今年も三つ編みニンニクを持って、マルシェに2回参加してきました。
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前日は、リボンかけと計量で、部屋中足の踏み場もない状態です。
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ぐるんぐるんに巻いてしまったものは、普通のリボン結びは似合わなさそう。 悩んだ末、蝶ネクタイ風にしてみました。
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こちらも蝶ネクタイ。
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巨大スーツケースに荷造りして、マルシェに出発!
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こちらはヒルズマルシェ(7/30)。 でっかい輪っか、インパクトある飾りになるかも、と思ったのですが、如何でしょう。 (販促効果はありませんでした。この日はほとんど売れず)
若い男の子が、左上の逆さ雲竜型のを、「えらいかわいらしいですね」と言ってくれたのが興味深かったです。こういうのがツボのヒトもいるのね・・・。 (相撲のまわしについては言及がありませんでした)
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こちらは8/7。 トマトフェスタ、蒲田駅前です。 でっかい輪っかを上から吊してみました。
昨年もでしたが、ものすごい暑さでした。 覚悟はしていたとはいえ、厳しかった・・・。 (しかも、翌日の月曜は涼しくなってて、なんか悔しー)
とはいえ、気が紛れる程度には、お客さんがきてくれました。 約30房持っていったのですが、6時間くらいでほぼ完売(一房残った)。 平均すると十数分に一房売れたことになります。 皆さん「ニンニクって買っておいとくとフカフカになっちゃうのよ」と苦労されているようなので、保存法(粒ごと冷凍または刻んでオイル漬け)について一生懸命説明しておきました。 普段ロクに喋らない暮らしなので、ヘロヘロです。 でも、ひとと喋るのってボケ防止になるっていうしね!
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実行委員長の山代玉緒さん(声楽家)。 今年はサウンドオブミュージックから何曲か披露して下さいました。 例年、本来の美人さんぷりがうまく撮れないので、がんばって何枚も撮影しました。(KOHさん、如何でしょう?) 声楽は口も顔もよく動かすので、変な顔の瞬間が撮れてしまうことがあります。オペラ歌手を撮るスチルカメラマンなどは、きっとこの曲のこの歌詞の時がシャッターチャンス、とか研究しているのでしょうね。 (やはり母音がイの時に撮るのがいいのかな?)
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品数が減ってきたら、リースをスノコに移動させました。 で、3時くらいから、もぎとりサービスを行ってみました。 買って下さった方にハサミを渡して、「こんなちっこくて構わなければご自由にもいで下さい」と。 (で、なるべくゆっくりおつりを用意して、沢山もいでもらう作戦)
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(自宅にて再現映像) 夕方には、目があった人に、「買わなくても、もぎとり自由ですよ~」と声をかけてみたのです。 大阪だったら「あらほんま?タダならもらうわ」と大量にむしっていくおばちゃんがいそうですが、東京の人は上品ですね、ガシガシもいでいく人は全然いません。 ある女性二人組(親子かな)は、少し興味を惹かれたのか近くまできたので、もぎとるだけでもどうぞ~、とハサミを渡したら、年配の女性の方が何と一房買って下さいました(全然強引に勧めてないのに)。 また、(このクズ玉を)ほんの数個プレゼントしただけの方が、その後わざわざ引き返してきて、ラムネとあめ玉を「お礼に」と下さったり☆
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このあたり、 「囓られたトウモロコシの芯みたいになってるよ」とダンナサマ。
よく見ると、皮むきが簡単なはずの一球タイプが残ってるかも。みんなに教えてあげればよかった。
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こちらがヒルズマルシェの時の様子。 これと見比べると結構減ったかな?
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隣の野菜直売のところにきたおばあさんに、ニンニクは一個売りしていないの?と聞かれたので、この小さいのでよければ何個でも持っていって下さい、とクズ玉リースから数個プレゼントしました。
その後、隣のお店の店員さん(若いお兄さん)が、「おせんべい二袋ももらっちゃいました~☆」と。 ニンニクの分てことで、2件で分けっこ。(お隣は4人チームで私は一人なのに、ひと袋まるまる頂いちゃいました) 常連さんではなく、単なる初対面のお客さんなのに?と隣の方も戸惑い気味でしたが、嬉しいビックリでした。
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隣のお兄さんは、バクラバが気に入ったようで、最初に味見してもらったしばらく後、
「今買ってきたおかきか、もしくは甘いのでよければさっきのお菓子お代わりどうぞ」
と軽く勧めたら、
「ぼくこのお菓子好きです~☆」
と駆け寄らんばかりの様子で、嬉しくなっちゃいました。
(我が家でお菓子作っても、ダンナサマは興味を示さないし張り合いがないのです)
ニンニクを買って下さった人もさまざま。
男性客はとても少なくて、3人くらいかな。
一人はぶっきらぼうなおじさんで、上の写真にある蝶ネクタイつきのを含む2房を、ガシガシっと(ほとんど選ばずに)掴んでお買いあげ。
意外。
可愛い飾りには興味なさそうなタイプだったので、比較的お手頃価格のニンニクっていうことで買ったのかな?
それにしても、ニンニクの太り具合などもいろいろあるのに、全然チェックしないでいいのかしら。
男の人ってじっくりは選ばないのかしら・・。
もう一人は学生風の若い男性。
この時も何故アナタが・・?と思いつつ、少し質問があったこともありいろいろ説明しましたが、何で買ったんだろう。よく料理するんですか、とか聞いてみればよかった・・。
もう一人はサラリーマン風。
昨年も見かけた気がする人(買った人かどうかは記憶がないです)
女性もいろいろ。
すごーくうじうじ迷う方もいれば、サクサクっと数房選ぶ方も。
こういう飾りはいらないのよねえ、と言いつつ買って下さる方もいました。
昨年買ったという方がまた来てくれたのは嬉しかったです。
帰り、ヨロヨロしながら蒲田駅ビルのデパ地下でお総菜を買ったのですが、いやあ、プロの接客は違いますね。
「こちらのお品、三個入りならお安くなってますよ」というセールストークが、スラスラと流れるよう。
暑さでぽーっとして、息切れしつつ説明してる私とは大違いです。
トークのリズム感というか、間合いの詰め方が違うよなー、やっぱ。
■メモ・反省
・ニンニクはいつ植えていつとれるか、知らない人がとても多いようなので(そういえば私もそうだった)、配らないまでも、見せる用の簡単な説明資料があるといいかも。
・みんなニンニク保存に困っているようなので、専用のビラがあるといいかも。
・やっぱり大玉の、しかも六片種が好きなひとが多い模様。
(アメリカには何十種類もある、と聞いて、私などは全部試してみたいと思うけれど、「粒が多いからイヤ」と興味を示さない人も多いのだろうな・・・)
・トマトフェスタの場合、長机上に斜めに置く方法があるといい。
・くず玉リースをもぎ取りサービスにしたのは、割とよかったかも(結構片付いた)
・特に子供に楽しんで貰えるかも、と期待したけれど、子連れの人は意外と通らなかった。
(そういえば昔、「さわらないで!臭くなるから」という親もいたような。今の子は大事にされてるなー)
・おばあさん世代は、今度は、屈んだり、ハサミを持ったりするのが面倒のようだった。
・品種ごとに、特徴や味が説明できるとよいなあ・・・。育ち具合が違うのは明白なんだけど、味は・・・。
今度ちゃんと味比べしてみるかな・・・。
・ここ2年、作柄が悪いので、来年はニンニクの品質を上げたい。
(土作り、がんばる)
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お隣の野菜屋さんから聞いたのですが、こういうマルシェに出している生鮮野菜は、特に夏期は、展示しているだけで傷むため、売れ残ったら廃棄だそうです。手間暇かけて育てて、綺麗に袋詰めしたものが全てムダに・・・。
都会のみなさん、もしこういうマルシェを見かけたら、是非買ってあげて下さい。
(出店料や交通費もばかにならないので、売れ残りが多いと、出店するのも段々つらくなってきてしまうのです)