JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

National Sanatorium 国立療養所

2010年11月14日 | ロシア

National Sanatorium 
カリーニングラード国立療養所



旧社会主義国に多く見られる、
西洋医学とは違ったアプローチで疾病の治癒を目指す療養所です。





長期滞在型の施設で、むしろ保養所といった存在です。





ここでは、ハーブや泥などを使った
自然由来の治癒方法が効果をあげています。





療養所内には、治療を受けているという暗さはありません。



どちらかというと、
疾患を持つ人々の 『癒しの場』 といった雰囲気です。



興味深いのは、ここでアレルギーや皮膚疾患の治癒を目的に
『琥珀』 が使われていることです。

ヨーロッパでは、
古くより 『琥珀』 の癒し効果が信じられてきました。
(10月22日のブログ参照 )



所内には、『琥珀』 を全面に敷き詰めた部屋があり、
そこで治療が行われているそうです。
琥珀が発する大量のマイナスイオンが
弱っている細胞を活性化させる ・・
だから美容効果もある ・・ と説明を受けました。



この部屋が、その神秘的なパワーを持つ 『琥珀の部屋』 です。
しかし、残念ながら内部の撮影は許されませんでした。

さて、ナチスドイツによって 「エカテリーナ宮殿」 から
ケーニヒスブルグ = カリーニングラードへと
運び込まれた 「琥珀の間」 ・・
(11月9日のブログ参照 )

『琥珀の物語』 は、いよいよ最終章です。

jfk-world




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