1554年に街として開かれたグアナファトには、
銀で潤った時代からの長い歴史が刻み込まれています。
豊かさは、美しい建物を生み、
文芸を育み、学問を根付かせました。
グアナファトは、別名「大学の街」といわれています。
街の中心に夜毎現れる吟遊詩人たち・・
中世スペインの衣装を身にまとった彼らは、
ほとんどがグアナファト大学の学生かそのOBたちです。
楽器を演奏し、美声を響かせ、彼らは街の歴史を伝えます。
街を練り歩き、人々はその後をついていきます。
歴史的建造物や謂れのある場所では立ち止まり、
その歴史を朗々と語ります。
グアナファト大学。
現在に蘇った中世の吟遊詩人たちです。
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