ダンナサマが九州の出張に行ってきました。
帰りは福岡空港だったそうで、買ってきてくれたおみやげはこちら。
石村萬盛堂の銘菓鶴乃子。 |
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中には紅白のたまご~☆ |
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マシュマロの中には黄身餡がほどよい分量、入っています。 |
こういったマシュマロ+餡というお菓子は最近あちこちにあったりします。
類似品はここ数年のうちには食べたような気がしますが、本家は、だいぶ久しぶり(10年以上?)。
真っ白な卵形のマシュマロは、なんとも可愛らしくて、ふわふわでサラサラの食感は赤ちゃんのほっぺのよう。
ずっと、もにもにしていたいような気持ちよさです。
ぱっくり食べてみると、柔らかくて滑らかで、そして思ったより甘くない!
ここ数年で食べたマシュマロの中でも、ピカ一の上品さです。
中にはコクのある白あんが。(→黄身餡でした)
(創作和菓子系でよくあるような)バター風味はないものの、マシュマロ部分の味と、よく合います。
白と黄色は、まさにたまごのイメージです。(←ダンナサマに言われて漸く気づいた)
総合的に、すごく丁寧に作られていて、良くできているお菓子だな~と思いました。
実はこの鶴乃子はダンナサマの思い出のお菓子。
まだハイハイをしている位のとき、お母さんの長期入院に付き添って、自分も病院に泊まり込んだりしていたそうです(本当はダメだったところをちょっと特別に)。
可愛いぼうやは看護婦さんたちのアイドルで、それはもう、ちやほやしてもらったそうです。
で、お見舞いのお菓子の中で、一番のお気に入りがこの鶴乃子。
しかも楕円の箱入りがよくって、四角い箱入りのはダメだったのだそう。
ぼうやのお気に入りなので、来客のお見舞いは大抵これ。
頂くと、ぼうやがしっかり抱え込んでだいじだいじに保管。そして、お気に入りの優しい看護婦さんには、
「はい、あげる!」
と、えり好みしてプレゼントしてたとか。
(ダンナサマ自身は朧気にしか覚えていないようだけれど、お母さんによく聞かされたそうです)
思い出のお菓子なので、大人の味覚で再確認するのもためらわれて、久しく買うことはなかったとか。
今回久々に買って食べてみて、
「なんだ、美味しいじゃん」
と驚いていました。
思い出が壊れなくてよかったです。
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