採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

オレンジとドライマンゴージャム

2009-03-18 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
少し前のことになりますが、タロッコオレンジ(ブラッドオレンジとも)の落果したというものを分けて頂きました(かずさんありがとうございます!)。
商品価値はないとおっしゃっていましたが、しっかりした酸味でとても美味しいです。輸入ものだとたまに(頻繁に)ハズレがあったりしますが、すっとずっと美味!全部食べてしまいそうになりましたが、記念にママレードにしてみました。

今回は、果肉を粉砕し、漉したタイプのママレードです(ママレードの記事はまた別途)。となると、残るのはモロモロしたカス。
(最近私のブログにはこのカスのことがよく出て来ますね。だって捨てられないのですもの)

まだオレンジの味もするし勿体ないので、何か美味しく変身させられないものか。
ふとひらめいたのが、ドライマンゴー。
ダンナサマがシンガポールでおみやげに買ってきてくれたのですが、タイのものとは違って酸味がほとんどありません。味は濃いのだけれど、そのまま食べるには・・・・。

成分が濃縮している、このドライマンゴーと、エキスが大分減ってしまったオレンジ果肉のモロモロ、合わせたら丁度よくなるのでは☆

早速実験してみました。

■■オレンジ果肉とドライマンゴーのジャム
■作り方
(1)オレンジ果肉(のカス)を圧力鍋で煮る。
皮と違って歯ごたえを残す必要もないのでやや長め、7分くらい。火をとめたあと、急冷せず放置(他のことやっていて手が回らなかっただけなのだけど)。
ふたを開けてみると、モソモソした感じがなくなり、柔らかくなっています。
・・・・例えるなら・・・・・おかゆみたいな感じ(オレンジ味が薄いせいもある)。とってもびっくり。
オートミールに混ぜたらどうかな、など妄想が膨らみます。
(2)ドライマンゴーをなるべく細かく刻む。ふやけると大きくなるため。
(3)刻んだマンゴーを、煮えた果肉に投入。ここで1晩おく(ドライマンゴーが丁度良くふやける)。
(4)適宜砂糖、レモン汁等を加えて煮て、出来上がり。

2009/3/10 ごく細かく刻んだドライマンゴーがふやけて大きくなっています。
オレンジ色同士の組み合わせがなかなかよいと思うのだけど。
2009/3/10作ブラッドオレンジとドライマンゴージャム 3個出来ました。

2009/3/10作
オレンジとドライマンゴージャム
(ブラッドオレンジ果肉、ドライマンゴー、Bigレモン果肉、果糖、レモン汁)
2009/3/10作ブラッドオレンジとドライマンゴージャム

マンゴーの粒々感が、ママレードの皮のような食感ではないかと思います。
「カス」利用だなんて思えないほどだと思うのだけれど、どうかなあ。

「これよかったら食べてね☆」と言うときの視線が左ナナメ上を向いてしまいそうな予感は、する。うむ。



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