エッフェル塔に程近く ・・
セーヌ川のほとり ・・
ラリックがパリで暮らした家が残っています。
(6月26日のブログ参照 )
ラリック自身の作品が玄関を飾っています。
アール ヌーボーの建物 ・・
自然との一体感が表現されています。
中から見ると、ラリック独特の半透明のガラスが、
外界と隔絶した静謐な空間をつくり出していることがわかります。
1900年頃 ・・
宝飾デザイナー時代のラリックの作品です。
鼈甲 (べっこう ) 細工 ・・
そして、当時ヨーロッパに広がっていた
『Japonisme ジャポニズム 』 に挑戦するなど、
果敢な創作意欲が窺えます。
(2011年10月11日のブログ参照 )
Francois Coty
フランソワ・コティ (1874年ー1934年 )
フランスの実業家。
香水で大成功を収める。
コティは、香水ビンのデザインをラリックに依頼した人物です。
以来、ラリックはガラス工芸家の道を進むことになりました。
1920年の作品
ベッドサイドランプ 『日本の林檎の木 』
ラリックの日本との関わりは生涯続きました。
(1月21日のブログ参照 )
1926年の作品
花器 『つむじ風 』
1927年の作品
花器 『バッカスの巫女 』
恋多き人物だったと伝えられるラリック ・・
官能的な世界観は、
そんな生き様を反映しているのでしょうか。
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