画世界紀行』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00YO9OL3K/ref=cm_sw_r_tw_dp_9x5Bvb0HR324E
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