JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

小樽ガラスの変遷

2018年04月29日 | 国内旅

1940年代に最盛期を迎えた
小樽の漁業用 ガラス製浮き玉 の製造業は、
その後プラスチックが登場したことにより、
衰退の一途をたどりました。



小樽のガラス製造業者が
模索したのは工芸品への道です。



さらに、モチーフの多様化 ・・・



そんな努力の甲斐あって、



21世紀になると、
小樽の土産物としてのガラス製品は、



北海道の伝統的な木彫民芸品を凌駕しました。



また、「ザ グラススタジオ イン オタル 」 では、
ギャラリー&ショップから (向かって右の窓から ) 、



マエストロ の職場を見ることができます。



工房に入って、



もっと近くで見ることも ・・・



もちろん、ガラスづくりを体験することも ・・・



このことも、小樽のガラス製品が、
多くの人に愛されるに至った大きな一因だと思います。



いまではどこでもあたりまえになっている
ガラス工房見学とガラスづくり体験ですが、



実は、淺原 千代治さん こそが、



それまで閉鎖的だったガラス工房を
一般に開放した先駆者なのだそうです。



1300度の温度で命が宿るガラス ・・・



そして、 吹きガラス ・・・


(過去のブログより )
かつて取材をした ベネチアのマエストロ は、
『ガラスに息を吹き込む時、自分の魂を注入するんだ 』
と語っていました。



それにしても、マエストロはかっこいい ・・・

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