お友達のカノンさんから、貴重な和菓子を頂いたのでご紹介します。
その名も「爾比久良(にいくら)」。
これまで雑誌などでも全く見たことのないお菓子でした。
先日カノンさんのブログで紹介されていて、これはいつか、と思って製造元大吾のお店の住所(練馬区大泉学園)をグーグルマップに登録したところでした。
それがこのたび我が家へ☆
(カノンさん、ありがとうございます!)
|
ひと箱に、2個入り。 このひと箱、かなりずっしりしています。 中にはかなり大きな直方体の塊がふたつ。6cm×6cm×4cmくらいあります。 包み紙は角ばっているけれど中身は丸いのかな?とつついてみましたが、角までみっちり中身が詰まっています。
|
|
しおりによると、聞きなれない「爾比久良(にいくら)」というのは武蔵風土記に記載されている、古い地名とのことです。 工場のある埼玉県新座(にいざ)市あたり。 そうか、新座=にいくら か!
昭和天皇訪米の際の手土産として選ばれたものだとか。 こちらのサイトを見ると、戦後、昭和天皇が訪米したのは昭和50年の1回のみ。このときかなあ。 おつきの人、いったい何キロのお菓子を運んだのでしょう。 工場の人たちも、献上とあって、製造にますます精が出たことでしょうね・・・。
余計なお世話ですが、賞味期限がそんなに長くないお菓子なので、期限内に配れたのかちょっと心配(勿論計算済みで大丈夫なものを選んだはずだけれど)。 (あと、これ以外の時の、皇族や要人の海外訪問の際に何が選ばれたのか、とても興味があります。公開されていないのかしらん)
|
|
さて、包みを開けてみると、ぴっしり四角いお菓子が。何とも潔い形。 羊羹とも、おまんじゅうともまた違う重量感があります(比重が均一なかんじ)。 黄身羽二重時雨餡主体のお菓子だそうです。
しおりによると、対角線で切って4等分するといいようですので切ってみます。 ナイフが入る、みっしりとした質感が、なんとも言えず快感。 すっぱり綺麗に切れます。
|
|
対角で切った断面はこんな感じ。 クリーム色の中にこしあん、そして栗がまるごとひとつ! (栗の固さが、餡にほぼ近いというのもミソですよね。もし栗が固かったら切る際にぼろっと崩れてしまいます)
更に半分に切って頂いてみました。 バッテンにカットすると、直角二等辺三角形になって、尖った角からかじりやすいです。 (もう一個は試しに十字に切ってみましたが、キューブの形状だと、おおきな口でかじる必要があります。 しおり通りにバッテンに4分割、またはさらに切って8分割が食べやすい気がしました。)
4つに切っても、手で持つとなんともいえないずっしり感があります。 らくがんなどとは違って、パサパサ・ポソポソせず、しっとりとした食感。 そして、かたまりをかじったつもりなのに 口のなかでホロリとほどけて消えて、夢のよう。 なんと上品な黄身餡・・・! もともと黄身餡は大好きなフレーバーなのですが(ひよこまんじゅうとか桃山とか)更に栗まで入っているなんて~☆きゃ~。 栗甘露煮も甘すぎなくてとても美味しいです。 至福のお味でした。
通常の黄身時雨は、白あんと、白あんの10%の卵黄を混ぜて加熱してから裏漉し、更に白あんの1%弱のもち粉と上新粉を混ぜ、丸めたこしあんを包んで蒸して作ります。そうすると、丸くて表面がひび割れた黄身時雨の出来上がり。(参考サイト) これは、出来上がりがひび割れないように、型に入れたまま蒸すのかな? 型から綺麗に出すのはどうやっているんだろう・・。 作り方は、謎です。
大ぶりでゆたかな気持ちになり、なおかつ上品で品格があるお菓子なので、進物にもふさわしいなあと思いました。 お店には、各種サイズの化粧箱があるようです。
ネットショップはないようですが、有名デパートに曜日限定で入荷するほか、電話注文で地方発送もやっているようです。 保存は冷蔵または冷凍も可。
|
|
原材料は、砂糖、白いんげん、卵黄、栗、小豆、水あめ、食塩、ビタミンC、クチナシ色素。
この爾比久良には黒糖バージョンもあるようです。そちらは、中の栗は渋皮煮。 それもまた美味しそう。
今度、黄身時雨、作ってみようかなあ・・。 My栗ペーストがあるのだけれど、栗と卵黄を混ぜた栗黄身餡ってどうだろうか。味的に。 合わないことはない・・よね? 今度試しに・・。
|
換気扇はともかく、ガスコンロと冷蔵庫は切実ですよね。
ガスオーブンが、挙動があやしげな割にはかろうじて動作しています。次のやつ(電気)、買ってしまったので、邪魔です。
壊れたり、調子悪かったりで、先日新しい温風ヒーター買いに家電売場を見てたら、炊飯器とか、温風ヒーターとか、けっこうお安く買えることがわかり、テンションがあがってます(笑)
冷蔵庫はよく吟味して買いたいですけど、炊飯器はご飯炊ければいいし、電気ポットも、お湯が沸けばよいので(笑)温風ヒーター、昨年買ったヤツが半額でしたけど、すぐ壊れたので今回は違うメーカーにしました(笑)
そうそう、大吾のにいくらですけど、最後に食べたのが確か10年前くらいです。どんな味かもう思い出せない…
大吾、行ってきます(笑)
東京を自転車でぶらぶらしたら楽しそうですね。いいな~。
栗入りどら焼き、いいですね!おいしそう!
母が上手にどらやきを作るのですが、研究用に一緒に味見したいものです。
ところで、家電がいろいろダウンされたとのことでしたが、初売りなどで交換されたかしら☆ おニューを楽しんでいらっしゃるかなーと想像しています。
大吾の栗入りどら焼も劇うまですよ。
自転車で15分、かからない距離のところにあります(大泉学園)
デパートのほうはすぐ、売り切れちゃうみたいですね。ずーっと前に食べた時、栗とか、あんことか入ってたと思うんですが、記憶にない(-_-;)久しぶりに食べてみたくなったので、年明けに買いに行ってみます(笑)