採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

フキノトウ初採集(2013/02/20)

2013-02-21 | +きのこ以外

昨日今日と、日差しは強いけれど、寒いです。
昨晩の天気予報でも、寒さにご注意、ということを言っていました。

「一年で一番暖かい服装を、迷わず選んで下さい」

ですって。
日差しの強さに惑わされずあったかい格好を、ということかな。

「迷わず」って言われちゃったし、今日はもっこもこに厚着しています。
(天気予報キャスターも、まさかここまでするとは思っていまい)

で、もこもこのまま車に乗ったら、日差しが強いもので暑くて汗をかいてしまいました・・・・。


 
 

霜柱

こんな霜柱が立つくらい(2/18)寒いですが、そろそろMyフキノトウスポットをチェックしに行かねば。

飛び抜けて早く出てくる場所があるのです。
以前見付けたとき(2011/03/09)は育ちすぎだったので、早めにパトロール。 

フキノトウ

やった☆
まさに食べ頃の育ち具合です。

1個だけ写真を撮って、あとは夢中で摘みまくり。 

フキノトウ

どっさり☆

この場所は、南向きビルの足下です。1階ベランダが庇のように突きだしているため霜があたらず、また日当たりはいいけれど寒風も弱まって、毎年とても早い時期にフキノトウが出てきます。

収穫後ぶらぶらしてみましたが、他の場所には全然気配なし。 

花

たまには花の写真でも。
スノードロップだと思います。  

花

クロッカスかな?

ツグミ

つぐみん(ツグミ)発見!
「とりぱん」では弱っちくてトロいキャラとして描かれていて、すっかりそのイメージです。
 

コガラ?

針葉樹の木立の中を歩いていたら、踏み出した足の30cmくらい脇からばさばさばさっと、ほぼ垂直に舞い上がるものが。
コガラのようです。
地面で何かを拾っては、樹上に上がってそれを食べ、また地面に戻る、ということを繰り返していました。
物怖じしない鳥のようで、私がいても気にせずに、かなり近い場所でせっせと飛び上がったり飛び降りたり。 


ところで、フキノトウには雄株と雌株があるそうなのです。
先日教えて頂いて、初めて知りました。
雌花の方が苦くないとか。
全然知りませんでした。
今度じっくり写真を撮ってみます。

●雌株特徴
・蕾の状態の頭状花は、やや縦長で、配置にはすき間があるように見える。(しいていえばレンゲの花風)
・すっかり開花した状態で、白っぽくてモサモサ毛羽だった感じ。
・花弁らしきものは見えず、白い糸状の雌蘂の花柱がびっしり生えているように見える。
・頭状花(螺髪のひとつぶに相当する部分)のがくの中を覗き込むと、5つに分かれた花冠を持った、両性花(不稔なので正しくは中性花)が数個ある。
・食べると苦さは雄花より少ない。
・最後は、タンポポのような綿毛が出来る。

●雄株特徴
・蕾の状態の頭状花は平べったく、みっちりすき間無くドーム状に並んでいる。
・すっかり開花すると、黄色っぽい。
・五弁の星形の花(両性花)が見える。
・花弁中央に、長い棒状の雌蘂が突きだしている。これは花粉を飛びやすくするための雌蘂で、受粉能力はない(なので機能としては雄花)。
・食べると(雌花より)苦い。


■参考情報
フキの雄花と雌花
フキの花の分解写真や解説が沢山あります。

フキの雄花と雌花
フキの花の接写、各部位の模式図など。

フキの雄花と雌花
すっかり開いた雄花と雌花の写真があります

フキの雄花と雌花
フキノトウや開花、トウ立ちなど各段階で雄花と雌花の比較写真があります。
 
■過去記事
フキノトウ2012
2/22に初採集。グッドタイミングでした。
(覚えていた訳ではないけれど、2013年もほぼ同じ日)

フキノトウ2011
 
Myフキノトウスポットでの初採集。
育ちがよすぎて3月9日に見に行ったらすっかりにょきにょき伸びきっていました。(でも無理矢理摘んで食べました)

フキノトウ2009 
ナワバリで初めてみつけたフキノトウスポットでした。
2011年以降とは違う場所で、もっと小粒のものしか生えていませんでした。
この年は、極小のものを3月7日に摘んでいました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (川越)
2013-02-22 08:24:39
うちのほうでもそろそろかと思い、いつものところに探しに行きましたが、まだ出ていませんでした。ちょっと土の中を見てみたら、膨らんでいるのであと少しのようです。それにしてもたくさん採取できましたねぇ、いいなぁ。雄株と雌株って知りませんでした。今度はちょっと気をつけてみて見ます。
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フキノトウ (かやねずみ)
2013-02-26 00:14:59
私もそろそろかな~と思い、探索してみましたが気配もありませんでした。木に水が回るのも遅いし寒いのですね。大漁で?うらやましいです。
雄株と雌株、そう言われてみれば!!でした。

「とりぱん」ファンです。最近は百舌とジョウビタキとシメを目撃いたしました。つぐみんは近所の固定客ですね♪
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雄株雌株 (●川越さま~Fujika)
2013-02-26 17:17:01
明日は雨らしいので、一気にふくらんでくるかもしれませんね。
今日も少し探して気づいたのですが、雄株は雄株だけ、雌株は雌株だけで群生するのかもしれません。
混ざっては生えないような?どうなんでしょう。
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和風美人 (●かやねずみさま~Fujikaさま)
2013-02-26 17:19:43
和風美人のシメですね~。いいなー。
実物はどんな感じなんでしょう。
鳥が目に(耳に)入るようになったのは、つい最近です。
夕方などキェーって鳴いているのはヒヨドリですよね。昔は知識がないために、聞こえもしませんでした。
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