ダンナサマがインドネシアに出張に行って、珍しいフルーツを食べたよ、と写真を撮ってきてくれました。
正体不明なものなので、もし何かご存知の方がいらっしゃいましたら、是非情報お願いします!
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ピンポン球よりやや小さいサイズ。 丸くて肌色のものはドゥク。 私も以前食べたことがあります。
緑色で細長い方は、名前不明。 初めてみました。
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上がドゥク。 ライチよりもなめらかな薄い皮を向くと、ライチやランブータンのようなゼリー状の果肉が現れます。 果肉はマンゴスチンのように5,6房に分かれています。 ぷにぷにして柔らかいグミのようで、果汁は滴らないです。 味は、カルピスウォーターのような、ハイチュウヨーグルト味をごくごく薄めたような、というか。うっすらした甘酸っぱさです。
緑の方。 ヘタの方から殻を剥くと、ちょっと空洞になっていてその向こうに種の一部が見えます。 全部皮を剥くと、つるん、と一体化した果肉が現れます。 表面はぬるぬるというかつるつるというか、指が濡れる感じ。 (ドゥクの方はそんなことがない)
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上がドゥク。 中心部に綿状のものがあります。 種は、それぞれの房に一つずつあり、大半がシイナですが、1個くらい大きめの種があります。 種は噛むと苦いので、周りのゼリー部分のみ、軽く噛んで食べる必要があります。
緑の方は、真ん中に大きな種。(ドゥクよりはライチに似ているともいえる) 果実の大きさは似通っていますが、可食部はドゥクよりだいぶ少ないです。 で、これの味ですが、「マーガリンみたい」ですって。 さほど甘くも酸っぱくもなくて、微妙に脂っぽいような味がする、とのこと。ううむ。ナニモノ。 (脂っぽいということは、アブラヤシの実かしら?と思って検索してみましたが違いました)
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緑の方の、中心の種。 枇杷の種くらいのサイズです。 インドネシア人によると、この種も食べられるのだそうです。 「どうお?」と数個持って帰ってくれたのですが・・・・。 茹でたらいいのか、煎ったらいいのか・・・???
そうだ、播いてみたら正体が分かるかしら? (とりだしてしばらく経っているので発芽能力はもうなさそう)
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業務連絡:
ダンナサマへ
このページをインドネシアの人にメールで知らせて、この緑の実の名前を教えてもらってちょ。
さほど美味しくないとはいえ、気になります。
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■参考情報
ドゥク Dhuku Wikipediaジャワ語
たぶんリュウガンかと。
リュウガン、台湾で見たのとはちょっと違いますが、品種が違うリュウガンかもしれませんね。
いつも貴重な情報をありがとうございます!
実はインドネシアで初めてdukuが売っているのを見て、むしろランサという言葉の方を知りませんでした。
こちら
http://papagyu.exblog.jp/19082295/
によると、
(A)総称ランサLansium domesticum Corrêa
(a)ランサ系 langsat
(b)ドゥク系 duku
(c)中間系 duku-langsat
と分けられたりするようですね。
Wikipediaのインドネシア語(Bahasa Indonesia)版だと、学名
Lansium domesticum Corrêa はDuku という項目名で、オランダ語版だとLangsatという項目名になっていました。日本には西洋経由でランサという言葉が入っており、インドネシアではdukuをよく使うのかもしれませんね。
中間系の一品種であるロンコンlongkong(dokong)は甘酸っぱくてものすごく美味しいらしいです。
いつか食べてみたいです!
ぼく 大好き ばくばくたべてました
新鮮じゃないと、美味しくないのが難点
それとね南国なのに、そのフルーツ季節物ですw
2ヶ月ぐらいだったかなぁ
kurinkenのが恰好良くてね
都会はクリンケンってよびますね
都会後いっぱい おなかいっぱいでしたね
この記事の、緑の方もduku、もしくはクリンケンなのですね!?
肌色の方はdukuという名前で売られているのを見たことがありますが、緑タイプもあったとは。
でも、ライチとロンガンより、もっと違いますよねえ。
クリンケンは、想像できる綴りをみんな検索してみましたが、画像検索ではヒットしませんでした。インドネシアではまだインターネットがメジャーじゃないのかしらん・・。