採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

えびのパスタ

2006-08-28 | +お客さんの日
8/26(土)、実家に行ってきました。
エビカレーでもするかな?と思ってレトルトカレーソースを家から持参し、冷凍のエビを買って持って行った。

ダンナサマが好きではないのでエビを買うことなんて、結婚して以来はじめてではないかしら。
ということは処理の仕方もよくわからないということ。
母を当てにしてモザンビーク産(モルジブだったかな?「も」で始まるどこか遠くの国・・・)のあかざえび12匹(980円)。でも本当のアカザエビは日本近海特産らしいのでモドキだな。

生なのにサーモンピンクで頭が大きくて、殻がかたく痛そう。爪のところがやや大きめだがいわゆる手長エビほど手が長くない(写真をとっておけばよかった)。

結局日曜日のお昼ごはんに多彩なかたちで登場(母に大感謝)。
・塩焼き4匹
・生(醤油つけて1匹とレモン・オリーブオイルで1匹)
・パスタ(8匹分の殻からとったスープと6匹分の身使用)

塩焼きおよびパスタが絶品でした。
生2種も、味が全然違っておもしろかった。
刺身で食べると甘~いけれど、レモンをかけるとぷりっと身がしまって、何故か甘さを感じなかった。

パスタは、おいしいダシの出る食材を沢山投入した。多すぎるくらいかも。
・エビ
・ポルチーニ茸オイル漬け、エリンギ(生)
・ミニトマト
・黒オリーブ(トルコ食材店で買った種入り。塩水漬けなのに果肉に油分を感じる味の濃さ!)
・母の手作りバジルペースト
・トッピングにハルミチーズ(トルコ食材店で買ったしこしこした白いチーズ)

オリーブオイルでニンニクを炒め、そこにエリンギおよび先日作成のポルチーニ茸オイル漬け、生のミニトマト8個、を炒め、エビ殻を煮出したスープを注ぐ。白ワイン少々を入れて煮立たせる。
パスタがゆであがる直前に黒オリーブ、エビの身を入れて火を通し、スープがまだかなりしゃばしゃばした状態のところにパスタを投入。
最後にバジルペースト(母作)少々を加えてよくまぜてできあがり。
(スープはパスタに吸われてしまうので、スープパスタにはならない)
ハルミチーズを小さめに刻んでトッピング。

えびの身は加熱したらとても小さくなってしまって、存在感がなかったが、殻からでたダシが実に美味しい。魚介のうまみはすごい。

食べていると時々あたる黒オリーブも塩気が効いていてしかも味も濃くて(種抜きオリーブとは大違い)よい。トッピングのハルミチーズも風味がよくあう。
大成功!

パスタはきっちり塩味をつけないと味がぼやけてしまうけれど、そうすると後半飽きてきたりしますよね?
全体を薄めにして、ポイント的にしょっぱいもの(オリーブとかチーズとか)を使うのはいい方法かも。味にメリハリがつく。
偶然集まった食材ばかりなので、もう一度同じものをつくるのは難しいかもしれないけれど、こんなにおいしいパスタ、また食べたいものだ。


実は難がひとつあって、パスタがブラジル産だったこと。
セモリナ粉100%ではなくて、小麦粉とタピオカ澱粉が混ざっていたのだ。
言われなければわからないかもしれないけれど、わずかに歯にくっつくような粘りがあって、イタリア産とは違う気がした。


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