JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

WHITE STAR SERVICE ホワイトスターサービス

2015年11月15日 | 国内旅
(20世紀初頭 オーシャンライナーのクルー )
19世紀前半から20世紀前半まで ・・・
つまり、航空機時代が到来するまでのおよそ100年間 ・・・
人々を熱狂させたオーシャンライナーは、
速さだけではなくサービスの質も競い合いました。
(11月14日のブログ参照 )


(20世紀初頭 オーシャンライナーの船内 )
生きた牛を乗せ、
ゲストに毎朝新鮮なミルクを提供する船があった
という逸話も残っています。


(1912年 イギリス サウサンプトンを出航するタイタニック
 10月29日のブログ参照 )
最盛期、大西洋には100隻以上の
オーシャンライナー (大西洋定期運行船 ) が
運行していたそうです。
そんな時代にタイタニックの悲劇が起きました。



タイタニックの運行会社は
『White Star Line ホワイトスターライン 』 ・・・


(オーシャンライナー カルパチア )
タイタニックの事故に際し、
真っ先に救援に駆けつけたのは、
ライバル キュナード ラインの
『Carpathia カルパチア 』 でした。

注: ホワイトスターラインは、キュナードラインにとって
   最大のライバル会社。
   キュナードラインの船名は、
   Britannia ブリタニア、Carpathia カルパチアなど
   『・・・ia 』 のスペルで、
   ホワイトスターラインの船名は、
   Britannic ブリタニック、Titanic タイタニックなど
   『・・・ic 』 のスペルで終わることが特徴。
   キュナードラインの
   クイーン メリー、クイーン エリザベス、
   クイーン ヴィクトリアは例外。



タイタニックの事故以降、ホワイトスターラインは衰退 ・・・
高い定評があった船内のサービス
「WHITE STAR SERVICE ホワイトスターサービス 」 は、
キュナードラインが受け継ぐことになりました。



キュナードラインは、
速さに加え最高のサービスを提供するノウハウを
獲得したのです。



『Getting there is half the fun
 移動の手段だけなら楽しみは半分 』
というモットーも生まれました。



それは、初代クイーン メリー、
そしてクイーン メリー 2 へと受け継がれています。
(クイーン エリザベス、クイーン ヴィクトリアにも )



サービス部門の最高責任者に話を聞きました。



クイーン メリー 2 のヘッドマネージャー
John Duffy ジョン・ダフィーさんは、
短く自信にあふれた言葉を ・・・

『She is the ultimate QE2 は究極です 』

jfk-world
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Blue Riband ブルーリボン賞 | トップ | Maritime Quest マリタイム... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国内旅」カテゴリの最新記事