先日、近所の農産物直売所に行ったらとても立派なパプリカが売っていました。
畑にも植わっているけれど、もっぱら緑のうちにピーマンとして利用してばかり。
(しかも小さい)
(ちょっとくやしいけど)買ってしまいました。
先日来『プリザービング』を読み直していてみつけた、パプリカのオイル漬け、というものに、初挑戦!
■■パプリカオイル漬け
(保存食というよりはすぐ食べるオイルマリネという感じ)
■作り方
(1)コンロにやや遠火になるように網を置き(火興しのフタを置いてその上に網)、丸ごとのパプリカを時々向きを変えながら焼く。(石綿付き焼き網が欲しい)
表面が黒く焦げるほどまで。
この焦げた部分は、ツルツルの表皮が果肉から剥がれたということ。
左手の火バサミで網を固定、右手のお箸でパプリカを転がしました。熱いので注意。
(2)全体が柔らかくなったら、お皿にキッチンペーパーを置き、ボウルなどをかぶせて蒸らす。
(3)しばらく蒸らしたら、温かいうちに皮を剥く。
(4)切り開いて、種やスジ、ヘタを取り除き、適宜切り分ける。
ここに、ワインビネガー(もしくはレモン汁)少々、塩、胡椒をして馴染ませる。
(5)パプリカから水が出ていたら、それは切って、お好みのハーブと一緒に瓶に入れ、オイルを注ぐ。
今回はタイム、ローリエ、ニンニクを少し入れました。
味を馴染ませるため常温で数時間(~1日)おき、それ以降は冷蔵庫保存がいいかも。
漬けてあったオイルは勿論使えます。
焼けたパプリカ。 焼けるとぷわぷわ皮が浮いて、それが黒く焦げます。 | |
皮を剥くと、中身は無事です。 | |
オイルに漬けたもの。 |
昨晩、バゲットに添えて少し味見してみました。
お、おいしい!
みずみずしくて甘くて、パプリカの味が濃厚です。
生パプリカのサラダとかも美味しいけれど、これは別物です。
ワインビネガーの量がよく分からず、小さじ2程度にしたので、酸味はあまり感じずパプリカの味が勝っていました。
酸っぱいのが好きな人は、もっと入れてもいいでしょうし、食べる際にバルサミコ酢で風味付けしてもいいかと思います。
もっといっぱい作りたいかも!
長期保存するにはどうしたらいいのかな?
焼いたパプリカを、何らかの方法でもっと乾燥させるとよいのではないかな。
平らに整形してピチットシートで脱水したらどうだろうか。オーブンや天日で乾燥という手も勿論あるけれど。
あと、酢や塩をやや強めにし、タップリのオイルに浸せば大丈夫かしら
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